遊戯王ゴーラッシュ23話の感想です。
前回のあらすじ:新職業『デュエル吟遊詩人』
目次
888万人分のタダ飯食い
パーロン城から逃げ出して落ち着いた王道兄妹、遊飛は宇宙埋蔵金について遊歩に問います。
宇宙人が隠した埋蔵金があるという都市伝説があったみたいですが
遊歩はそれが本当にあるものだとロヴィアンに会って確信した様子です。
そして同時にロヴィアンも宇宙埋蔵金を狙っているに違いないと考えています。
いやぁあの怒りようからしてあんまりそんな事考えてなさそうな気もするけどどうなんでしょう。
ユウディアスを助けるまでは地上には戻らないと決心した遊飛。
しかしまた無策でパーロン城へいくわけにもいきません。
そこでボチの案内で地下のさらに地下にあるちかちか街を経由して侵入する事になりました。
いかにもアングラって感じの場所ですが独特の活気があって楽しそうですね。
様々なお店が並んでいてどれも美味しそうです。
ボチはマニャに拾われる前はここに住んでいた様子です。
もしかしてマニャとの出会いもこのちかちか街だったりする?
そんな3人と一匹ですがいい匂いがするつけ麺屋に引き寄せられます。
期間限定で最初の一杯は無料という甘言もあり腹ごしらえとして食べに行く事にしました。
店はかなり清潔な様子でマニャも称賛しているとかなり優良なお店の様子、
そして4人それぞれでつけ麺を注文していると店主は1人しかいないのに
凄まじい手際の早さであっさりと4人分を用意します。
味も素晴らしいようで皆して夢中で食べておかわりまで注文しています。
・・・が、実はこれは店主の罠。
自分の料理で夢中にさせて麺タル崩壊させて食べ続けて足止めさせようという作戦のようです。
いや作戦と呼ぶにはとても正攻法かつ平和的な手段ですね。
しかし店主の予想を超えるほど大量におかわりの注文がやってきます。
実は最初の一杯以外はバリベルギャー号にいる888万の同胞に食べさせていたのでした。
しかも「最初の一杯は無料だよね?」という理屈で888万人分全部食べさせようとしています。
こいつら相当な迷惑客です。
さすがにこれは店主もやってられるかと激怒、
ゴーハ・ユウナの子分である大森麺ジャブ郎の正体を明かして力づくで足止めをしようとします。
それに相対するのは安立マニャ、あんさんの麺は旨いけど華がないんやと。
かつて主演を演じたという潰れる寸前だったつけ麺屋を救い刺客達を次々を倒したという
天才少女「ナルトの華子」の役になり切っている様子です。
こうしてマニャVS麺ジャブ郎のラッシュデュエルが開始されました。
一流芸能人安立マニャ
先行はマニャ、ドロー。
スープの精とデミグラ・ヴァルキュリアを召喚し、カードを伏せてターンエンドです。
食べ物関係のお水モンスターをマニャも使用してきました。やっぱり炎属性水族です。
麺ジャブ郎のターン、ドロー。
火麺貴族ツケマロと火麺貴族シルマロを召喚してリリース。
火麺魔汁ツケ・メンディウスをアドバンス召喚します。こちらは水属性炎族です。
はい、明らかに仮面魔獣デス・ガーディウスのパロディですね。両手に替え玉持っています。
手札を1枚デッキに戻し、さらにデッキから2枚墓地へ送る事で
貫通効果を付与しつつさらに墓地から装備魔法「激辛化の火麺」を回収して装備、
攻撃力を800アップさせます。ロヴィアン盗賊団は皆装備魔法を持っていると考えてよさそうですね。
スープの精を戦闘破壊してダメージを与えてターンエンドです。
マニャのターン、ドロー。
魔法「天使のもろこし」によって2枚ドローして1枚デッキに戻します。
そしてヴァルキュリアの効果で墓地の味噌の踊り子を手札に戻して召喚、
2体リリースで美食の神童ディアン・ケトをアドバンス召喚します。
今回はいかにも金持ちのお嬢様って感じのディアン・ケトになっています。
さらにフィールド魔法「グルメトロポリス」を発動し
ライフを1000回復しつつお互いの表側の魔法×300攻撃力をアップさせます。
装備魔法とフィールド魔法がそれぞれ1つずつあるので600アップです。
そして魔法「水割り」によって麺ジャブ郎の装備魔法を破壊、
攻撃力上昇をなくした上で攻撃して戦闘破壊します。
マニャはこれでターンエンドです。
さっき食べたつけ汁の味を当てて見ろとマニャに問う麺ジャブ郎。
それに対してマニャは次々とつけ汁に使った具材を正解していきます。
これは一流芸能人の貫禄十分ですね安立マニャ。消される側ではなく消す側です。
驚愕するものの隠し味までは分からないだろうと麺ジャブ郎は強がっています。
トロッコで来た
麺ジャブ郎のターン、ドロー。
ツケマロとシルマロを召喚し魔法「仮面魔汁の湯切り式」を発動、
ツケマロとシルマロをリリースする事でマスクド・ヘルシーザーを特殊召喚し
更に攻撃力を700アップさせます。
カオス・ソルジャージと同じように疑似的に儀式召喚を再現している形ですね。
さらに魔法「激不味化の火麺」によってディアン・ケトの攻撃力を
ヘルシーザーのレベル×200、つまり1600ダウンさせ
装備魔法「暴食化の火麺」によってヘルシーザーの攻撃力1000アップさせます。
万事休すといった状態ですがマニャはボチとアイコンタクトを取り時間稼ぎをしようとします。
そして先ほど問われた隠し味の答えがブロッコリーの芯だと指摘、見事に正解します。
どうやらつけ麺の具材にブロッコリーが入っていた事から察しがついていた様子。
食材を無駄なく利用する料理人の鑑ですね。
そして回想が入ります。
麺ジャブ郎はかつてお店で働いていたユウナに味噌漬け麺を注文しました。
そうしてユウナが振舞ったつけ麺は・・・
うん、ボチも言ってたけど改めてツッコミ入れさせてもらうね。
断じてつけ麺ではない
この料理を前にして麺ジャブ郎は忘れられない衝撃が走ったそうです。まあ忘れられないでしょうね。
それはそれとして合計4200となったヘルシーザーの攻撃によってディアン・ケトは戦闘破壊、
マニャのライフは0となってしまいました。麺ジャブ郎の勝利です。
麺目を保てたと安心する麺ジャブ郎に相手の腕を讃えて負けて本望だと言うマニャ。
しかしマニャが負けた時にはもう他の皆の姿はありませんでした。
時間稼ぎをして皆を逃がす作戦にシフトしていたのです。
まんまとしてやられた麺ジャブ郎でした。
そしてその隙に遊飛と遊歩はパーロン城に潜入、
ユウディアスTシャツを入手してそのまま脱出する事に成功しました。
この時にやっぱり配下の1人が意味深な様子を見せています。
Tシャツは取り戻せたものの既に終電が過ぎ去った後で途方に暮れる一同、
しかしそれを察してかマナブとニャンデスターががトロッコを漕いでやってきてくれました。
そして遊飛とボチの2人でトロッコを漕いで帰還します。
こうしてみるとやっぱり遊飛、力自慢な描写がちょくちょく出ていますね。
一方で遊飛と遊歩を取り逃した事でユウナに怒られている麺ジャブ郎。
ですがロヴィアンはあとは例のものを見つけるだけだと
現在が順調であることを2人に伝えます。
はたしてロヴィアンは何を目的としているのでしょうか。
というわけで前作の大森麺三郎のオマージュである麺ジャブ郎の登場でした。
作中でも言っていましたが炎属性水族VS水属性炎族という実にややこしい対決です。
主人公サイドが3連敗をしていますがこれは装備魔法の強さを強調させているのでしょうね。
今後主人公サイドも装備魔法を手に入れて反撃と言う構図も出て来そうです。
所でエンディングの構図が色々と変わっていました。
ユウディアスが女装させられて顔を赤らめています。
大丈夫?何かに目覚めてない?
次回予告 第24話『よみがえれ!ユウディアス』
バーロン城から取り戻したド根性ユウディアスを何とか元に戻そうと奮闘するようです。
・・・・・・・・え!?元に戻すってそういう手段!?
明らかにシャツ本体じゃなくて風船膨らませてるだけだしこれって根本的な解決になりませんよね。
そしてこの期に及んでまだ「これユウディアス関係ないただのシャツでは?」疑惑が拭えません。
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