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遊戯王ゴーラッシュ!!第19話『カワイイの力?』感想 開眼らんらんアイズ イイハナシダナー…イイハナシカナー?

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遊戯王ゴーラッシュ19話の感想です。

 

前回のあらすじ:8万年と53年前から愛してる

 

 

ユウディアス、ポケモン扱い

ノムラトダマスを撃破してからも様々な相手とデュエルを行い、

UTS3人はゴロッセオで順調に勝ち星を重ねていました。

ちょっと出ただけのポッとでの対戦相手ですがその割にはやたら凝ったデザインしてます。

しかしデュエルパワーの上昇は芳しくないようで商品の漫画ばかり増えていく始末。

なお遊飛はすっかり宇宙さんにはまってしまいました。

今日はもう帰ろうという遊飛に対して突如現れて

「帰ってそのまま戻ってくるな」と忠告する蒼月マナブ。

遊び半分で来ていい場所じゃないと言うものの仕事で来ているからとUTS3人は食い下がります。

 

そこへやってくるのは特殊部隊である刺股忍者隊と

それを従えるMIK本部長、七星ランラン。ムツバ町支部長であるマナブの上司であり

前作セブンスのガクトと蘭世とは丁度立場が逆転している形となっています。

ランランはかなり過激派のようでゴロッセオなどで乱れている宇宙人居住区は速攻封鎖して

より厳格な宇宙人刑務所へ宇宙人たちを送ると宣言します。

いくらなんでも強引すぎるとマナブも苦言を言いますがランランは

「あーん?聞こえんなぁ?」とまるでウイグル獄長のようなセリフをいいます。

そんなランランの様子に相変わらずだというニャンデスター、

どうやらランランはニャンデスターにとって最初のパートナーだったようで

色々と彼女の事を知っている様子ですね。

 

ランランはそのまま強引にUTSの3人ごとゴロッセオにいる住人を捕まえようとしますが

遊歩「ユウディアス!ベルギャービーム!」

まるで「カイリュー!はかいこうせん!」みたいなノリでユウディアスに目からビームさせようとします。

ユウディアスのビームの危険性はランランも知っているのか部下に防御態勢を命じますが

遊歩はその隙をついて皆で逃げてしまいます。

慌ててランランが追いかけた先はゴロッセオの試合場の中心。

とっさに遊歩はランランが封鎖しようとしている事を観客に伝えて味方につけます。

それでもランランは強引に捕まえようとしますが

ガニ子がここはデュエルをする場所だと主張し観客からもデュエルをしろという声があがります。

遊歩の狙いもまたランランをここにおびき出して無理矢理デュエルに誘い込む事でした。

 

ランランも観念してデュエルする姿勢を見せ

上司を止める形でマナブがランランに相対する形となりました。

ランランは言います。自分は強い、一度も負けた事がない。

その宣言にマナブは戦慄を見せますがこのノリちょっとGXあたりで見た事ありますね。

こうしてマナブVSランランのラッシュデュエルが開始される事となりました。

 

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喋る猫は可愛くない

先行はランラン、ドロー。

痛花牙のクズ、推花牙のベゴニア、萌花牙のダリアを召喚し

カードを伏せてターンエンドです。

ランランは言います。可憐な美しさで相手を放浪してしまえと。

そして自分のモンスターを見て目をうるうるさせています。

特に強そうな布陣ではないのにやたらと得意気なランランに、

それででもマナブは警戒心を緩めてはいません。

 

マナブのターン、ドロー。

フレイムシーカー、ダイナモ・マイト、ランプの炎魔エチルを召喚、

ダイナモ・マイトの効果で300ダメージを与えるとランランは言います。

私にダメージを与えたのはお前がはじめてだと。

この時点で予感が確信に変わった視聴者も多い事でしょう。

さらに魔法「火炎」によってダメージを与えつつランランの伏せカードを破壊します。

普通に破壊されてランランは「え?」っとなっています。

普通に破壊出来てマナブも「え?」っとなっています。

そしてランランはこの反応です。「私にここまでの事をするとは・・・」と凄みますが

それでもマナブは住民たちの居場所を守ると止まりません。

3体のモンスターでランランのモンスターを総攻撃し・・・全滅させました。

ランランの反応はこれです。モンスターが全滅して滅茶苦茶動揺しています。

もうここまで来たらさすがのマナブも気づきます。あれこの人弱いんじゃないかと

そして色々事情を知っているニャンデスターがとうとう暴露します。

そもそもランランはデュエルの事を何もわかっていないと。

負けた事がないのも部下が接待でわざと負けていただけだったと。

というわけでそうなんじゃないかと思っていた視聴者も多数いると思いますが

この七星ランラン、GXにおけるアビドス3世枠です。

 

そんな周囲からの声にもアーアーキコエナーイとしながらランランのターン、ドロー。

ダリアを召喚してリリース、雪花牙ブランドブランをアドバンス召喚します。

これもまた何の変哲もない通常上級モンスターです。

そもそも彼女は大のカワイイもの好きであり彼女のデッキには強さも戦略も度外視で

自分がカワイイと思ったカードしか入れていません。

 

ここで回想シーンが入ります。

ランランがまだ本部長になる前、パートナーとなる宇宙人を選ぶよう上司からお達しがありました。

どうもMIKだと一定以上の立場には宇宙人のパートナーを作るのが決まりのようです。

しかしその場にいた宇宙人はどれもこれもコワモテばっかりでランランの顔もひきつっています。

そんな所にランランの目にはニャンデスターが映ります。

とても愛くるしいネコのニャンデスターにランランは目をうるうるさせ

彼女をパートナーにする事を決定します。

その後、ニャンデスターと共に順調に活動を続けていましたが

ある日、ニャンデスターがただのネコではなく宇宙人ならぬ宇宙ネコである事に気付きます。

気付くというかニャンデスターはそもそも隠す気がなく普通の猫は喋らないとツッコミを入れますが

ランランは自分にだけニャンデスターの声が理解できるという妄想をしていたようです。

そして喋る猫なんて可愛くないと言ってランランはニャンデスターの元を離れてしまいました。

酷い話だ

 

カワイイが見せる力

それからランランはカワイイものなんて信じないとカワイイを捨てたつもりでしたが

それでも無意識にデッキにカワイイものを集めていたようです。

ですが異例の早さで出世をするランランに逆らう人はいなかったようで

そんなデッキに指摘を入れる人もいなかったようです。

ですがニャンデスターは言います。ランランは決して弱くないと、

ただデュエルをまだ知らないだけなのだと。「カワイイ」をもう1度信じてと。

その言葉を受けたのかランランは魔法「花牙縫い」を発動します。

これはデッキから3枚墓地へ送る事で相手モンスターの攻撃力を

墓地の植物族×100下げるというものですが発動コストで植物族3体がデッキに墜ちた事で

ケミカライズ・サラマンダーの攻撃力を700下げる事に成功しました。

デッキのカワイイ達が力を貸してくれた形です。

されに魔法「花牙分身」によって墓地のブランドブラン2体を蘇生して

総攻撃によってマナブのモンスターを全滅させました。

ランランの怒涛の攻撃に観客席からも歓声が上がります。

マナブもランランを讃え、ランランもこれが本当のデュエルだと感激し、

活躍してくれたカワイイ達にありがとうと感謝を告げます。

遊飛は自分も最初の頃は格好いいドラゴン族ばかり使っていたと

ランランに共感していますね。昔は兄妹で同じ種族使ってたんでしょうか。

ランランはこれでターンエンドです。

 

いい話になった所でマナブが本気で行かせてもらいますとドロー。

ランプの炎魔メチルを召喚して墓地からエチルを蘇生、

2体リリースしてアナライズ・フロギストンをアドバンス召喚します。

その効果は手札から魔法罠を墓地へ送り、相手の場のモンスター合計だけ

墓地の炎族3体をデッキに戻す事で相手モンスターを全て破壊するというもの、

現在ランランの場にはレベル5のブランドブランが3体いるので

レベル4のダイナモ・マイト、レベル4のフレイムシーカー、

レベル7のサラマンダーと合計レベルが15になるようにデッキに戻して全て破壊しました。

そのままフロギストンでダイレクトアタックを仕掛けてランランのライフは0となりました。

マナブの勝利です。

 

勝負に敗北した後もランランは本気でデュエルした事に例を言い、

約束通りにこのゴロッセオは大目に見ると宣言します。

ニャンデスターとも和解出来た様子です。イイハナシカナー?

しかし同時に本当の問題は何も片付いていないと監視を続けることも言っています。

どうやらこの宇宙人居住区、まだまだ騒動が隠されているようですね。

 

一件落着としつつも結局デュエルパワーのたまっていないと嘆くUTS3人、

小言を言うマナブに対して「あー、聞こえんなぁ?」とウイグル獄長しつつ

今後どうロヴィアン盗賊団に接触するかを悩んでいた所に

フードを被った少女が立ちはだかります。

「わたくしのロヴィアン様に何か御用ですの?」

 

 

というわけで初登場にして様々な顔芸を披露してくれた七星ランランでした。

前作における七星蘭世、七星凛之介と同じように「花牙」関する植物族モンスターの使い手ですが

とにかく戦術も何もなくひたすらカワイイモンスターだけをデッキに揃えています。

ある意味では強さよりも大事なものを貫くファンデッカーの鑑ですね。

蘭世がひたすらに恋愛脳だったのに対してこちらはカワイイものに目がないという

また別の方向で少女チックな人となっています。

まあストーキングしなければ健全な趣味の範疇と言えるでしょう。

あとこのニャンデスターは色々と使い道多そうな気がしてきました。

 

 

次回予告 第20話『ゴーハ・ユウナ』

公式予告

 

ロヴィアンを慕う謎の少女にデュエルを挑むユウディアス。

次回予告において彼女の名前も使うカードも徹底的に伏せられています。

サブタイトルからして彼女こそがゴーハ・ユウナなのかもしれません。

そしてもしかしたらここでフュージョンが登場してくるのかもしれませんね。

 

そして悪い顔してます。

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