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《深淵の獣アルバ・ロス》遊戯王OCGカード考察 EXデッキを二重に封じるビーステッドの切り札!

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今回紹介するのはDARKWING BLAST(ダークウィング・ブラスト)よりこのカードです。

 

 

カード説明

深淵の獣アルバ・ロス(ザ・ビーステッド アルバ・ロス)
特殊召喚・効果モンスター
星12/光属性/ドラゴン族/攻3500/守3500
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの「ビーステッド」モンスター2体を
リリースした場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
①:この方法で特殊召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
フィールドの表側表示の儀式・融合・S・X・リンクモンスターの効果は無効化される。
②:表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
相手エンドフェイズまで、お互いのEXデッキの裏側表示のカードを全て表側表示で除外する。

wiki

 

【ビーステッド】に属する光属性ドラゴンのレベル12モンスターです。

 

銀色の2体のドラゴンの首が取り付けられた何かの装置といった姿をしています。

2体のドラゴンが組み込まれているカードとして

他にも教導枢機テトラドラグマやデスピアン・プロスケニオンが存在しており

このカードもまたそれなに似た存在なのかもしれません。

 

アルバ・レナトゥスが再生の名を冠しているのに対して

こちらはロス(喪失)の名を冠しておりある意味では真逆のネーミングになっています。

旧約聖書偽典『エノク書』に登場する堕天使「アルマロス」にもちなんでいるかもしれません。

 

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各種召喚法のモンスター効果を無効にし、除去されたらEXデッキ全部除外

このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの「ビーステッド」モンスター2体を
リリースした場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
特殊召喚モンスターであり
自分の場のビーステッド2体をリリースする事で手札か墓地から特殊召喚が可能です。
2体のリリース要員が必要ですが墓地からの特殊召喚も可能であり
一度このカードを墓地へ送ってしまえば特殊召喚は難しくありません。
墓地へ送る手段としてはドラゴン族なので龍の霊廟などが活用できます。
①:この方法で特殊召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
フィールドの表側表示の儀式・融合・S・X・リンクモンスターの効果は無効化される。
①の効果は自身の効果で特殊召喚している状態で場にいる間は
場の儀式、融合、シンクロ、エクシーズ、リンクの効果を無効にするというものです。
ペンデュラムを除く特殊な召喚法全般の効果を無効にするという強力なメタであり
発動だけでなく効果そのものを無効にできるので耐性持ちのモンスターなども
このカードが場にいる状態なら除去が通用するようになります。
②:表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
相手エンドフェイズまで、お互いのEXデッキの裏側表示のカードを全て表側表示で除外する。

②の効果は表側の状態で相手の効果で場から離れた場合に

相手エンドフェイズの間、EXデッキの裏側表示のカードを全て表側で除外するというものです。

1ターンの間だけですが相手のEXデッキを全て除外してしまうので

EXデッキを絡めた展開全般をそのターンの間封じてしまう事が可能です。

 

自分のカードも除外されてしまいますが次の自分ターンはEXデッキに戻ってくるので

相手ターンに除去される分には不利益になりにくいです。

ただEXデッキの中身が相手にバレるのでそこは留意しましょう。

また①の効果と違い儀式モンスターのメタにはならないのでそこも注意です。

 

 

毎ターン出す事ができればそれこそ悪夢

①の効果で特殊な召喚法のモンスター全般を無力化し

除去したら除去したら今度は②の効果でEXデッキを1ターンの間全て除外してしまうという

EXデッキを主軸とするデッキにとっては悪夢のような存在です。

この制圧力に加えてとりあえずビーステッド2体をリリースすれば再度自己蘇生が狙えるので

ある程度展開力さえ確保できれば毎ターン特殊召喚を狙う事も可能です。

それができればそれぞれの召喚法を活用するデッキは本格的に機能停止に陥るでしょう。

攻撃力も3500と高いので打点で強引に突破するというのが難しく

出しやすさと制圧能力が高いバランスで取れた【ビーステッド】のエースに相応しい性能です。

 

 

逆にこのカードを相手に使われた場合は

壊獣などでリリースしてしまうか

月の書などで裏側表示でリリースしてしまうのが1つの対策となります。

無限泡影あたりで効果を無効にしてしまう手もあります。

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