今回紹介するのはDARKWING BLAST(ダークウィング・ブラスト)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星1/地属性/昆虫族/攻 0/守 0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手のメインフェイズに、このカードをリリースして発動できる。
デッキから「ナチュル」モンスター1体を特殊召喚する。
攻撃力が一番高いモンスターが相手フィールドに存在する場合、
この効果で特殊召喚する数を2体にできる。
②:このカードが墓地に存在する状態で、相手がEXデッキからモンスターを特殊召喚した場合、
または自分がEXデッキから「ナチュル」モンスターを特殊召喚した場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
【ナチュル】の新規となる地属性昆虫族のレベル1モンスターです。
触覚や足が花や葉となったコオロギ型のモンスターとなっています。
「モルクリケット」とはいわゆるオケラの事であり
コオロギの中でも特に地中での活動に特化した存在で地中を掘り進む事が可能です。
自身をリリースしてデッキから仲間をリクルート、条件次第で2体同時に
①:自分・相手のメインフェイズに、このカードをリリースして発動できる。
デッキから「ナチュル」モンスター1体を特殊召喚する。
①の効果はお互いのメインフェイズに1度、
自身をリリースする事でデッキからナチュル1体を特殊召喚するリクルート効果です。
他の様々なナチュルを状況に応じて用意していく事が可能です。
フリーチェーンで発動可能であり相手ターンに何かしらで蘇生して
そのままナチュル・ホーストニードルに繋げてフリーチェーン除去、なんて芸当もできます。
この効果で特殊召喚する数を2体にできる。
②:このカードが墓地に存在する状態で、相手がEXデッキからモンスターを特殊召喚した場合、
または自分がEXデッキから「ナチュル」モンスターを特殊召喚した場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
②の効果は1ターンに1度、
相手がエクストラデッキからモンスターを特殊召喚するか
自分がEXデッキからナチュルを特殊召喚した場合に自身を墓地から特殊召喚する自己蘇生効果です。
とにかく相手がEXデッキから何かしらモンスターを出せばいいので発動できる場面は多く
その場合、相手ターンでも①の効果に繋げられます。
能動的に発動を狙っていくのであれば①の効果でチューナーとチューナー以外を揃え、
ナチュル・ビーストのシンクロ召喚を狙うといいでしょう。
リリースしたこのカードをそのまま自己蘇生でき相手ターンに再び①の効果発動を狙えます。
カメリアとサンフラワーを出すだけで酷い制圧布陣が
大分書いてある事がおかしい奴ですね
条件次第ではありますが2体一気にリクルートできるのがおかしいですし
条件を満たさなくても1体のリクルートは可能なのがエグいです。
前述した通りナチュル・カメリアとナチュル・サンフラワー同時に出す事で
合計2回分、モンスター効果を無効にして破壊できるので凶悪です。
それでいて相手がEXデッキから何かしらモンスターを出せば自己蘇生してくるのだから
相手からすればたまったものじゃないでしょう。
ただ、「相手の場に一番高い攻撃力のモンスターがいる」という制約が割と絶妙で
例えば相手の場に2200超過のモンスターがいれば
①の効果でナチュル2体でナチュル・ビーストをシンクロ召喚した後に②で自己蘇生、
次のターンにナチュル・カメリアとナチュル・サンフラワーを出す事で
魔法カードの発動を封じつつモンスター効果も2回封じるというエグい布陣を作れますが
そのままだとナチュル・ビーストが戦闘破壊されてしまいます。
何かしら別の防御手段は用意しておいた方がいいでしょう。
とはいえ間違いなくやばいカードです。
ナチュル・カメリアともども「ナチュルだから許されているカード」であり
「ナチュルを割と許されないものにしてくれるカード」でもあります。
レベル1というのもポイントでワン・フォー・ワンやワンチャン!?でデッキから引っ張ってこれますし
自身をリリースする効果なので金華猫で蘇生する候補としても優秀です。
ちなみに①の効果でナチュル・モスキートとナチュル・クリフを出し
繰り返し自爆特攻をしかける事で相手に大ダメージを与えられます。
脆刃の剣を絡めた戦術も面白いと思います。
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