今回紹介するのはDARKWING BLAST(ダークウィング・ブラスト)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星8/地属性/天使族/攻2400/守3000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールを得る。
この効果でコントロールを得たモンスターは地属性になる。
②:相手ターンに、自分の墓地の地属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
③:1ターンに1度、相手が発動したモンスターの効果処理時に、
自分フィールドに地属性モンスターが5体以上存在する場合、
その発動した効果を無効にし破壊できる。
【春化精】の新規となる地属性天使族のレベル8モンスターです。
小さな動物たちと戯れている緑髪の女神です。
背中には小さな羽が生えており花を思わせるようなドレスを纏っています。
優しそうな微笑みが母性を感じられていかにも女神といった感じですね。
カード名は恐らくはイタリア語で春を意味する「プリマヴェーラ」から来ているものと思われます。
モンスター奪えて蘇生できてモンスター効果も無効にする
①:相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールを得る。
この効果でコントロールを得たモンスターは地属性になる。
①の効果は1ターンに1度、相手の表側モンスターのコントロールを得るというものです。
永続のコントロール奪取でありコストも制約もなくただただ普通に相手モンスターを奪えます。
また奪ったモンスターは地属性となり③の効果の布石として活用できます。
②:相手ターンに、自分の墓地の地属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
②の効果は相手ターンに1度、墓地から地属性モンスター1体を特殊召喚する蘇生効果です。
相手ターン限定ながら地属性全般をフリーチェーンで蘇生できる汎用性の高さを誇り、
U.A.プレイングマネージャーあたりを蘇生すればフリーチェーン除去としても機能します。
③:1ターンに1度、相手が発動したモンスターの効果処理時に、
自分フィールドに地属性モンスターが5体以上存在する場合、
その発動した効果を無効にし破壊できる。
③の効果は1ターンに1度、
自分の場に地属性が5体以上存在する状態で相手がモンスター効果を発動した時に
その発動した効果を無効にして破壊できるというものです。
この手の無効効果としては魔轟神獣ユニコールのようなチェーンブロックを作らない代物であり
相手が効果を発動した時にそれにチェーンして地属性が5体になるようにモンスターを展開する事で
不意を突く形で無効にする事も可能です。
場に地属性5体を用意する、というのは一見大変な条件のように見えますが
このカード自身と①、②の効果で3体分の確保は達成できるので
あと2体地属性を別途並べればOKと思った以上に条件を満たしやすいです。
②の効果で爆走軌道フライング・ペガサスやU.A.コリバルリバウンダーといった
特殊召喚時に蘇生できる効果を持ったカードを出せば更に条件を満たしやすくなるでしょう。
各種春化精で蘇生させる最有力候補
どの効果も強い事しか書いてありません
まず①の効果で何のコストも制約もなしに永続的にコントロール奪取できるというだけでも
十分すぎる性能をしています。
それに加えて蘇生も出来るしモンスター効果も無効にできると
やりたい放題な性能をしているカードです。
唯一の欠点と言えば最上級モンスターでありながら自己展開効果を持たない事ですが
他の春化精モンスターが共通でこのカードを蘇生できるので
それも大した問題にはならないでしょう。
各種春化精の効果で蘇生させる候補としては文句なしの最有力です。
【春化精】自体が地属性デッキ全般で出張できる汎用性の高さを持つ事もあり
このカードもまた他の春化精デッキと合わせて様々なデッキに出張させやすいです。
他の春化精モンスターの時点でもそうでしたが
今まで以上に地属性デッキのポテンシャルを引き上げてくれる存在となるでしょう。
もうメインデッキの簡単に蘇生できるモンスターが
当たり前にノーコストの永続コントロール奪取できる時代だと考えると
これが11期というものなのかもしれませんね。
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