《メレオロジック・アグリゲーター》遊戯王ＯＣＧカード考察　ＥＸデッキの墓地肥やしに特化した新たな汎用ランク９！

今回紹介するのは本日より発売される

DARKWING BLAST（ダークウィング・ブラスト）よりこのカードです。

カード説明

wiki

闇属性サイバース族のランク９エクシーズです。

ケンタウロスのようなボディに巨大な針のような尻尾と透明な翼をもつロボットです。

頭部には角が生えており悪魔を思わせるような禍々しさと同時に

白と青を基調としたカラーリングはどこかヒロイックにも感じられます。

「メレオロジー」とは部分と全体の関係を担う理論や哲学の事です。

全体は部分の総和にすぎないのかそれとも部分の総和以上のものが全体にあるのかという

そういう「個と全」に対して考える哲学ですね。

「アグリゲーター」とは収集者、統計者といった意味の言葉です。

このモンスターは「個を集めて全にする存在」という事なのかもしれません。

エクシーズ素材と墓地のモンスターを入れ替える

エクシーズ素材に指定はなく

レベル９モンスターを２体揃える事でエクシーズ召喚が可能です。

また３体以上を素材にしてエクシーズ召喚する事も可能であり

素材の数は②の効果に影響してきます。

①の効果は１ターンに１度、エクシーズ召喚した場合に

ＥＸデッキからモンスター１体を墓地へ送るというものです。

デメリットやコストなどが特にないシンプルならＥＸ墓地肥やしであり

旧神ヌトスあたりを墓地へ送る事で間接的な除去手段としても機能します。

②の効果は１ターンに１度、オーバーレイユニットを任意の数消費する事で

同じ数だけ墓地のモンスターを自身のオーバーレイユニットにするというものです。

要するに墓地と自身のオーバーレイユニットを入れ替えるというもので

墓地に送られる事で効果を発揮するカードを自身のオーバーレイユニットにする事で

次ターン以降、それらの効果の再度発動が可能となります。

逆にエクシーズ素材を素早く墓地へ送る手段としても利用できます。

③の効果は１ターンに１度、墓地へ送られた場合に

場の表側カードの効果をターン終了時まで無効にできるというものです。

どこから墓地へ送られてもよく、同名カードの①の効果で墓地へ送る事でも発動が狙えます。

相手ターンに発動できた方が妨害手段として効果的なので

できるだけフリーチェーンでこのカードを墓地へ送る手段と共に活用したい所です。

ドラグマ・パニッシュメントなどでＥＸデッキから直接墓地へ送ってしまってもいいでしょう。

相手ターンにエクシーズ召喚するのも効果的

３つの効果全てが自分のモンスターを墓地へ送る事に関連したカードとなっており

自身も含めて墓地へ送る事で発動する効果を持つモンスター、

それも旧神ヌトスや虹光の宣告者、各種シャドール融合モンスターなど

ＥＸデッキから墓地へ送りたいモンスターとの併用が想定されているカードです。

①の効果でＥＸデッキからこれらのカードを墓地へ送って効果を発動しつつ、

②の効果でそれを自身のオーバーレイユニットにする事で再度効果発動も狙えます。

旧神ヌトスなどは１ターンに１度の制限もないので

①の効果で墓地へ送り②の効果でオーバーレイユニットにして

さらにこのカードを何かの素材するなどで墓地へ送る事で

１ターンに２度墓地へ送られた場合の効果を発動する事もできます。

その旧神ヌトスですがこのカードをフリーチェーンでエクシーズ召喚する手段があれば

①の効果によってフリーチェーン除去として扱う事が可能となります。

このカードのエクシーズ素材となるレベル９は

元々場に残しても働けるような優秀なカードも多いですし

ワンダー・エクシーズと組み合わせるのもありでしょう。

闇属性なのでランク８の闇属性エクシーズにＲＵＭ－幻影騎士団ラウンチを使う手もあります。

Ｎｏ.１５ ギミック・パペット－ジャイアントキラーが

オーバーレイユニットを１ターンで全て消費する事ができるので

そちらから繋げるとスムーズです。

闇属性のランク９で効果発動にエクシーズ素材も消費しないので

Ｎｏ.８４ ペイン・ゲイナーを上に重ねる事もできます。

自身や自身のエクシーズ素材を墓地へ送る手段にもなるので

覚えておくといいでしょう。