6月10日に遊戯王マスターデュエルにおいて新たなるセレクションパックとなる
「ブレイブリー・ウィングス」が実装されました。
主にエクソシスター、マギストス、ヴァレットが中心となっているパックですが
その中に前回の羅天神将と同じように海外のカードが実装されたのでそれを紹介したいと思います。
カード説明
シンクロ・効果モンスター
星6/光属性/魔法使い族/攻2300/守1400
「ナイトエンド・ソーサラー」+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合、
または自分フィールドにこのカード以外の魔法使い族モンスターが特殊召喚された場合、
相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
②:モンスターゾーンのこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、
自分の墓地のレベル4以下の魔法使い族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
ナイトエンド・ソーサラーの進化形となる光属性魔法使い族のレベル6モンスターです。
ビフォー
↓
アフター
ナイトエンド・ソーサラーが成長しておりイケメン度が増していますね。
身体の至る所が幻想的に青白く輝いているのがなんとも幻想的です。
「アドミニストレータ」とは管理者や統治者を意味する言葉です。
夜の秩序を管理して守るとかそういう意味合いなのかもしれません。
シンクロ素材にはチューナーにナイトエンド・ソーサラーを指定しています。
ナイトエンド・ソーサラーは2レベルなので
隣に何かしらレベル4を並べてシンクロ召喚する形が基本となります。
効果を考えると魔法使い族メインのデッキでシンクロ召喚を狙うのがいいでしょう。
ナイトエンド・ソーサラーは特殊召喚時に墓地メタ効果を発動できるので
シンクロ・オーバーテイクあたりでデッキから直接特殊召喚してしまうのが効果的です。
または自分フィールドにこのカード以外の魔法使い族モンスターが特殊召喚された場合、
相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
①の効果は自身か別の魔法使い族が特殊召喚された場合に
相手の墓地のカード1枚を除外するというものです。
元のナイトエンド・ソーサラーを意識したような効果ですね。
魔法使い族中心のデッキであれば発動条件はかなり緩く1ターンに1度の制約もないので
展開していくたびに相手の墓地を消し去っていく事が可能です。
②:モンスターゾーンのこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、
自分の墓地のレベル4以下の魔法使い族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
②の効果は1ターンに1度、戦闘破壊か効果破壊された場合に
墓地のレベル4以下の魔法使い族1体を特殊召喚する蘇生効果です。
このカードが破壊されても後続へ繋げる事が可能であり
ナイトエンド・ソーサラーを蘇生すればさらなる墓地メタに繋げられます。
相手による破壊で効果発動を狙う場合、相手ターンに蘇生するケースが多いと思うので
結晶の大賢者サンドリヨンや妖精伝姫-シラユキなど
特殊召喚時に効果を発動出来るカードを蘇生するのがオススメです。
元のナイトエンド・ソーサラーと合わせて
とにかく相手の墓地アドバンテージを徹底的に攻撃できるカードです。
レベル4の魔法使い族を積極的に活用するデッキ、例えば【霊使い】や【マギストス】などに
ナイトエンド・ソーサラーやシンクロ・オーバーテイクを混ぜると
特に墓地依存度の高いデッキ相手には手痛い活躍をしてくれるでしょう。
このカードの登場によりナイトエンド・ソーサラーが
シンクロ・オーバーテイクに対応するようになりました。
ある意味それがナイトエンド・ソーサラーにとって
一番うれしい強化点かもしれませんね。