今回紹介するのは
HISTORY ARCHIVE COLLECTION(ヒストリー・アーカイブ・コレクション)よりこのカードです。
目次
カード説明
フィールド魔法
このカード名はルール上「バリアンズ」カードとしても扱う。
①:自分フィールドの、「CX」モンスター、「CNo.」モンスター、
「No.101」~「No.107」の「No.」モンスターは相手の効果の対象にならず、
相手の効果では破壊されない。
②:1ターンに1度、自分が「RUM」魔法カードの効果でXモンスターの特殊召喚に成功した場合、
そのXモンスター1体と相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターをそのXモンスターの下に重ねてX素材とする。
オーバーハンドレッドナンバーズ用のサポートとなるフィールド魔法です。
黄昏時のような赤暗い空と黒い太陽が存在する世界で
赤い結晶のようなもので作られた建造物が並んでいます。
遊戯王ZEXALにおけるバリアン世界の様子を再現したイラストですね。
バリアンとは人間界、アストラル世界と並ぶ第三の世界であり
アストラル世界から追いやられた人たちが暮らす世界でアストラル世界と敵対しており
基本的にこの世界の住民は実体を持たない精神生命体として生活しています。
ナッシュが言うにはバリアン世界とははみ出し者たちの集まりであり
アストラル世界が都会ならばこちらはスラム街のようなイメージでしょうか。
カード名は希望郷-オノマトピア-を強く意識していると思われます。
オーバーハンドレッドナンバーズやカオスナンバーズに強固な耐性付与
まずルール上「バリアンズ」と名の付くカードとして扱う効果外テキストがあります。
これにより七皇昇格によってサーチが可能です。
「No.101」~「No.107」の「No.」モンスターは相手の効果の対象にならず、
相手の効果では破壊されない。
①の効果は自分の場のカオスエクシーズ、カオスナンバーズ、
オーバーハンドレッドナンバーズのいずれかに属するエクシーズに
相手の効果に対する対象耐性と効果破壊耐性を付与するというものです。
該当するエクシーズに強固な耐性を付与可能であり場持ち性能を大幅に高められます。
妨害性能を持つNo.106 巨岩掌ジャイアント・ハンドや
状況次第でフリーチェーン除去となるNo.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロなどは
場持ち性能が高まる事でよりいやらしい存在となるでしょう。
CNo.5 亡朧龍 カオス・キマイラ・ドラゴンに耐性を付与して
無理矢理殴りかかるといった芸当もできます。
そのXモンスター1体と相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターをそのXモンスターの下に重ねてX素材とする。
②の効果は1ターンに1度、
自分がランクアップマジックの効果でエクシーズを特殊召喚した場合に
相手モンスターをランクアップしたエクシーズの上に重ねる事ができるというものです。
除去を兼ねると同時にオーバーレイユニットを増やす事が可能であり
この点は特にカオスオーバーハンドレッドナンバーズから
CX 冀望皇バリアンに繋げたい場合に重宝します。
例を挙げるならRUM-七皇の剣でCNo.101 S・H・Dark Knightを出した場合、
ダークナイトの効果と合わせて相手モンスター2体をオーバーレイユニットにした上で
オーバーレイユニットが4つの冀望皇バリアンを作り出す事ができます。
全体的にオーバーハンドレッドナンバーズや
CX 冀望皇バリアンを活かす為のカードといったデザインのカードですね。
特に七皇昇格は状況に応じてこのカードか各種ランクアップマジックのサーチができるので
そういう意味でも併用がしやすくなっています。
とはいえランクアップマジックを用いてカオスナンバーズやカオスエクシーズを用いるのであれば
①の効果を活かせるので他のエクシーズデッキでも活かせないなんて事はないです。
特にダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンからRUM-アストラル・フォースで
CNo.5 亡朧龍 カオス・キマイラ・ドラゴンに繋げられるのは意識しておいていいでしょう。
相手モンスター1体をオーバーレイユニットとして奪った上で
耐性をつけて攻撃力を高めた上で連続で殴りかかる事が可能です。
オーバーハンドレッドナンバーズ主体のデッキであれば
場持ち性能が高くなるだけでも十分ありがたいですね。
とはいえこのカード自体が除去されやすい点には注意です。
コメント
だいたいエリファスが悪い