今回紹介するのは
HISTORY ARCHIVE COLLECTION(ヒストリー・アーカイブ・コレクション)よりこのカードです。
目次
カード説明
永続魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:このカードの発動時の効果処理として、
自分フィールドに他のカードが存在しない場合、
デッキから「シンクロン」モンスター1体を手札に加える事ができる。
②:自分スタンバイフェイズに発動する。
このカードにシグナルカウンターを1つ置く。
③:自分フィールドのシグナルカウンターを2つ取り除き、
魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードを墓地へ送って発動できる。
自分はデッキから2枚ドローし、その後手札を1枚選んで墓地へ送る。
シンクロン用のサポートとなる永続魔法です。
不動遊星と牛尾哲が今まさにライディングデュエルを開始しようとしています。
遊戯王5D’sの記念すべき1戦目のデュエルですね。
カード名はライディング・デュエルを開始する時の掛け声であり
同時に遊戯王5D’sの第1話のサブタイトルでもあります。
「開始」の部分を「加速」に置き換えている当たりがスピード競う感が出ています。
余談ですが英語だと「On your mark, get set, DUEL!」となっています。
大体「位置についてよーいどん!」みたいな意味合いですね。
カウンターを2つ消費して2枚ドローして1枚捨てる
①:このカードの発動時の効果処理として、
自分フィールドに他のカードが存在しない場合、
デッキから「シンクロン」モンスター1体を手札に加える事ができる。
①の効果は1ターンに1度、自分の場に他のカードがない場合に
発動時の処理としてシンクロン1体をデッキから手札に加えるサーチ効果です。
恐らくは「カードは拾った」を再現した効果だと思われます。
シンクロン全般をサーチできる便利な効果ですが他のカードがあると効果を適用できないので
デュエル開始時以外では出来るだけ場にカードが残らないようにする工夫が求められます。
永続魔法なので場に残っている場合に2回目以降の発動時にサーチが出来ない点にも注意が必要です。
このカードにシグナルカウンターを1つ置く。
魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードを墓地へ送って発動できる。
自分はデッキから2枚ドローし、その後手札を1枚選んで墓地へ送る。
③の効果は自分の場のシグナルカウンターを2つ取り除く事で
魔法罠ゾーンからこのカードを墓地へ送りデッキ
デッキから2枚ドローして手札を1枚墓地へ送る手札交換効果です。
カウンターを2つ消費するというあたりからもライディングデュエルにおける
「Sp(スピードスペル)-エンジェル・バトン」を再現した効果と思われます。
2:2交換であり①のサーチ効果も含めれば1枚分のアドバンテージを確保しつつ
墓地肥やしにも繋がります。
ただ発動にはカウンターを2つ溜める必要がありそれまでこのカードが除去されない必要があります。
シンクロン用のサーチカードとしては墓地肥やしも同時に行える調律が存在しており
このカードは発動条件を考えるとそちらよりもかなり癖のあるカードとなっています。
ただ③の効果で上手くいけばさらにアドバンテージを確保できますし
そうでなくても相手に除去を撃たせることを誘う事ができるので
発動さえできればただのサーチ以上にアドバンテージを確保しやすくもなっています。
シンクロンを活用するデッキの中でもフィールドが空きやすいのであれば
このカードを採用する価値はあるでしょう。
この手の効果発動時の効果を持ったカード全般に行ける事ですが
手札に回収する手段があれば再度①の効果でサーチを狙っていく事もできます。
③の効果を無視してVivid Tailあたりで再利用をねらっていくのも面白いでしょう。
相手は③の効果を無視し辛いので除去に合わせて回収なんて動きも狙いやすいです。
もう1つの調律との差別点として
チューナー以外のシンクロンにも対応しているので
シンクロン・エクスプローラー、シンクロン・キャリアーあたりもサーチ可能です。
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