今回紹介するのは
HISTORY ARCHIVE COLLECTION(ヒストリー・アーカイブ・コレクション)よりこのカードです。
目次
カード説明
速攻魔法
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:自分フィールドのドラゴン族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで倍になる。
相手フィールドにドラゴン族モンスターが存在する場合、
さらにこのターン、対象のモンスターの効果の発動は無効化されない。
②:自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、
ドラゴン族Xモンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
ドラゴン族用のサポートとなる速攻魔法です。
カイトとミザエルが月で決戦をしているシーンの再現なのでしょう。
No.62 銀河眼の光子竜皇とCNo.107 超銀河眼の時空龍が
お互いにブレスを撃ちあっています。
ちゃんとカイトが宇宙服を着ているのが再現度高いですね。
カード名は遊戯王ZEXAL134話のサブタイトルである
「蘇る竜皇神話!!銀河眼の光子竜皇」を意識したものだと思われます。
ドラゴン族の攻撃力を倍に、相手もドラゴンなら無効耐性も
①:自分フィールドのドラゴン族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで倍になる。
①の効果は1ターンに1度、自分の場のドラゴン族1体の攻撃力を
1ターンの間倍にするというものです。
単純に攻撃力3000のモンスターに使うでも攻撃力が6000に到達、
自己強化効果を持つNo.62 銀河眼の光子竜皇に使えば11200にまで到達し
攻撃力3200以下に攻撃すれば1ターンキルが成立します。
あらかじめ伏せていれば相手の攻撃に合わせてコンバットトリックとして使う事もできます。
さらにこのターン、対象のモンスターの効果の発動は無効化されない。
また相手の場にドラゴン族がいる場合は
攻撃力を上げたモンスターの効果が無効化されなくなります。
相手がドラゴン族を使用している必要があるので相手依存の側面が強いですが
エフェクト・ヴェーラーや無限泡影などの妨害を防ぐ事が可能となり
単純な打点強化以外の使い道も生まれます。
②:自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、
ドラゴン族Xモンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
②の効果は自分メインフェイズに1度、墓地から除外する事で
墓地か除外ゾーンからドラゴン族エクシーズ1体を守備表示で特殊召喚できるというものです。
特殊召喚したエクシーズはオーバーレイユニットが存在せず守備表示なので攻撃も出来ませんが
各種ギャラクシーアイズなどは
ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴンに重ねてしまえるのでこの問題を克服しやすいです。
①の効果とは1ターンにどちらか片方しか発動できないので
手札に2枚目がある場合はそちらは伏せておいてコンバットトリック用に使う手があります。
特にドラゴン族エクシーズ、それも高攻撃力のカードを使うデッキと相性がよく
【ギャラクシー】や【サイファー】、
それから覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴンを活用するような
ランク7軸の【オッドアイズ】では強力なサポートカードとして機能してくれます。
上記以外のデッキでも
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンなどのランク4ドラゴンも
旋壊のヴェスペネイトに重ねる事ができるので活用できるデッキは多いでしょう。
というかそもそも①の攻撃力倍だけでも雑に優秀な打点強化カードです。
攻撃性能に優れたドラゴン族を活用するデッキであれば
これだけでも十分にこのカードを使う価値はあるでしょう。
例えばブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴンは攻撃力8000
ダメージ倍の貫通効果という暴力になりますし
ヴァレルソード・ドラゴンも攻撃力6000で2回攻撃できるので十分に暴力です。
様々なドラゴン族デッキで1ターンキルができそうな夢のあるカードです。
やっぱり攻撃力倍って強いですね。
コメント
自壊しない代わりに対象が1体のリミッター解除と考えると、②が使えなくても強そうですね。