今回紹介するのはDIMENSION FORCE(ディメンション・フォース)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星1/地属性/戦士族/攻 600/守 200
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドにレベル1モンスター以外の「ヒロイック」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
自分フィールドの戦士族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードのレベルは、その内の1体のレベルと同じになる。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はXモンスターでしか攻撃宣言できない。
【ヒロイック】の新規となる地属性戦士族のレベル1モンスターです。
その名の通り左手にナックルナイフを持つ金と銀の鎧を纏う戦士です。
ナックルナイフとは持ち手の部分がナックルダスター(メリケンサック)のようになったナイフで
泥や血で手が汚れた状態でもしっかりと握り込める他に
いざという時にはナイフを持ったまま殴って使う事も可能です。
塹壕戦に用いられるトレンチナイフの一種であり主に第一次世界大戦で使われました。
とはいえこのカードの場合はナイフと呼ぶには少々大型すぎるでしょうか。
一般的に60センチを超える場合は剣、それ以下をナイフと呼びます。
他にヒロイックがいれば特殊召喚しつつレベル調整
①:自分フィールドにレベル1モンスター以外の「ヒロイック」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
①の効果は1ターンに1度、自分の場にレベル1以外のヒロイックがいる場合に
自身を手札から特殊召喚する自己展開効果です。
【ヒロイック】はレベル4モンスターが中心なので
特に意識しなくてもヒロイックが場にあれば特殊召喚は狙えるでしょう。
また「レベル1」でなければいいので
「ランク1」のH-C ヤールングレイプを場に用意する事でも特殊召喚が可能です。
レベル1メインのデッキに採用する場合は覚えておくといいでしょう。
②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
自分フィールドの戦士族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードのレベルは、その内の1体のレベルと同じになる。
①の効果は1ターンに1度、召喚か特殊召喚した場合に
自分の場の戦士族1体を選択、
そのモンスターとこのカード自身のレベルをどちらか片方に合わせるというレベル調整効果です。
これにより【ヒロイック】においてレベル1ながらランク4のエクシーズ素材として活用でき
また別のヒロイックをレベル1にする事で
H-C ヤールングレイプをはじめとするランク1のエクシーズ召喚に繋げられます。
デメリットとして効果を発動した後はエクシーズでしか攻撃ができなくなります。
レベル調整自体はシンクロ召喚にも役立ちそうですが
基本的にエクシーズデッキで使えという事ですね。
【ヒロイック】では他のヒロイックがいれば簡単に特殊召喚が出来る自己展開要員として
特にH-C ヤールングレイプに繋げたい場合にはとてもお世話になるでしょう。
H・C モーニング・スターの効果でヒロイック・エンヴォイをサーチして
さらにこのカードをサーチすればそのまま特殊召喚が可能であり
モーニング・スター1枚からでもランク4かランク1、
事前にレベル4の戦士族2体を並べていれば素材4体のH-C ロンゴミアントに繋げる事もできます。
また②のレベル調整は戦士族を扱うエクシーズデッキ全般で使える代物であり
例えばセリオンズ“ブルズ”アインあたりを特殊召喚した後に
このカードを通常召喚で場に出す事でランク7のエクシーズ召喚に繋げられます。
①の効果に頼らずともワン・フォー・ワンなどで特殊召喚出来る点も
覚えておいていいでしょう。
なんかこう本当にロンゴミアントを
素材多い状態で出しやすくなったと思います。
これだけで悲鳴を上げるデッキは多いんじゃないでしょうか。