今回紹介するのはDIMENSION FORCE(ディメンション・フォース)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星8/風属性/植物族/攻2400/守2500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の墓地の、「セリオンズ」モンスターまたは植物族モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
②:自分の手札・フィールドからカード1枚を墓地へ送って発動できる。
デッキから「セリオンズ」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
③:このカードを装備した「セリオンズ」モンスターは、
攻撃力が700アップし、このカード名の②の効果を得る。
【セリオンズ】に属する風属性植物族のレベル8モンスターです。
ドリルのような下半身でガイナックス立ちをしている赤を基調とする女性型のロボットです。
スカートや花弁を思わせるアーマーから無数の茨の鞭が伸びており
いかにもこれで相手を痛ぶりますと言わんばかりです。
カード名は牡羊座の39番星である「リリーボレア」からだと思われます。
花の名前を冠している為に羊要素と花要素をミックスさせたようなロボットとなっているのでしょう。
余談ですが赤いユリの花言葉は「虚栄心」です。
見栄っ張りなロボットという事なのかもしれませんね。
手札やフィールドのカードを墓地へ送って魔法罠サーチ
①:自分の墓地の、「セリオンズ」モンスターまたは植物族モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
①の効果は1ターンに1度、
墓地からセリオンズか植物族1体を装備しつつ自身を手札から特殊召喚する自己展開効果です。
各種セリオンズが共通で持つ自己展開効果であり
このカードの場合セリオンズの他に植物族を装備して特殊召喚する事も可能です。
ローンファイア・ブロッサムなりイービル・ソーンなりをリリースして効果を発動すれば
それを装備して特殊召喚が可能となります。
②:自分の手札・フィールドからカード1枚を墓地へ送って発動できる。
デッキから「セリオンズ」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
②の効果は1ターンに1度、手札かフィールドからカードを墓地へ送る事で
デッキからセリオンズ魔法罠を手札に加えるサーチ効果です。
各種セリオンズの効果の中でもコストの指定が緩く、
①の効果で装備したカードは勿論、
フィールドに残ったリビングデッドの呼び声などもコストにできます。
手札から墓地へ送られる事で効果を発動できるカードをコストにしてもいいでしょう。
各種セリオンズ用の魔法罠を状況に応じてサーチでき
円盤闘技場セリオンズ・リングをサーチすれば疑似的なモンスターサーチにもなります。
ただ無尽機関アルギロ・システムはセリオンズの名を冠していない関係で
サーチが出来ないので注意です。
攻撃力が700アップし、このカード名の②の効果を得る。
③の効果は自身を装備したセリオンズの攻撃力を700アップしつつ
さらに自身の②の効果をそのセリオンズに付与するというものです。
こちらも各種セリオンズが共通で持つ効果であり
②の効果は状況を選ばずに使える便利なサーチ効果なので活用する機会も多いでしょう。
植物族デッキにも出張させやすい
【セリオンズ】ではとにかくサーチ効果が便利であり
円盤闘技場セリオンズ・リングをはじめとする
各種魔法罠を手札に引っ張ってくる手段として重宝するでしょう。
攻撃力も2400とセリオンズ“キング”レギュラスに次いで高く
他のセリオンズを装備する事で3100打点として機能するので
アタッカーとして活躍させる場面も多いでしょう。
②の効果は装備カードでも他の手札やフィールドのカードでもコストにしてしまえるので
円盤闘技場セリオンズ・リングと採用する事で植物族デッキにも出張させられます。
特に【捕食植物】は墓地へ送られた場合に発動する効果持ちが揃っており
装備カードにして②の効果で墓地に送るメリットが高いカードが多いです。
またレベル8なので【森羅】や【六花】であれば
容易に特殊召喚できるランク8のエクシーズ素材としても需要が高いでしょう。
可能であれば他のセリオンズも1体ほど一緒に出張させると
より扱いやすさが増すと思います。
特にセリオンズ“キング”レギュラスは
レベルも同じなのでランク8を狙うデッキには
一緒に採用するのがオススメです。
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