今回紹介するのはDIMENSION FORCE(ディメンション・フォース)よりこのカードです。
目次
カード説明
リンク・効果モンスター
闇属性/獣戦士族/攻3000/LINK-3
【リンクマーカー:左下/下/右下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
効果モンスター3体
このカードはリンク召喚でしか特殊召喚できない。
①:フィールドの表側表示モンスターは守備表示になる。
②:フィールドのこのカードは守備表示モンスターが発動した効果を受けない。
③:1ターンに1度、このカードがEXモンスターゾーンに存在する場合、
自分の墓地の「スケアクロー」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、デッキから「スケアクロー」モンスター1体を手札に加える。
この効果を発動したターン、自分は「スケアクロー」モンスターしか特殊召喚できない。
【スケアクロー】に属する闇属性獣戦士族のLINK-3リンクモンスターです。
見た目やカード名からスケアクロー・ライヒハートの進化形だと思われます。
ビフォー
↓
アフター
肌が露出している部分のあったライヒハートの鎧ですがその露出した部分がなくなり
顔以外が全て漆黒の鎧で覆われています。
また騎乗しているのか下半身が変貌しているのかは判別できませんが
獰猛な黒い3頭の獣にまたがったような姿となっています。
カード名は「ライヒハート」+3を意味する「トライ」からだと思われます。
フィールドのモンスターを全て守備表示に
効果モンスター3体
このカードはリンク召喚でしか特殊召喚できない。
リンク素材には効果モンスター3体を指定しています。
LINK-2を経由できなかったりトークンなどを素材にできない以外は特に制限もなく
様々なデッキでモンスターを3体並べる事でリンク召喚が可能です。
【スケアクロー】は他のスケアクローの隣に特殊召喚できる効果を持っており
とりあえず手札にスケアクローが3枚あればリンク召喚が狙えます。
ただリンク召喚でしか特殊召喚出来ない制約が存在しています。
これは獣戦士族である関係でトライブリゲードの効果で特殊召喚出来ないようにする為でしょう。
リンクマーカーは下方向に3つあります。
他のリンクモンスターを並べたりペンデュラム召喚に繋げたりも可能です。
自分の墓地の「スケアクロー」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、デッキから「スケアクロー」モンスター1体を手札に加える。
③の効果はエクストラモンスターゾーンに存在している場合に1ターンに1度、
自分の墓地のスケアクロー1体を特殊召喚しつつ、
さらにデッキからスケアクロー1体を手札に加えるサーチ&蘇生効果です。
両方合わせて一気に2体分のアドバンテージを確保できる優秀な効果であり
サーチしたカードがスケアクローがまだ自己展開効果を使っていなければ
そのまま特殊召喚が可能となります。
各種スケアクローはトライヒハートを強化する効果を持っている為に
この効果でスケアクローを2体展開してトライヒハートを強化するのが基本戦術となります。
制約としてこの効果を発動するとスケアクロー以外は特殊召喚できなくなります。
他のモンスターを特殊召喚したければあらかじめ展開しておきましょう。
電子光虫に混ぜる手も
フィールドのモンスターを全て守備表示にしてしまうという強烈な効果を持っており
また肆世壊=ライフォビアやスケアクロー・ライヒハートは
フィールドに守備表示モンスターが3体いてこそ真価を発揮できると
様々な意味で【スケアクロー】において前提となってくるカードです。
元々の攻撃力が3000とLINK-3の中でも高い方なのに加えて
各種スケアクローはこのトライヒハートを強化する効果を持っており
このカードをEXモンスターゾーンに並べた状態でアスロア、ベロネア、アクロアの3体を並べれば
3900打点による貫通効果つきの3回連続攻撃を行えます。
相手を守備表示にした上でこれなのですから攻撃が全て通れば
1ターンキルも充分狙えるでしょう。
素材自体に制限はないので他のデッキでもリンク召喚は可能であり
③の効果こそ活かせないものの守備表示にするロック効果とそれに付随するモンスター効果に対する耐性、
そして3000打点という攻撃力は活かす事が可能です。
ただ自分モンスターも守備表示になってしまうので
守備表示になっても支障のでにくいデッキでの運用が前提となってくるでしょう。
守備表示になる事をトリガーとする【デジタル・バグ】あたりは
この点をメリットとして活かす事もできるでしょう。
ちなみにやろうと思えばスケアクロー・トライヒハートを2体並べる事も充分可能ですが
EXモンスターゾーンにいてこそ真価を発揮するカードなのであまりメリットはありません。
ただ相手からするとトライヒハート2体をどかさないとロックが解除されないので
除去手段に困る相手にとっては2体並ぶと悲鳴を上げるケースは充分あります。
もう1つ付け加えるならトライヒハートを素材にして
2体目のトライヒハートをEXモンスターゾーンに出す事も可能です。
この場合は②の効果を再度発動でき、墓地肥やしという意味では意味があります。
特にトライブリゲードを出張させている場合はこの墓地肥やしは意識していいでしょう。
とにかくこのカードがないと始まらないのに加えて
リンク召喚でしか場に出せないので
EXデッキからこのカードが尽きたら機能停止に陥ります。
長期戦を想定するならEXデッキに戻す手段も
あった方がいいかもです。
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