今回紹介するのはDIMENSION FORCE(ディメンション・フォース)よりこのカードです。
目次
カード説明
シンクロ・効果モンスター
星11/光属性/サイキック族/攻3500/守3500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:自分のLPが相手のLP以下の場合、
S召喚したこのカードは相手が発動した効果を受けない。
②:1ターンに1度、1000LPを払い、
自分フィールドのモンスター1体と相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
③:自分・相手のバトルフェイズ開始時に発動できる。
このカードの攻撃力は、お互いのLPの差の数値分アップする。
光属性サイキック族のレベル11シンクロモンスターです。
見た目からすると恐らくはサイコ・デビルの進化形だと思われます。
ビフォー
↓
アフター
全体的に翼や手足などが巨大化した上で機械的な装甲が追加されており
より禍々しく、そしてゴツくてカッコいい姿となっています。
背景にはビルが並ぶ夜の街が確認でき都市の上空で禍々しく緑の雷を放っています。
「パニッシャー」とは断罪者や懲罰者を意味する言葉です。
ライフが減れば減るほど強い!
S召喚したこのカードは相手が発動した効果を受けない。
自分フィールドのモンスター1体と相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
このカードの攻撃力は、お互いのLPの差の数値分アップする。
③の効果はお互いのバトルフェイズ開始時に
自分と相手のライフ差だけ自身の攻撃力を上げる自己強化効果です。
例えばお互いに初期ライフの状態で神の宣告のようなライフを半減して発動するカードを使った場合
攻撃力は4000上昇、元々の攻撃力も含めて7500打点にまで到達します。
永続効果ではなくバトルフェイズ開始時に発動する効果であり
戦闘中にライフが変動したとしても攻撃力はそのままです。
レベル11シンクロの新たな選択肢として
星態龍以来とも言えるレベル11汎用シンクロです。
ライフが減れば減るほど強いという分かりやすいコンセプトのカードであり
元々の3500という高い打点に加えてライフが相手以下であれば強烈な耐性を誇り、
そしてライフが下回れば下回るほど攻撃力が上がっていくという
「耐性をつけて物理で殴れ」と言わんばかりの脳筋カードです。
特にライフコストを積極的に支払うデッキであれば真価を発揮しやすいでしょう。
ただ相手もライフコストをばかすか支払うようなデッキ、
特に【ダイノルフィア】や【ヒロイック】あたりが相手だと真価を発揮し辛くなってくるでしょう。
【パンク】とのシナジーを意識して作られたと思われるカードであり
11レベルシンクロが狙いやすいデッキな上にライフコストもよく払うデッキなので
このカードを出しやすく、かつその性能も発揮しやすいです。
元々の切り札であるUk-P.U.N.K.アメイジング・ドラゴンとも
ライフが多い時や除去が欲しい時はあちらで、といった感じで使い分けがしやすいです。
「サイコ」の名を冠していたりライフに関する効果を持っていたりと
初期のサイキック族らしさの漂うカードですね。
シンクロモンスターである事も含めてサイキック族の切り札感が出ています。