今回紹介するのはデュエリストパック-深淵のデュエリスト編-よりこのカードです。
目次
カード説明
リンク・効果モンスター
水属性/サイバース族/攻2300/LINK-4
【リンクマーカー:上/左/右/下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
水属性モンスター2体以上
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがEXモンスターゾーンに存在する限り、相手は他のモンスターを攻撃できない。
②:自分フィールドの水属性モンスター1体と相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
③:相手ターンに、魔法・罠カードの効果がフィールドで発動した時に発動できる。
このカードに装備された自分の「マリンセス」モンスターカード1枚を選んで特殊召喚し、
その発動した効果を無効にする。
【マリンセス】の新規となる水属性サイバース族のLINK-4リンクモンスターです。
頭の上から揺られたとても長い銀髪のツインテールが特徴的なマリンセスです。
杖を構えつつ貝の上で優雅に座っているのが美しいですね。
カード名の由来は「アルゴノート・アルゴ(アオイガイ)」だと思われます。
貝といいますが実はタコの仲間で雌が貝のように貝柱を持っているのが特徴です。
カードの使い手である財前葵と元の持ち主であるアクアの両方の名前を冠している
マリンセスの切り札に相応しいネーミングだと言えるでしょう。
水属性モンスター2体以上
リンク素材には水属性2体以上を指定しています。
海晶乙女グレート・バブル・リーフや海晶乙女ワンダーハートと同じ素材指定ですね。
LINK-4ですが連続リンクが得意な【マリンセス】では出すのは難しくないでしょう。
他の水属性デッキでも出す事は可能ですが
③の効果を活用するのであれば海晶乙女の闘海あたりは入れたい所です。
リンクマーカーは上下左右のファイアウォールドラゴン配置です。
リンクマーカーの確保的にはメインモンスターゾーンに出した方がお得ですが
①の効果を活用するにはEXモンスターゾーンに出す必要があります。
①の効果はEXモンスターゾーンにいる間は
他のモンスターを攻撃できなくさせる攻撃制限です。
他のモンスターを戦闘から守る事が可能ですがこのカードの攻撃力は2300とそれほど高くないので
海晶乙女の闘海などで攻撃力を補強したい所です。
②:自分フィールドの水属性モンスター1体と相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
②の効果は1ターンに1度、
自分の場の水属性1体と相手のカード1枚を手札に戻すバウンス効果です。
自分と相手、両方のカードをバウンスする除去手段であり
海晶乙女ブルータンなど召喚、特殊召喚時に発動する水属性をバウンスする事が出来れば
その再利用に繋がるので無駄がありません。
単純に特殊召喚しやすい水属性をバウンス要因にするのも手でしょう。
一応自身をバウンスして発動する事も出来ますがさすがに勿体ないので
出来る限り他の水属性をバウンスしたい所です。
③:相手ターンに、魔法・罠カードの効果がフィールドで発動した時に発動できる。
このカードに装備された自分の「マリンセス」モンスターカード1枚を選んで特殊召喚し、
その発動した効果を無効にする。
③の効果は相手ターンにフィールドで魔法罠が発動した時に
このカードに装備されたマリンセス1体を特殊召喚する事で
その発動された魔法罠を無効にできるというものです。
このカード自身にはマリンセスを装備する類の効果はないので
海晶乙女の闘海や海晶乙女スリーピーメイデンの効果で装備させましょう。
墓地から除外するタイプ以外の大抵の魔法罠を無効にできるので
妨害としてはかなりいやらしいでしょう。
バウンス効果をどう生かす?
全体的な性質として海晶乙女の闘海で他のマリンセスを装備しつつ
かつ攻撃力を高めている状態でこそ真価を発揮できるカードだと言えます。
特に海晶乙女クリスタルハートを装備している状態であれば
モンスター効果の影響を受けずかつ魔法罠は③の効果で無効にできると
相手からすれば厄介極まりない存在となります。
攻撃力0のクリスタルハートを特殊召喚する場合になっても
①の効果でサンドバッグ化を防ぎやすいのもポイントですね。
ただマリンセスは墓地で発動する効果を持つモンスターが充実している関係で
②の効果でバウンスして美味しい場のカードというのがそれほどいません。
氷帝メビウスなど別途バウンスするうま味のある水属性を採用するのも手だと思います。
②の効果はこの手のバウンスによる除去としてはお約束ですが壊獣とはとっても相性がよく
相手モンスターを強制的にリリースした上で手札に戻して再利用が可能です。
丁度水属性の海亀壊獣ガメシエルがいますしオススメです。
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