今回紹介するのはデュエリストパック-深淵のデュエリスト編-よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星7/水属性/魚族/攻2550/守2350
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドに「海」が存在する場合に発動できる。
このターン、自分の水属性モンスターは直接攻撃できる。
②:相手バトルフェイズに、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
③:フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から戦士族・水属性モンスター1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。
要塞クジラの進化形となる水属性魚族のレベル7モンスターです。
ビフォー
↓
アフター
何かもう全体的にパワーアップしまくりですね。
背中に砲台がぽつんと乗っていた感じの要塞クジラに比べて
こちらは背中部分が全て戦艦になった感じです。
腹の部分にも魚雷の発射口が搭載されておりまさに完全武装って感じですね。
相手バトルフェイズ中にフリーチェーンでモンスター除去
①:フィールドに「海」が存在する場合に発動できる。
このターン、自分の水属性モンスターは直接攻撃できる。
①の効果は1ターンに1度、海が存在している場合に
自分の水属性モンスター全てが直接攻撃できるようになるというものです。
この手の直接攻撃効果としては自分だけでなく他のモンスターにも直接攻撃付与が可能であり
自身の攻撃力も2550あるので単体でも大きなダメージを与える事ができます。
水属性を大量に並べる事が出来れば1ターンキルも視野に入ってくるでしょう。
相手としては直接攻撃を防ぎたければこのカードを除去なりする必要がありますが
迂闊に破壊すると今度は③の効果に繋がる点もいやらしい所です。
②:相手バトルフェイズに、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
②の効果は相手バトルフェイズ中に1度、
相手の表側モンスター1体を破壊できるというものです。
発動タイミングが相手バトルフェイズ中のみと限定されるもののフリーチェーン除去であり
相手はこのカードがある状態で迂闊にバトルフェイズに入る事ができないでしょう。
フリーチェーンの蘇生カードとも相性がよく
奇襲気味にこのカードを蘇生してフリーチェーン除去を仕掛ける事が可能です。
③:フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から戦士族・水属性モンスター1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。
③の効果は1ターンに1度、戦闘破壊か効果破壊された場合に
デッキか墓地から水属性戦士族1体を手札に加えるとか特殊召喚できるというものです。
相手の効果で破壊されても発動ができますし
潜海奇襲Ⅱの自壊デメリットや激流葬など自分から能動的に破壊する事でも効果を発動できます。
伝説のフィッシャーマン二世あたりが主な特殊召喚候補となるでしょうか。
E・HERO オーシャンE・HERO バブルマンあたりもサーチ、特殊召喚可能です。
潜海奇襲Ⅱと相性抜群
特に潜海奇襲Ⅱとシナジーするようにデザインされており
相手バトルフェイズ中に蘇生をして②の効果でフリーチェーン除去が狙える上に
自壊するデメリットも③の効果に繋げられると無駄がありません。
実質相手のバトルフェイズごとにフリーチェーン除去を行いつつ
お互いのバトルフェイズ終了時ごとに水属性戦士族のサーチorリクルートが可能なので
墓地にこのカードがある状態で潜海奇襲Ⅱを維持する事ができれば
継続的にアドバンテージを確保していく事ができます。
ただ①の効果でのダイレクトアタックは事前に発動していないといけないので
潜海奇襲Ⅱの蘇生からでは出来ない点には注意しましょう。
潜海奇襲Ⅱ以外でも単純にリビングデッドの呼び声のようなフリーチェーンの蘇生カードとも相性がよく
仮にリビングデッドの呼び声が破壊されて自壊されたとしても
③の効果に繋げられるので無駄になりません。
ちなみに③の効果で特殊召喚出来る水属性戦士族には
氷結界のモンスターが多く存在しています。
もしかしたら氷結界の救済カードになるかもしれませんね。
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