遊戯王ＯＣＧカード考察：《相剣大邪－七星龍淵（そうけんだいじゃ しちせいりゅうえん）》龍淵さん悪墜ちしちゃった

今回紹介するのはBATTLE OF CHAOS（バトル・オブ・カオス）よりこのカードです。

カード説明

wiki

【相剣】の新規となる炎属性幻竜族のレベル１０シンクロモンスターです。

名前や姿からして相剣軍師－龍淵の進化形ですね。

ビフォー

↓

アフター

全体的に衣装が豪華になっている他、紫色のオーラのようなものが足元から出ています。

また手に持っていた剣はガリアンソードのような形状となり

黒いオーラを出しつつ周囲に纏うような状態になっています。

氷水浸蝕や憶念の相剣のイラストでは他の相剣や氷水と敵対している様子が描かれており

どうやらデスピアの凶劇に遭遇した時に彼にナニカサレテ悪落ちしてしまったのでしょう。

特殊召喚や魔法罠を発動したら除外して１２００ダメージ

シンクロ素材にはチューナー以外に幻竜族を指定しています。

種族指定があるものの【相剣】では相剣大公－承影と同じレベルなので

基本的にはあちらと同じく相剣軍師－龍淵から出していく方法で問題ないでしょう。

あちらよりもより幻竜族デッキで出す事を前提にした感じではあります。

①の効果は１ターンに１度、

このカードが場に出ている状態で他の幻竜族シンクロをシンクロ召喚した場合に

デッキから１枚ドローできるというものです。

このカードをシンクロ召喚した後でさらに幻竜族シンクロを展開する必要がありますが

【相剣】では相剣師－莫邪と相剣軍師－龍淵を同時に並べる事が出来れば狙えるので

そこまで難易度は高くありません。

②の効果は１ターンに１度、相手がモンスターを特殊召喚した場合に

特殊召喚されたモンスターのうち１体を選んで除外して１２００ダメージを与えるというものです。

相剣軍師－龍淵も持っていたバーン効果であり

こちらはシンクロ素材時ではなく相手の特殊召喚がトリガーとなっており

さらに除外する効果もついてきます。

相手が【ふわんだりぃず】や【妖仙獣】でもない限りはまず発動が狙えるといってもよく

対象に取らない除外なので効果破壊耐性も対象耐性も無視できます。

そのうえで１２００という少なくないバーンダメージもついてくるので

妨害としてとても優秀な除去だと言えるでしょう。

③の効果は１ターンに１度、相手が魔法罠カードを発動した時に

それを除外して相手に１２００ダメージを与えるというものです。

②の効果の魔法罠版といった感じですね。

発動機会は多いですが相手の妨害を狙うのであれば

フィールド魔法や永続魔法、もしくは墓地で発動する効果を持つ魔法罠相手に発動したい所です。

相剣大公－承影との使い分け

とにかく②の効果が強烈ですね。

何かしら相手が特殊召喚すればそれを除外する事が出来るので

相剣大公－承影とはまた違った妨害性能を持ったカードです。

③の効果もフィールド魔法や永続魔法、永続罠を積極的に使う相手には効果的で

①の効果も更なる展開ができるのであればありがたいので

そのあたりも含めて相剣大公－承影と使い分けていきたい所です。

相剣大公－承影と違って除外ギミックを活用せずとも妨害が狙えるのもポイントで

そういう意味では【相剣】以外でも使いやすいカードだと言えます。

その場合、幻竜族デッキに相剣軍師－龍淵でも出張させるのがいいでしょう。