今回紹介するのはBATTLE OF CHAOS(バトル・オブ・カオス)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星7/光属性/岩石族/攻2000/守2000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの効果モンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、リリースしたモンスターの元々の種族・属性と同じ種族・属性を持つ
「エピゴノストークン」(星1・攻/守0)1体を自分フィールドに特殊召喚する。
光属性機械族のレベル7モンスターです。
全身にカメラを装着したような姿をした人型のモンスターが街に現れています。
こう戦隊ものの敵役にありそうなデザインしていますね。
カード名の由来は「エピゴーネン」だと思われます。
文学や芸術において先人の優れた部分を真似しただけの
いわゆる「パクリ」や「二番煎じ」なオリジナリティのない作品を作る製作者を現す言葉です。
このモンスターの場合、カメラによってコピー品を作り出す能力があるのでしょう。
機械族みたいな見た目をしていますが岩石族です。
石像のような芸術の模造品を作るイメージなのかもしれませんね。
リリースしたモンスターのトークンを生成
①:自分フィールドの効果モンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その効果は1ターンに1度、自分の効果モンスター1体をリリースする事で
自身を手札から特殊召喚する自己展開効果です。
効果モンスター限定ですがトークンなどの場合でも
リンク・スパイダーを経由する事で間接的にリリースできるのでそこまで問題にならないでしょう。
「エピゴノストークン」(星1・攻/守0)1体を自分フィールドに特殊召喚する。
そして特殊召喚後にリリースしたモンスターと
同じ属性と種族のトークンを生成する事も可能です。
これにより実質的に損失なしでモンスター2体を並べる事が可能であり
そのままリンク召喚などに繋げる事ができます。
この手のリリースして特殊召喚する系のカードとしてはトークンを生み出せるのが特徴で
特にリンク召喚へ繋げる場合に損失を抑える事ができます。
召喚時や特殊召喚時などに効果を発動するモンスターが効果を使い終わった後に
それをリリースすると無駄がないでしょう。
例えばサイバース・ガジェットの蘇生効果を利用した後にこのカードでリリースする事で
トークンも合わせて合計4体のモンスターを並べる事が可能です。
その他にもユニオン・キャリアーや武神姫-アハシマ、ショートヴァレル・ドラゴンのように
リンク素材に出来ない制約のあるモンスターをリリースして特殊召喚する事で
間接的に無理矢理リンク素材にする活用法もあります。
このカードは光属性なのでフォトン・サンクチュアリ2体からユニオン・キャリアーを出した後、
さらにこのカードの特殊召喚まで問題なく行えます。
とにかく効果モンスターさえリリースすれば簡単に手札から特殊召喚しつつトークンを出せるので
リンク召喚を行う様々なデッキで活用が考えられるカードです。
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