《ペンデュラム・アンコール》：遊戯王ＯＣＧカード考察　ご要望にお応えして相手ターンにもペンデュラム召喚を！

今回紹介するのはWORLD PREMIERE PACK 2021よりこのカードです。

カード説明

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ペンデュラム用のサポートとなる通常罠です。

カーテンの奥にオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンのシルエットが映り

観客が歓声を上げています。

カーテンコールの後に観客からのアンコールが入りそれに応えたのでしょう。

相手ターンにペンデュラム召喚！

その効果は相手メインフェイズに１度、手札を１枚捨てる事で

ペンデュラムモンスターをペンデュラム召喚するというものです。

手札コストこそ必要なものの

本来自分ターンにしか行えないペンデュラム召喚を行えるのでその有用性は高いです。

ただし制約として発動したターンはペンデュラムゾーンのカードの効果を発動できず

またエンドフェイズにデッキに戻ってしまいます。

自分で破壊する事も出来なくなる為にＥＸデッキに送るというのも難しいです。

デッキに戻るのを回避したければ

エンプレス・オブ・エンディミオンやイェシャドール－セフィラナーガあたりで

手札に戻す方法があります。

「ペンデュラムモンスターしかペンデュラム召喚出来ない」点にも注意が必要です。

相手ターンに霞の谷の巨神鳥を不意に出すという事はできません。

その性質から特にペンデュラム召喚した場合に効果を発揮できるカードと相性がいいです。

除去効果を発動できる魔妖仙獣 大刃禍是、魔装邪龍 イーサルウェポン、

エンプレス・オブ・エンディミオンなどをペンデュラム召喚出来れば

フリーチェーンの除去のように発動できるので強力です。

特にエンプレス・オブ・エンディミオンは

魔力カウンターの乗ったＰゾーンのカードであればバウンスしてデッキに戻るのを防げるので

このカードとは何かと相性がいいでしょう。

その他にも【セフィラ】や【マジェスペクター】あたりは

ペンデュラム召喚時に発動できる効果持ちが揃っているので

相手ターンにペンデュラム召喚出来る意義は大きいです。

癖のあるカードですが上手く使えばペンデュラム召喚の幅がぐっと広がる面白いカードです。