《Ｅｖｉｌ★Ｔｗｉｎ’ｓ トラブル・サニー（イビルツインズトラブルサニー）》：遊戯王ＯＣＧカード考察

今回紹介するのはBURST OF DESTINY（バースト・オブ・デスティニー）よりこのカードです。

 

 

カード説明

wiki

 

【イビルツイン】の新規となる光属性悪魔族のＬＩＮＫ－４リンクモンスターです。

 

Ｌｉｖｅ☆Ｔｗｉｎ トラブルサンで映っていた高飛車なお嬢様アバターと同じ格好をした少女が

黒い肌の美女と並んで夜の街に姿を現しています。

彼女こそがトラブルサンに登場していたvtuberの本体なのでしょうね。

よく見るとアバターの時より全体的に小柄な姿となっており

アバターが少女のようになっているライブツインの双子とは対称的です。

もしかしたらその内彼女達のライブツインバージョンも来るかもしれませんね。

 

ちなみにキスキルリィラの方は「Ｅｖｉｌ★Ｔｗｉｎｓ」と「　’　」が無いのに対して

こちらは「Ｅｖｉｌ★Ｔｗｉｎ’ｓ」と「　’　」があります。

これは短縮形で使われる言葉であり「’ｓ」となるとよく使われるものは「is」、

つまり３人称視点での相手に対して使われるものです。

キスキルリィラとは別の存在である、という事を示唆したネーミングなのかもしれませんね。

 

 

 

フリーチェーンで双子を蘇生

リンク素材にはイビルツインモンスターを含む２体以上のモンスターを指定しています。

ＬＩＮＫ－４と重い用に見えて【イビルツイン】であれば

カード１枚からイビルツインのＬＩＮＫ－２を２体並べられるのでこのカードに繋げるのは難しくありません。

出し方を考えると「イビルツインの２人をステージから引きずり降ろして自分達が代わりに立つ」

という乗っ取りを意識しているのかもしれませんね。

 

リンクマーカーは上下左右に存在するファイアウォール・ドラゴンと同じ配置です。

ＥＸモンスターゾーン、メインモンスターゾーンどちらに出した場合であっても

イビルツイン２体を出すのに支障はないでしょう。

 

①の効果は１ターンに１度、自身をリリースする事で

墓地からキスキルとリィラをそれぞれ１体ずつ、もしくは片方を特殊召喚する蘇生効果です。

Ｅｖｉｌ★ＴｗｉｎキスキルとＥｖｉｌ★Ｔｗｉｎリィラでこのカードをリンク召喚していれば

その２体が墓地にあるはずなのでそれらが蘇生する筆頭候補となるでしょう。

この２体は相方がいる状態で特殊召喚された時に発動できる効果を持っており

子の効果で２体同時に蘇生する事でその効果も同時に発動が可能となります。

フリーチェーンで発動が出来るのでこのカードに除去が打たれた場合でも

イビルツインの２体にバトンタッチが出来るのもポイントです。

 

イメージ的にはリンク召喚時にステージから退場させられたイビルツインが

このカードをステージから引きずり落して再びステージに立っているのかもしれませんね。

 

 

②の効果は１ターンに１度、自身を墓地から除外しつつ

手札かデッキか自分フィールドからイビルツインモンスター１体を墓地へ送る事で

フィールドのカード１枚を選んで墓地へ送るというものです。

①の効果でリリースしてそのまま発動するのがいいでしょう。

対象に取らない墓地送りとして多くの耐性持ちを突破できる優秀な除去である上に

Ｅｖｉｌ★Ｔｗｉｎｓ キスキル・リィラをデッキから墓地へ落とす事ができるので

あちらが持つ自己蘇生効果にも繋げやすいです。

 

またＥｖｉｌ★ＴｗｉｎキスキルとＥｖｉｌ★Ｔｗｉｎリィラが両方並んでいる場合、

片方を墓地へ送る事でもう片方で再び相方を蘇生する事が可能であり

特殊召喚された時の効果を発動できるのでフィールドから墓地へ送る意義も大きいです。

 

 

 

もう何から何までありがたい

まあなんというか露骨なテコ入れカードですね

リンク素材から効果まで何かと【イビルツイン】と噛み合いまくっており

イビルツインリンクを２体並べたはいいけどＥｖｉｌ★Ｔｗｉｎｓ キスキル・リィラを出せない、

もしくは出してもうま味が少ないという状況の多かったイビルツインにとって

②の効果で除去を兼ねつつ直接キスキル・リィラをデッキから墓地に落とす事ができるというのは

実にありがたいです。

 

このカードの攻撃力が３３００と高水準なのも大きの魅力で

①の効果でいつでもリリースエスケープできる事をほのめかしながら攻撃を仕掛ける事が可能です。

このカードで攻撃した後に①の効果で２体のイビルツインリンクを呼び出して

そのまま畳みかけるように攻撃する事も可能であり

相手の場ががら空きの場合には大きな戦闘ダメージも狙えます。