《ヴァレルコード・ドラゴン》：遊戯王ＯＣＧカード考察　自分は破壊耐性で防ぎつつフィールドのモンスターを全て壊す！

今回紹介するのはBURST OF DESTINY（バースト・オブ・デスティニー）よりこのカードです。

カード説明

wiki

ヴァレルの新しき力となる闇属性ドラゴン族のＬＩＮＫ－３リンクモンスターです。

今回のパックの看板モンスターとなります。

ヴァレルロード・ドラゴンがトポロジック・ボマー・ドラゴンの装甲を身に着けたような姿となっています。

〇〇コードというのは各種トポロジックの攻撃名であり

名前はそこからちなんでいるのでしょう。

プレイメーカーの使う、コード・トーカー系も意識しているのかもしれません。

攻撃時にフィールドのモンスター全て破壊

リンク素材には効果モンスター２体以上を指定しています。

とはいえ②の効果を考えると基本的にモンスター３体でリンク召喚する事になるでしょう。

ＬＩＮＫ－３なのでヴァレルロード・ドラゴンなどと比べて必要なリンク素材が１体少ないです。

ただこのカードを十全に活かす事を考えるのであれば

隣にリンクモンスターを並べた方がよいので実際には

やはり４体並べられる状態で出すのが望ましいです。

リンクマーカーは上、左下、右下とデコード・トーカーと同じ配置です。

このあたりもコード・トーカーを意識しているのかもしれませんね。

①の効果はリンクモンスターのリンク先に自身がいれば

効果破壊耐性が付与されるというものです。

特に②の効果を活かす際にこの耐性が活きてくるでしょう。

②の効果はモンスター３体を素材にリンク召喚している状態の時に１ターンに１度、

相手モンスターと戦闘をするダメージステップ開始時に

フィールドのモンスターを全て破壊するというものです。

全体破壊という点ではトポロジック・ボマー・ドラゴンを意識した効果だと言えるでしょう。

戦闘を経由する必要こそあるものの強力な除去であり

そのままでは自分自身も破壊されてしまうものの

①の効果が適用されていれば自分自身は破壊から逃れる事が可能です。

仮に自分事破壊しても③の効果に繋げる事はできるので自爆上等も十分選択肢です。

各種ヴァレットの破壊された時の効果のトリガーとしても機能しますが

対象に取る効果ではないのでそちらの方は発動しない点に注意です。

③の効果は１ターンに１度、墓地から除外する事で

フィールドの攻撃力３０００以上の闇属性１体を除外、

ＥＸデッキか墓地からとぽろじっく１体を選んで特殊召喚するというものです。

各種トポロジックは特殊召喚時に発動する効果を持っているので

発動し終わったトポロジックを除外して別のトポロジックを、というのを意識した効果と思われますが

フィールドから除外する闇属性は自分モンスターに限定されていません。

攻撃力が３０００を超える闇属性のエースモンスター、というのは結構ありふれていますし

闇黒世界－シャドウ・ディストピア－あたりで強制的に闇属性にする事で

より除外できる範囲は広がります。

対象に取らない除外なので除去手段としても積極的に使っていけるでしょう。

闇属性メタの選択肢としても

ＬＩＮＫ－３のヴァレルであり攻撃力はＬＩＮＫ－４のヴァレルより一回り小さいですが

効果の方は非常に豪快で強力なものとなっています。

③の効果もＥＸデッキにトポロジックを入れて置けば成立するので

【ヴァレット】に限らず様々なデッキで活用が可能です。

特に闇属性の大型モンスターを使うデッキが相手であれば③の効果が存分に活きてくるので

デッキから直接墓地へ落として③の効果を狙っていくのも面白いでしょう。