《ふわんだりぃず×すのーる》：遊戯王ＯＣＧカード考察　フリーチェーンで相手モンスター全て裏側に！

今回紹介するのはBURST OF DESTINY（バースト・オブ・デスティニー）よりこのカードです。

カード説明

wiki

【ふわんだりぃず】に属する風属性鳥獣族のレベル１０モンスターです。

ふわんだりぃずの３羽が旅立とうとしており

木の上に立つシロフクロウが見送るように翼を振っています。

ふわんだりぃずは北から南へ旅立つ３羽のキョクアジサジを描いたストーリーがあり

「まずは北極圏、スノーオウルのすのーるに別れを告げます」という説明がある事から

すのーるはこの３羽と親しかった事が察せられます。

カード名も「スノーオウル」から来ていると見ていいでしょう。

フリーチェーンで特殊召喚された相手モンスター全て裏側に

①の効果はこのカードをアドバンス召喚している状態であれば

通常召喚を３回まで行えるようにするという召喚権追加です。

これによりアドバンス召喚をした後もさらなる展開を行っていく事が可能です。

下級のふわんだりぃずは再利用が容易に可能なのでその後の展開も難しくないでしょう。

②の効果はアドバンス召喚しているこのカードが場にいる間、

自分モンスター全てに貫通効果を付与できるというものです。

このカード自身の攻撃力が２９００と中々高く

③の効果により強制的に守備表示にするのも狙えるので発動できる機会は多いです。

③の効果は相手ターンに１度、手札１枚を除外する事で

相手の特殊召喚されたモンスターを全て裏側守備表示にしてしまうというものです。

フリーチェーンで裏側守備表示にできる事の優秀さは月の書が証明している通りであり

それを特殊召喚されたモンスター全てに行えるのは破格の妨害性能です。

相手の各種素材を裏側守備表示にして展開を封じてもいいですし

対象に取らないのでエース級のモンスターを狙い撃ちにするのも効果的です。

コストとして除外する手札は再利用の簡単な下級ふわんだりぃずが望ましいでしょう。

通常召喚されているモンスターは裏側守備表示にできない点には注意です。

またリンクモンスターにも効果がないので

相手がリンク召喚主体のデッキで合った場合には

できるだけリンク召喚を行う前に発動して妨害を行いましょう。

ちなみにこの効果のみ、アドバンス召喚をせずとも効果発動可能です。

相手の展開中に墓地から蘇生してみるのもいやがらせ性能が高いでしょう。

出張させても強い

召喚権の追加に③の効果による妨害と

ふわんだりぃずにおけるエースの風格十分と非常に強力なモンスターです。

ふわんだりぃず×えんぺんと一緒に並べる事が出来れば

相手の攻撃力守備力を半減した上で貫通攻撃が狙えますし

相手としては効果が封じられるは裏側守備表示にさせられるわでろくに動けなくなるでしょう。

そして実際に２体を一緒に並べる事がそう難しい事でもないというのが

【ふわんだりぃず】の恐ろしい所です。

ふわんだりぃず×えんぺんもそうですが下級ふわんだりぃずと違って

召喚権の追加が鳥獣族に限らず他の種族も通常召喚が可能です。

他の効果も汎用的なものである為、【ふわんだりぃず】に限らず

アドバンス召喚を狙っていく様々なデッキに出張できるポテンシャルを秘めています。

アドバンス召喚した後も他のモンスターの通常召喚が可能なのはありがたいですし

③の効果も手札コストさえ確保できればどのデッキであっても強力でしょう。

特にこのカードは水属性なので【水フルモン】あたりに出張させてみるのも１つの選択肢です。