《クリブー》：遊戯王ＯＣＧカード考察　やっぱりクリボーと言えば攻撃反応の手札誘発

今回紹介するのはANIMATION CHRONICLE 2021よりこのカードです。

カード説明

wiki

クリボーの新しい仲間となる闇属性悪魔族のレベル１モンスターです。

遊戯王デュエルモンスターズにおいて闇遊戯がラフェール戦で使用し

その効果でガーディアン・グラールの攻撃力を下げました。

ＯＣＧ化に伴い効果が追加されています。

白い毛を持つクリボーです。

縮こまりながら上を見上げるような仕草をしており臆病な性格なのかもしれませんね。

相手の攻撃時に他のクリボーをサーチ

まずルール上「クリボー」と名の付くカードとして扱う効果外テキストがあります。

クリボー５兄弟が共通で持つ効果外テキストであり

クリボーンをはじめとする各種クリボーサポートに対応しているので

クリボー主軸のデッキに問題なく組み込めるでしょう。

①の効果は相手モンスターが攻撃宣言してきた時に

自身を手札から捨てる事で同名カード以外のクリボー１体を手札に加えるサーチ効果です。

クリボー系統ではお馴染みとなる攻撃反応型の手札誘発ですが

タイミングが同じであるが故にサーチしてきた虹クリボーやアンクリボーなどを

すぐには発動できない点には注意です。

それでも次の攻撃に備えて準備ができる点はありがたいですし

クリボーンなどをデッキから引っ張ってくる手段としても重宝します。

②の効果は１ターンに１度、手札から罠カードを１枚捨てる事で

相手の表側モンスターの攻撃力をターン終了まで１５００ダウンさせる弱体化効果です。

フリーチェーンで発動可能であり手札コストこそ必要なものの

弱体化量はかなり大きく相手に攻撃を躊躇させやすいです。

とはいえこのカード自体のステータスは貧弱であり

１５００ダウンされてもこのカードが戦闘破壊されてしまうケースは多いでしょう。

今回追加されたクリボー５兄弟の中では

唯一攻撃反応系の手札誘発効果を持っているあたり

ある意味一番「クリボーらしい」カードだと言えるかもしれません。

実際に各種クリボーをサーチできる効果はとても便利であり

クリボーメインのデッキに５兄弟のうちこのカードだけ採用する選択肢も十分ありでしょう。