遊戯王セブンス５３話の感想です。
前回のあらすじ：完璧な手札だ
目次
マキシマムモンスター、陥没
リアルタイムラッシュデュエルアンインストール。
それはオーティスが仕向けた罠でラッシュデュエルが行われる度に
少しずつラッシュデュエルがアンインストールされていくというものでした。
大規模な大会を開いた事でアンインストールが進んでいき
遊我とルークのデュエルを最後に終わってしまうようです。
地下倉庫に不審な機械があり重騎デュエルクラブそれを解体するもののアンインストールは止まらず、
ラッシュデュエルを中断すれば進行を止める事ができるものの
それをしても結局誰もラッシュデュエルが出来なくなるのには変わらず
何よりも遊我もルークも最高の晴れ舞台での勝負を止める気はありません。
デュエルの続行を決意する２人に観客席からもラッシュデュエルコール湧きあがります。
ルークのターン、ドロー。
トレジャー・ドラゴンを召喚しつつ２体リリース、鋼撃竜メタギアスをアドバンス召喚です。
メタギアスの効果、それはレベル７以上のモンスターを手札から墓地へ送る事で
破壊耐性を得つつ２回攻撃を可能にするというもの
しかし攻撃力自体は上がらない為、ヴァスト・ヴァルカンの方が攻撃力が上です。
それでも構わずに攻撃をし反射ダメージを受けるルークですが
それをトリガーに罠カード「鋼の一撃」を発動して相手の攻撃力を１０００ダウン、
２回目の攻撃でヴァスト・ヴァルカンを撃破する事に成功しました。
ついに作中で「マキシマムモンスターをマキシマム以外で撃破する」を成し遂げました。
遊我もこれには驚いたと言っています。ルークはこれでターンエンド。
遊我のターン、ドロー。魔法カード「天使の施し」を発動、唐突にＯＣＧの禁止カードを使うんじゃない。
効果は勿論３枚ドローして２枚墓地に送るというガチ仕様。
前回のアメイジング・ディーラーもそうですが今回の遊我は
とにかくカードを墓地に送る手段を多様しています。これも１つの布石なのでしょうね。
クリボット２体を召喚してそれをリリース、ミラーイノベイターをアドバンス召喚、
さらにルミナスシャーマンといつも超速でリリースされる猫を召喚してリリース、
火雷神サンダーボールドをアドバンス召喚します。
サンダーボールドの効果はデッキトップを墓地へ送る事で攻撃力３００アップ、
さらにレベル７が墓地に４体以上いればそのうち１体を蘇生できるというもので
墓地からセブンスロード・マジシャンを蘇生します。
こうして遊我の場には３体のレベル７モンスターが揃う事になりました。
さらにミラーイノベイターとセブンスロード・マジシャンも自身の効果で攻撃力を上げ
３体のモンスターで畳み込む布陣です。
これに対してルークは罠カード「絶対魔圏！（ぜったいまけん）」を発動、
墓地からドラゴン族３体をデッキに戻す事でメタギアスに戦闘破壊耐性を付与します。
これにより３体から総攻撃を受けてもライフを１００残してギリギリ耐える事に成功しました。
遊我はこれでターンエンドです。
最後の決着はいつものエースで
ルークのターン、ドロー。
魔法カード「強欲な壺」を発動して２枚ドロー。こっちもこっちでガチカード来ました。
そしてモンスター２体を召喚してリリース、幻撃竜ミラギアスをアドバンス召喚、
その効果でミラーイノベイターとサンダーボールドの攻撃力を１５００ダウンさせ
２回攻撃を付与します。メタギアスも効果発動し２回攻撃を付与です。
さらに魔法カード「ハイパーノヴァ」で墓地からドラギアスを蘇生、
こちらも２回攻撃が付与されなんと合計で６回攻撃の布陣が整う事になりました。
まず２体のモンスターを戦闘破壊するもライフが１０００以下になった事で
遊我が罠カード「エレメンタルラッシュ」を発動、場の自分モンスターを全て墓地へ送る事で
墓地からアイスエイジカタパルト、フルメタルインパクト、サベージ・クローを一気に３体蘇生させます。
しかしルークはそれらも全て戦闘破壊、最後にドラギアスの２回目の攻撃でトドメをさそうとするものの
遊我は罠カード「セブンスロード・フォース」を発動、
これは墓地にレベル７モンスターが１０体以上いる場合に直接攻撃されるという
極めて重い条件によって発動できるカードで効果はセブンスロード・マジシャンを蘇生しつつ
さらに相手モンスターを全て手札に戻すというもの
ルークの場をがら空きにした事で次のターン、遊我が勝負を決めに・・・それはどうかな？
ルークはここで罠カード「ドラゴン・エンカウント」を発動、
手札から連撃竜ドラギアスを特殊召喚します。
やめろっと言われてももう遅い！
やめろっと言われてももう遅い！！
やめろっと言われてももう遅い！！！
今回は特別に３回言わせてもらったぜ！！！！
特殊召喚されたドラギアスによる３回目の攻撃、爆裂滅殺覇道撃光竜王弾により
ついに遊我のライフが０となりました。
マキシマムモンスターすら突破しての遊我の撃破、ルークの完全勝利です。
これによりルークキング・ルークキングスのポイントが７７７となった事で
チームとしても優勝を飾る事となりました。まさにルーク達がデュエルの王となったのです。
遊我はこの結果に本気で悔しがっています。
普段の底知れない様子から一転して実に小学生らしい描写ですね。
それでも全力を出し切った結果なのか悔しがりながらも後ろ暗い様子は感じられません。
ラッシュデュエルの終焉を現すかのようにドラギアスの姿が消え、
遊我とルークの２人が握手を交わします。
そしてデュエルディスクもラッシュデュエル形態から元に戻り・・・
と思ったら再びラッシュデュエル仕様になりました。
なんと遊我はリアルタイムラッシュデュエルアンインストールに対抗する為に
ネイルと協力してリアルタイムラッシュデュエルインストールをしていたのでした。
月面にはカラーのついたラッシュデュエルロボの存在が確認でき
どうやらネイルがスペースデブリなどを利用して組み立てたようで
ドローンによって安易に解体されない堅牢さを手に入れているようです。
デュエルには負けてもラッシュデュエルを存続させるという
ラッシュデュエルの生みの親としてしっかりと仕事を果たす、これでこそ遊我です。
こうして大会は無事に終わり、ラッシュデュエルも存続するという道を獲得できたのでした。
しかし月面には謎の宇宙船とそれに搭乗する謎の６人の影がありました。
いやぁ最後の最後まで勝負の分からない非常に熱いデェエルでした。
最後に初期からのエースモンスターで決着をつけるというのも実に王道ですね。
今回の遊我は魔法使い族デッキというよりも
レベル７モンスターを主軸にするといった感じのデッキになってますね。
最後に登場した６人・・・いや５人と１匹ですが
キービジュアルには既にその姿が描かれています。
こうしてみるとどうやら全員小学生っぽいですね。
ゴーハ兄弟という事で５兄弟かつゴーハの関係者の様子です。
そして一番左だけキービジュアルでも顔が隠れています。別格っぽい雰囲気がありますね。
次回予告 第５３話『いくぞ！ラッシュグリュリュ！』
見事ラッシュデュエル大会に優勝し王となったルークは・・・
いつものように調子に乗っていた！知ってた
またタイガーあたりに制裁されそうですねこれは。
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