6月3日にこのような可愛らしい鳥たちの設定画が公開されました。
BURST OF DESTINY(バースト・オブ・デスティニー)の新テーマである
【ふわんだりぃず】の設定画です。
カードの発表より先に設定画が公開されるという異例の事態であり
多くのデュエリストたちがこのふわんだりぃずがどのようなテーマであるかを想像しました。
そしてついにこのテーマ、ふわんだりぃずの全貌が明らかとなりましたので紹介しようと思います。
目次
てーまとくちょう
・あたたかなタッチで描かれた可愛らしい小鳥たちのテーマである
・水属性と風属性の鳥獣族テーマで最上級のアドバンス召喚を主体とする
・下級モンスターはフィールドから離れると除外され鳥獣族が召喚されると手札に戻る
・特殊召喚を全力で投げ捨てており特殊召喚メタに滅法強い
・可愛い姿してるけど貫通効果付きでぶん殴ってきます
まるで絵本のようなあたたかい様々な鳥たちが描かれています。
キョクアジサシをモチーフとする青い3羽の小鳥そのものはモンスターカードとして登場しておらず
収録されるモンスターは全てこの3羽が旅で出会ったかのようなイラストになっており
まさにカード1枚1枚が絵本の物語の1ページのように描かれています。
キョクアジサシは1年の間に南極圏と北極圏を行き来する鳥であり
そんな3羽が旅をしながら色んなふわんだりぃずと出会っていく物語なのでしょう。
魔法罠も「ふわんだりぃずと謎の地図」のようにまるで絵本のタイトルのようになっています。
テーマ名は「ふわふわ+ワンダー+ブリーズ」と公式で説明されており
「ワンダー」は驚きや不可思議といった意味の言葉で
ブリーズは西風やそよ風を意味する言葉となっています。
訳するなら「そよ風と共にやってくるふわふわで不思議な存在」といった所でしょうか。
とくしゅしょうかんをふういんしてさいじょうきゅうのあどばんすしょうかんへ
モンスターはレベル1の下級モンスターとレベル10の最上級モンスターに別れており
その全てが鳥獣族を追加で召喚出来る効果を備えています。
それに加えて下級のふわんだりぃずはフィールドから離れると除外される効果と
除外された状態で鳥獣族が召喚されると手札に加わる効果を備えており
アドバンス召喚の為にリリースされても再び手札に戻り
次のターン以降再度、アドバンス召喚に繋げられるようになっています。
それに加えて召喚時にレベル7以上の鳥獣族をサーチできるふわんだりぃず×いぐるんや
レベル4以下の鳥獣族をサーチできるふわんだりぃず×ろびーななど
召喚するだけでもアドバンテージを生み出せるようになっています。
その一方でこれらの効果を発動するターンは一切に特殊召喚が行えません。
その為このテーマを使うのであれば終始特殊召喚を投げ捨てて
アドバンス召喚に特化した戦術になるでしょう。
とはいえ前述の通り召喚権を増やしまくれるので展開には困りませんし
アドバンテージの確保能力も高いので特殊召喚が封じられる事は問題にはなりづらいです。
むしろ増殖するGや原始生命態ニビルのような特殊召喚メタを恐れる必要がないので
特殊召喚を行わない事はメリットにつながる事の方が多いでしょう。
特にキーカードとなってくる存在はふわんだりぃず×ろびーなで
このカードでふわんだりぃず×いぐるんをサーチしつつ召喚、
さらにふわんだりぃず×いぐるんの効果で最上級の鳥獣族をサーチしてアドバンス召喚する事で
手札1枚から最上級の鳥獣族モンスターをアドバンス召喚できるようになっています。
きょうりょくなぼうがいこうかをもったさいじょうきゅうもんすたー
そして肝心のアドバンス召喚で出される最上級モンスターは
現在ふわんだりぃず×えんぺんとふわんだりぃず×すのーるの2体のレベル10が確認されています。
ふわんだりぃず×えんぺんはアドバンス召喚時に魔法罠をサーチしつつ
さらにフィールドにいる間、相手の特殊召喚された攻撃表示モンスターの効果を封じます。
これにより特殊召喚に依存する相手は動きを大幅に展開される事になり
モンスター除去でこのカードを何とかしようとするならば
通常召喚で除去能力を持ちを用意するか守備表示で特殊召喚する必要があります。
戦闘時に相手の攻撃力守備力を半分にする効果もあるので戦闘で滅法強いです。
ふわんだりぃず×すのーるは相手ターンに手札1枚を除外する事で
相手モンスターを全てを裏側守備表示にできるというこれまた強烈な妨害効果を持っています。
それに加えて2900という高い打点と貫通効果も持っており
裏側守備表示にさせた上でダメージを稼いでいく事が可能となっています。
どちらも強力なモンスターと言ってもよく
2体揃ったならばモンスターだけで布陣を突破する事は困難を極めるでしょう。
そして実際に2体揃える事もさほど難しくがないのもポイントです。
魔法罠もアドバンス召喚をサポートするカードが充実しています。
特に「ふわんだりぃずと未知の風」は最上級モンスターをアドバンス召喚する場合に
自分のモンスターと相手のカードを墓地へ送る事で代用が可能となり
リリース要員を1体減らせる上に除去を兼ねる事も可能になります。
【ふわんだりぃず】に限らず様々なアドバンス召喚デッキで有用なカードだと言えるでしょう。
「ふわんだりぃずと謎の地図」、それから「ふわんだりぃずと夢の町」は
相手ターンに鳥獣族を召喚する効果を持っている為
相手ターンでのアドバンス召喚も積極的に狙っていく事が可能です。
総合的に見て展開能力、アドバンテージ確保能力、妨害能力のどれもが高水準な
非常にポテンシャルの高いアドバンス召喚だと言えるでしょう。
特殊召喚をしない事を筆頭にメタ耐性も中々高いテーマですが
アンデットワールドなどでアドバンス召喚を封じられる事は天敵になるので注意です。
とはいえ鳥獣族ゆえにゴッドバードアタックが有効活用できるので
ロックカードの対策は充分に可能です。
こじんてきにあいしょうがいいとおもうかーど
効果モンスター
星8/風属性/鳥獣族/攻2800/守1000
このカードはアドバンス召喚したモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚できる。
①:このカードがアドバンス召喚に成功した場合、
フィールドのカード1枚と自分または相手の墓地のカード1枚を対象として発動する。
そのカードを好きな順番で持ち主のデッキの一番上に戻す。
このカードが風属性モンスターをリリースしてアドバンス召喚に成功した場合、
その時の効果に以下の効果を加える。
●フィールドのカード1枚を対象として持ち主の手札に戻す事ができる。
風属性をリリースすれば2枚のバウンスが可能となる最上級帝の1体です。
鳥獣族なのでふわんだりぃず×いぐるんでサーチ可能な上に
ふわんだりぃずと謎の地図などで相手ターンでのアドバンス召喚も狙いやすく
展開の妨害として活用しやすいです。
永続罠
①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
お互いにモンスターを特殊召喚できない。
②:デッキまたはフィールドから自分の墓地へカードが送られた場合に発動する。
このカードを破壊する。
お互いの特殊召喚を封じる事ができる永続罠の制限カードです。
このテーマは一切特殊召喚をしないといってもいいので特殊召喚出来ない制約はほとんど問題にならず
さらに下級ふわんだりぃーずはフィールドから離れると除外される為
アドバンス召喚をしても自壊しません。
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
①:自分のデッキの上からカードを3枚めくり、
その中から1枚を選んで手札に加え、
その後残りのカードをデッキに戻す。
特殊召喚を封じる代わりに
デッキトップ3枚から好きなカードを手札に加えられる通常魔法です。
特殊召喚をほとんど行わないふわんだりぃずであればデメリットは問題にならず
純粋に安定性を高めるカードとして積極的に活用していけます。
かーどりすと
効果モンスター
星1/水属性/鳥獣族/攻 600/守1200
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、
この効果を発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
①:このカードが召喚に成功した場合に発動できる。
デッキからレベル4以下の鳥獣族モンスター1体を手札に加える。
その後、鳥獣族モンスター1体を召喚できる。
②:表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
③:このカードが除外されている状態で、
自分フィールドに鳥獣族モンスターが召喚された場合に発動できる。
このカードを手札に加える。
効果モンスター
星1/風属性/鳥獣族/攻 800/守1000
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、
この効果を発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
①:このカードが召喚に成功した場合に発動できる。
デッキからレベル7以上の鳥獣族モンスター1体を手札に加える。
その後、鳥獣族モンスター1体を召喚できる。
②:表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
③:このカードが除外されている状態で、
自分フィールドに鳥獣族モンスターが召喚された場合に発動できる。
このカードを手札に加える。
効果モンスター
星1/水属性/鳥獣族/攻 700/守1100
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、
この効果を発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
①:このカードが召喚に成功した場合、
自分または相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
その後、鳥獣族モンスター1体を召喚できる。
②:表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
③:このカードが除外されている状態で、
自分フィールドに鳥獣族モンスターが召喚された場合に発動できる。
このカードを手札に加える。
効果モンスター
星1/風属性/鳥獣族/攻 500/守1300
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、
この効果を発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
①:このカードが召喚に成功した場合、
除外されている自分の「ふわんだりぃず」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
その後、鳥獣族モンスター1体を召喚できる。
②:表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
③:このカードが除外されている状態で、
自分フィールドに鳥獣族モンスターが召喚された場合に発動できる。
このカードを手札に加える。
効果モンスター
星10/風属性/鳥獣族/攻2700/守1000
①:このカードがアドバンス召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「ふわんだりぃず」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
その後、モンスター1体を召喚できる。
②:アドバンス召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手フィールドの特殊召喚された攻撃表示モンスターは効果を発動できない。
③:このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、手札1枚を除外して発動できる。
その相手モンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで半分になる。
効果モンスター
星10/風属性/鳥獣族/攻2900/守 800
①:アドバンス召喚したこのカードが存在する場合、1ターンに1度、発動できる。
このターン自分は通常召喚を3回まで行う事ができる。
②:アドバンス召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分のモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
③:相手ターンに1度、手札を1枚除外して発動できる。
相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て裏側守備表示にする。
フィールド魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。
手札からレベル1の「ふわんだりぃず」モンスター1体を相手に見せ、
見せたモンスターとはカード名が異なる「ふわんだりぃず」カード1枚をデッキから除外する。
その後、見せたモンスターを召喚する。
②:相手がモンスターの召喚に成功した場合に発動できる。
自分は「ふわんだりぃず」モンスター1体を召喚する。
永続魔法
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分がモンスター2体のリリースを必要とするアドバンス召喚をする場合、
モンスター2体をリリースせずに自分フィールドのモンスター1体と
相手フィールドのカード1枚を墓地へ送ってアドバンス召喚できる。
②:自分メインフェイズに発動できる。
手札の鳥獣族モンスターを2体まで相手に見せ、好きな順番でデッキの一番下に戻す。
その後、自分は戻した数だけデッキからドローする。
通常罠
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手のメインフェイズに発動できる。
レベル4以下の鳥獣族モンスター1体を召喚する。
②:このカードが墓地に存在する状態で、
自分がレベル7以上のモンスターのアドバンス召喚に成功した場合、
このカードを除外して発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て裏側守備表示にする。
カウンター罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドに、アドバンス召喚された表側表示モンスターが存在し、
特殊召喚されたモンスターが存在しない場合、相手がモンスターを特殊召喚する際に発動できる。
その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
このターン、相手はモンスターを特殊召喚できず、通常召喚を3回まで行う事ができる。
コメント
ニビルは刺さるんじゃないですかね
確かに5回召喚ぐらい簡単にやってのけるのでニビルが刺さる場面はありそうですね
巨神鳥はいける。
地縛神の鳥2種も使えそう。