今回紹介するのはANIMATION CHRONICLE 2021よりこのカードです。
目次
カード説明
通常魔法
①:自分メインフェイズ1開始時に発動できる。
デッキから攻撃力0のモンスター1体を手札に加え、自分のLPを半分にする。
このカードの発動後、次のターン終了時まで、
自分はこの効果で手札に加えたモンスターまたはその同名カードの召喚に成功しない限り、
そのモンスター及びその同名カードの効果を発動できない。
攻撃力0用のサポートとなる通常魔法です。
遊戯王5D’sにおいて不動遊星が氷室仁戦で使用し
その効果でカブレラストーンをサーチしました。
このカードそのものは不動遊星自身のカードではなく
矢薙 典膳のデッキを借り受けて使用したものだったりします。
アニメではサーチしたモンスターを召喚しなければライフが0にならず
また制約もありませんでしたがさすがに便利すぎたのか制約が加えられています。
羊皮紙に描かれた古びた地図とコンパスが机に置かれています。
ピリ・レイスの地図とは1513年にオスマン帝国の海軍軍人である
「ピーリー・レイース」がガゼルの羊皮紙で描いた航海地図の事で
現在存在するアメリカ大陸を描いた地図では最古のものだと言われています。
当時では存在していなかった正距方位図法(地球を真円に表現して描く図法)で
正確な測量で描かれている事からオーパーツとして扱われる存在です。
矢薙典膳のカードはいずれもオーパーツに関連するものであり
そういう意味ではZEXALにおけるⅢと志を同じくする存在だと言えるでしょう。
ライフを半分にして攻撃力0をサーチ
デッキから攻撃力0のモンスター1体を手札に加え、自分のLPを半分にする。
その効果はメインフェイズ1開始時に
自分のライフを半分にしてデッキから攻撃力0のモンスター1体を手札に加えるサーチ効果です。
ライフコストはかなり痛いですが攻撃力0のモンスター全般をサーチ可能と
サーチ範囲が非常に広いです。
自分はこの効果で手札に加えたモンスターまたはその同名カードの召喚に成功しない限り、
そのモンスター及びその同名カードの効果を発動できない。
デメリットとしてカードを発動した次のターン終了時まで
手札に加えたモンスターを召喚しないとその効果を発動できない制約が発生します。
そのため効果を発動するのであればサーチしてそのまま召喚するか
次の自分ターンまで待つ必要があります。
制約は相手ターンまで影響するので灰流うららのように
相手ターンに発動できるカードも次のターン以降まで待つ必要がある点に注意です。
また特殊召喚では制約をクリアできない点にも注意です。
どんなデッキに使える?
灰流うららやバトルフェーダー、エフェクト・ヴェーラーなど
このカードでサーチできる手札誘発は多岐に上りますが
1ターン待つ必要がある点や公開情報になってしまう点など
これを目的で活用するのは弱くはないですがあまり相性がいいとは言えないでしょうが。
やはりこのカードを使うのであれば
積極的に攻撃力0のモンスターを活用するデッキが望ましい所です。
個人的に特に相性がいいと思うのは【図書館エクゾ】でしょうか。
キーカードである王立魔法図書館のサーチが可能ですし
ライフが半分になるデメリットも活路への希望を活用するならメリットになり得ます。
また【時械神】や【フォーミュラ・アスリート】は攻撃力0のモンスターが中心な為
このカードで状況に応じたサーチがしやすいです。
その他にもSin・パラドクスギアをサーチできる【Sin】、
混沌の召喚神や暗黒の招来神をサーチできる【三幻魔】、
デメット爺さんをサーチできる【プリンセス・コロン】、
グレイドル・Jrをサーチできる【グレイドル】あたりにも活用ができます。
カード単体で見た場合にも夢幻崩界イヴリースやヴァレット・シンクロン、
鰤っ子姫やファントム・オブ・カオスあたりのサーチに活用するのも面白いでしょうか。
ライフコストや制約は中々痛いですが非常に面白いカードです。
今後攻撃力0のモンスターが出るたびにこのカードでサーチできる事を考えると
将来性もバッチリですね。
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