遊戯王ＯＣＧカード考察：《サイバネティック・ホライゾン》めっちゃ優秀な墓地肥やしです

今回紹介するのはストラクチャーデッキ－サイバー流の後継者－よりこのカードです。

カード説明

wiki

サイバー・ドラゴン及びサイバー・ダーク用の通常魔法です。

半透明の鎧黒竜－サイバー・ダーク・ドラゴンとサイバー・エンド・ドラゴンが

今まさに合体しようとする様子が描かれています。

カード名は１０期に発売されたパックと同名になっています。

このパックの看板モンスターはサイバー流と直接関係ないサイバース・マジシャンでしたが

サイバー・ドラゴン・ズィーガーを初めとしていくつかのサイバー・ドラゴン新規が存在しており

名前的にもサイバー流に合っている為にカード名に抜擢されたのでしょう。

手札コスト１枚でデッキとＥＸデッキからそれぞれ墓地肥やし

まずルール上「サイバーダーク」と名の付くカードとしても扱う効果外テキストが存在します。

これによりサイバーダーク・クローによるサーチに対応しています。

元々がサイバネティックの名を冠する為サイバー・ドラゴン・コアでもサーチが可能であり

これによりサーチがとてもしやすいです。

その効果は１ターンに１度、手札とデッキから

属性の異なるドラゴン族か機械族のサイバーと名の付くモンスターを１体ずつ墓地へ送る事で

デッキからドラゴン族か機械族のサイバーを手札に加えつつ

ＥＸデッキから機械族のサイバー融合モンスターを墓地へ送るサーチ＆ＥＸ墓地肥やしです。

手札コストこそ必要なもののデッキとＥＸデッキからそれぞれ墓地肥やしが可能であり

サーチ効果によってディスアドバンテージは抑えられるので

１枚の消費で手札、デッキ、ＥＸデッキのサイバーを墓地へ送れる非常に優秀な墓地肥やしとなっています。

特にＥＸデッキからサイバー・エンド・ドラゴンを直接墓地へ送る事が出来る点は

鎧皇竜－サイバー・ダーク・エンド・ドラゴンの特殊召喚を狙う上で非常にありがたいです。

それ以外でもサイバー・ダークで装備させるカードの確保や

墓地融合での素材確保、サイバー・ドラゴン・コアの墓地効果発動など

表サイバー流、裏サイバー流共に墓地を肥やせるメリットは計り知れないです。

墓地に送る属性の違うサイバーモンスターを指定しており

サイバー・ドラゴンは光属性、サイバー・ダークは闇属性が基本なので

表サイバー流と裏サイバー流を混成させたデッキ構成を組むことが基本となります。

とはいえ裏サイバー流と相性のいいアタッチメント・サイバーンの存在があるので

裏サイバー流にアタッチメント・サイバーンを混ぜるだけでも十分に機能してくれます。