5月22日に「デュエリストパック-疾風のデュエリスト編-」が発売されます。
今回紹介するのはその疾風のデュエリスト編よりこのカードです。
目次
カード説明
シンクロ・効果モンスター
星10/風属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
Sモンスターのチューナー+チューナー以外の「クリアウィング」モンスター1体
①:1ターンに1度、相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。
このカードはターン終了時まで、攻撃力がその相手モンスターの元々の攻撃力分アップし、
相手が発動したモンスターの効果を受けない。
②:1ターンに1度、魔法・罠カードの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
③:S召喚したこのカードが相手によって墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから風属性モンスター1体を手札に加える。
クリアウィング・シンクロ・ドラゴンの新たな進化形となる
風属性ドラゴン族のレベル10シンクロモンスターです。
全体的に緑色に光るパーツが増えており豪華になっています。
特徴的な2色の尻尾は白の代わりに緑と黒になっており非常に長くなっています。
クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンと比べると
より元のクリアウィング・シンクロ・ドラゴンの特色が残っている感じでしょうか。
相手モンスターの攻撃力を手に入れつつモンスター効果に対する耐性付与
シンクロ素材にはシンクロチューナーと
「クリアウィング」と名の付くモンスター1体を指定しています。
クリアウィングでアクセルシンクロをするのをイメージしているのでしょう。
現状該当するのはクリアウィング・シンクロ・ドラゴン、クリアウィング・ファスト・ドラゴン、
覇王眷竜クリアウィングの3体です。
基本的にはレベル7のクリアウィングとレベル3のシンクロチューナーを揃えるのがいいでしょう。
幸いレベル3のシンクロチューナーには風属性の武力の軍奏がいるので
【スピードロイド】などで風属性縛りが発生しても問題なくシンクロ召喚が可能です。
このカードはターン終了時まで、攻撃力がその相手モンスターの元々の攻撃力分アップし、
相手が発動したモンスターの効果を受けない。
①の効果は1ターンに1度、相手がモンスター効果を発動した時に
そのターンの間、発動したモンスターの元々の攻撃力分アップしつつ
相手が発動したモンスター効果を受けない耐性を得るというものです。
これによりモンスター効果による除去に対しては滅法強く
さらに攻撃力も上昇するので戦闘破壊される可能性をぐっと減らす事が可能です。
一応このカードの発動にチェーンして除去効果を撃たれた場合には防げない点は注意しておきましょう。
その発動を無効にし破壊する。
②の効果は1ターンに1度、魔法罠が発動した時に
その発動を無効にして破壊するというものです。
今までのクリアウィング系統の弱点であった魔法罠による除去を1回無効化する事が出来る為、
魔法罠による除去を積極的に行う相手でも強く出られます。
除去に限らず様々な魔法罠の効果を無効にできるので
魔法罠による展開を積極的に行う相手には強力な妨害としても機能します。
デッキから風属性モンスター1体を手札に加える。
③の効果はシンクロ召喚している状態で相手によって墓地へ送られた場合に
デッキから風属性モンスター1体を手札に加えるサーチ効果です。
①と②の効果により高い場持ち性能を誇るこのカードですが
この効果により例えそれで除去されたとしてもある程度のフォローが可能です。
サーチ対象も風属性全般と非常に広く何かしら風属性モンスターを扱うデッキであれば
問題なく活用ができるでしょう。
汎用的に使える風属性モンスターとしては怪粉壊獣ガダーラがあるので
風属性デッキ以外でこのカードを活用したければとりあえず入れておくといいでしょう。
もし出された場合の対処法
相手のモンスター効果を無効にこそしないものの、
モンスターに対する除去はクリスタルウィング以上に強い耐性を誇るといってよく
さらには他のクリアウィング系統が弱点としていた魔法罠に対しても強いと
非常に高い場持ち性能を誇るモンスターです。
流石に壊獣などでリリースされる事までは防げませんが
その場合でも③の効果によってある程度のフォローが出来ると強力です。
シンクロチューナーとクリアウィングを同時に揃える必要がありますが
それに見合った強さは充分あると言えるでしょう。
このカードを何とかしたければ壊獣などでリリースしてしまう他には
単純に高い攻撃力のモンスターで殴りつけてしまう手もあります。
手っ取り早いのはホープ・ザ・ライトニングで殴ってしまう事であり
ランク4のエクシーズ召喚自体をこのカードは止める事ができませんし
例え攻撃力を上昇させたとしてもホープ・ザ・ライトニングの5000にはまず届かないでしょう。
何よりもバトル中の効果の発動を封じるので③の効果の発動すら許しません。
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