遊戯王ＯＣＧカード考察：《修士号ディプロマン》結構悪用しがいのあるアドバンス召喚用モンスター！

今回紹介するのはDAWN OF MAJESTY（ドーン・オブ・マジェスティ）よりこのカードです。

カード説明

wiki

闇属性機械族のレベル５モンスターです。

背中にブースターやアンテナらしきものを多数取り付けた人型ロボットです。

カード名は「ディプロマ」から来ていると思われます。

ディプロマとは特定の課程を修了した事を意味する公式証明書の事です。

学校の卒業証書とかの事ですね。

修士号と銘打っている事を考えると

修士号の証明書を貰った人、もしくはそれの発行する人なのかもしれません。

墓地のモンスターを相手に装備させて弱体化＆効果無効

①の効果はアドバンス召喚した場合に

自分の墓地のモンスターと相手の表側モンスターをそれぞれ１体選択、

墓地の自分モンスターをその相手モンスターに装備カードとして装備させ

装備カードの攻撃力分、相手モンスターの攻撃力をダウンさせるというものです。

このカードの攻撃力は２０００と上級モンスターとしては控えめですが

ある程度攻撃力の高いモンスターを装備させれば攻撃力を０にしてしまうのも難しくなく

格上相手でも問題なく戦闘破壊が狙えるでしょう。

②の効果はこのカードがモンスターゾーンに存在している間、

自分の場の装備カードを装備している相手モンスターの効果発動を封じるというものです。

①の効果で装備させたカードは勿論の事、

Ａ・∀・ＭＭなどを装備させた場合でも効果発動を封じる事が可能です。

特に装備カードになる罠カードはフリーチェーンで発動できるので

相手ターンの妨害としても機能するようになります。

連撃の帝王などで相手ターンにアドバンス召喚する事で

やはり①の効果からフリーチェーンで相手の妨害を行う事も可能です。

墓地へ送られた時に発動するモンスターを

このカードの真価を発揮させるのであれば

装備させるモンスターは単純に攻撃力が高いだけではなく

墓地へ送られる事で効果を発揮できるモンスターを装備させるのが望ましいでしょう。

例えば仮面魔獣デス・ガーディウスを装備して戦闘破壊から墓地へ送る事で

遺言の仮面と合わせてコントロール奪取を狙う事ができますし

彼岸の鬼神 ヘルレイカーであれば好きなカード１枚を墓地へ送りに、

ブロック・ドラゴンであれば岩石族のサーチに繋げる事が可能です。

ドラグマ・パニッシュメントなりでＥＸデッキのモンスターを墓地へ送ってしまうのもいいでしょう。

蘇生制限を満たせなくても装備カードにする分には問題ありませんし

このカードをアドバンス召喚するだけならばＥＸデッキから特殊召喚出来ない制約も関係ありません。

ＴＧハルバード・キャノンあたりは４０００もの弱体化が可能ですし

墓地へ送られた場合に他のＴＧの蘇生に繋げる事が可能です。

メタルフォーゼ・オリハルクも破壊効果に繋げられるので使いやすいです。