今回紹介するのはDAWN OF MAJESTY(ドーン・オブ・マジェスティ)よりこのカードです。
目次
カード説明
チューナー・効果モンスター
星2/地属性/アンデット族/攻 0/守2000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。
相手の墓地の以下のカードの内、枚数が多い方の効果を適用する。
●モンスターカード:このカードを除外し、
相手は自身の墓地からモンスター1体を選んで除外する。
●魔法・罠カード:このカードを墓地へ送り、
相手が自分のフィールドのモンスター1体を選んで墓地へ送る。
②:このカードが除外された場合、次のターンのエンドフェイズに発動できる。
このカードを特殊召喚する。
wiki
地属性アンデット族のレベル2チューナーです。
髑髏を象った紫色の蝋燭をともすランタンを持った黒いフードのゴーストです。
実にアンデット族って感じの不気味さ満点のモンスターですね。
プシュコポンポスとはギリシア神話における神ヘルメスの別名で
英雄の魂を冥界に導く、冥界から死者の魂を地上に戻す冥界神としての呼び名となっています。
相手の墓地のカードの割合によって発動される2つの効果
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。
相手の墓地の以下のカードの内、枚数が多い方の効果を適用する。
①の効果は1ターンに1度、特殊召喚した場合に
相手の墓地のカードのモンスターカードか魔法&罠カードの枚数を計算し
どちらが多いかによって2つある効果の1つを発動する強制効果です。
相手は自身の墓地からモンスター1体を選んで除外する。
モンスターカードの方が墓地に多い場合、このカードは除外され
相手は墓地からモンスターを1体除外しなければいけません。
除外するモンスターは相手が選ぶので狙ったカードを除外はさせづらいですが
まだ墓地が肥えていない序盤などではいやらしい墓地アドバンテージへのダメージとなるでしょう。
相手が自分のフィールドのモンスター1体を選んで墓地へ送る。
魔法罠カードの方が墓地に多い場合、このカードは墓地へ送られ
相手は自分のモンスター1体を選んで墓地へ送らなければいけません。
こちらも墓地へ送るモンスターは相手自身なので狙ったモンスターを除去し辛いですが
プレイヤー自身に墓地を送らせるので強力な耐性持ちだろうが墓地へ送れます。
できるだけ相手のモンスターがエース級しかいない場合に発動を狙いたい所です。
②:このカードが除外された場合、次のターンのエンドフェイズに発動できる。
このカードを特殊召喚する。
②の効果は1ターンに1度、このカードが除外された次のターンのエンドフェイズに
このカードを特殊召喚するというものです。
①の効果で相手の墓地のモンスターの方が多い場合、自身が除外されるので
そのまま次のターンにこのカードが自己蘇生する事が可能です。
逆に魔法罠の方が多くて墓地へ送られた場合は自己蘇生ができませんが
墓地にあるこのカードを何かしらで除外してしまえば間接的に蘇生に繋がります。
封印の黄金櫃やネクロフェイスなどでデッキから直接除外しても
特殊召喚が可能な点も意識しておくといいでしょう。
強制効果なので注意
相手の墓地にモンスターカードが多い状態が続く場合、
毎ターンこのカードが特殊召喚されては自身諸共相手の墓地のカードを除外するという状態が発生します。
相手は毎ターン墓地のモンスターを何かしら除外しなければいけなくなる為、
例え1枚ずつであっても毎ターン続くとかなりえぐい墓地アドバンテージの消失になるでしょう。
魂の解放など他の墓地アドバンテージ消失手段も織り交ぜる事で
どちらの効果を発動させるかのコントロールもある程度狙えるようになります。
魔法罠が多い場合に墓地へ送る効果もこっちはこっちでかなりいやらしく
着実に相手のアドバンテージを奪える上に墓地から除外してしまえばまた自己蘇生できるので
再利用も非常に簡単です。
その一方で①の効果が強制効果な点には注意が必要です。
このカード自身はチューナーですが特殊召喚してしまうとフィールドから離れてしまうので
シンクロ素材として使いたい場合には通常召喚するか効果を無効にして特殊召喚するか
いっその事王魂調和などで墓地から直接シンクロ素材にするなどの方法が必要となります。
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