今回紹介するのはDAWN OF MAJESTY(ドーン・オブ・マジェスティ)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星3/地属性/機械族/攻1450/守1450
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから攻撃力と守備力の数値が同じ機械族モンスター1体を選んでデッキの一番上に置く。
②:墓地のこのカードを除外し、
自分の墓地の攻撃力と守備力の数値が同じ機械族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
【機巧】の新規となる地属性機械族のレベル3モンスターです。
大きな要石の上に座って佇む黒と金のカラーな機械のカエルです。
偉そうなポーズをしてるのが印象的です。
口元のパーツがヒゲっぽくなってるあたり年長者間出てますね。
カード名の由来は「天磐盾(アマノイワタテ)」+「多邇具久(タニグク)」だと思われます。
天磐盾とは日本神話において神武天皇が昇ったと言われるゴトビキ岩で神倉神社で祀られています。
多邇具久は日本神話に登場するヒキガエルの神様でヒキガエルそのものを指す呼称としても使われます。
ヒキガエルはいたるところに生息していた為に
国土の隅々まで知り尽くしている神として伝えられています。
墓地から攻撃力守備力が同じ機械族を蘇生
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから攻撃力と守備力の数値が同じ機械族モンスター1体を選んでデッキの一番上に置く。
①の効果は1ターンに1度、召喚や特殊召喚した場合に
デッキから攻撃力と守備力が同じ機械族1体をデッキトップに置くというものです。
機巧伝-神使記紀図と組み合わせる事で狙ったモンスターのサーチが可能になる他、
デーモンの宣告あたりと組み合わせるのもいいでしょう。
②:墓地のこのカードを除外し、
自分の墓地の攻撃力と守備力の数値が同じ機械族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
②の効果は1ターンに1度、墓地から自身を除外する事で
墓地の攻撃力と守備力が同じ機械族1体を守備表示で特殊召喚する蘇生効果です。
守備表示で出す関係でアタッカーとしては活用し辛いものの
効果も問題なく活用できる優秀な蘇生効果です。
機巧辰-高闇御津羽靇を蘇生させれば除去に繋げる事ができますし
機巧狐-宇迦之御魂稲荷を蘇生させればさらなる展開に繋げる事もできます。
率先して墓地へ送りたい
とにかく②の効果が非常に優秀でこのカードを墓地に送る事が
そのまま攻守の数値が同じ機械族を蘇生する効果として機能します。
墓地から除外して発動できる効果を持つ下級の機巧モンスターの中でも
特に率先して墓地へ送りたいカードの1つと言えます。
機巧猪-伊服岐雹荒神の効果でデッキから墓地に送る事ができる他、
スクラップ・リサイクラーなどを活用して墓地へ送るのもいいでしょう。
汎用性も非常に高く【機巧】に限らず
攻撃力と守備力が同じ機械族を採用している様々なデッキで出張が考えられるでしょう。
このカードが墓地にさえあれば蘇生カードとして機能するので
異次元からの埋葬など除外ゾーンから戻す手段があればより効果的に活用が可能です。
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