今回紹介するのはDAWN OF MAJESTY(ドーン・オブ・マジェスティ)よりこのカードです。
目次
カード説明
エクシーズ・効果モンスター
ランク6/風属性/幻竜族/攻2700/守1300
レベル6モンスター×2
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:「告天子竜パイレン」以外の
墓地から特殊召喚されたモンスターがフィールドに表側表示で存在する限り、
このカードは戦闘・効果では破壊されない。
②:自分・相手のスタンバイフェイズにこのカードのX素材を1つ取り除き、
自分の墓地のレベル5以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
風属性幻竜族のランク6エクシーズモンスターです。
金色に輝く鳳凰のような姿をしたモンスターです。
丁度竜と鳥の中間のような見た目をしているのが印象的です。
告天子とはスズメ目の鳥である「雲雀(ひばり)」の別名です。
雲雀は春を告げる鳥と呼ばれており4月のこの時期を意識しているのでしょう。
パイレンは火を意味する「パイロ」からでしょうか。
レベル5以下のモンスターを墓地から蘇生
エクシーズ素材に指定はなくレベル6のモンスターを2体揃えればエクシーズ召喚が可能です。
ただ効果を活用する為にはレベル5以下のモンスターを必要とする為
純粋にランク6のエクシーズデッキで活用するのは難しいです。
ランク6を中心としつつもある程度レベル5以下のモンスターを活用とするデッキか
逆に低レベルをメインとしつつもランク6エクシーズも狙えるデッキで活用する事になるでしょう。
墓地から特殊召喚されたモンスターがフィールドに表側表示で存在する限り、
このカードは戦闘・効果では破壊されない。
①の効果は同名カード以外の墓地から特殊召喚されたモンスターが場に存在する限り
自身は戦闘破壊や効果破壊されないという耐性です。
②の効果でモンスターを蘇生する事が出来るので自主的に条件を満たす事が可能です。
相手としては先に蘇生したモンスターを処理しないとこのカードの除去ができませんし
破壊効果にチェーンして何かしらモンスターを蘇生させられればやっぱり破壊できないしで
中々厄介な耐性と言えるでしょう。
とはいえバウンスや除外には無力な点には注意です。
②:自分・相手のスタンバイフェイズにこのカードのX素材を1つ取り除き、
自分の墓地のレベル5以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
②の効果はお互いのスタンバイフェイズ時に1度、オーバーレイユニットを1つ取り除くことで
墓地からレベル5以上のモンスターを特殊召喚する蘇生効果です。
レベル5以上であれば何でも蘇生が出来るとかなり自由度の高い蘇生効果ですが
逆に言えばレベル6に特化したエクシーズデッキでは活用できない事になります。
また蘇生できるタイミングがスタンバイフェイズなので自分ターンに発動する場合はともかく
相手ターンに発動する場合は各種素材にする前に除去を撃たれる可能性も高いです。
それでも①の耐性により場に残りやすく
2回の発動が狙いやすい優秀な蘇生効果です。
相手ターンに蘇生させるモンスターは壁として割り切るか、
特殊召喚した時点で効果を発動して仕事を果たせるモンスターを蘇生するのがいいでしょう。
蘇生効果を活かしやすいデッキとは
シンプルながらも便利な蘇生効果に活かしやすい耐性、
そして2700というそこそこ高めな打点と蘇生効果さえ活かす事が出来れば
中々に優秀なエクシーズモンスターです。
あとはランク6のエクシーズ召喚を狙うデッキでどうレベル5以上のモンスターを確保するかですが
手っ取り早いのは「レベル6になれるレベル5以下のモンスター」を使う方法です。
簡単に言えばレベル変動効果を持ったモンスターを採用する事であり
セイクリッド・カウストやガガガマジシャン、星向鳥などが該当します。
とはいえこれらのモンスターは相手ターンに蘇生するうま味はあまりないので
出来る限り自分ターンでの発動を狙いたい所です。
複数のレベルのモンスターを扱いつつランク6のエクシーズも狙えるデッキで活用する手もあります。
例えばギガプラントを活用するデッキであれば他のレベルの植物族も自然と採用でき
ギガプラントで同名カードを蘇生するなどでこのカードのエクシーズ召喚に繋げられます。
植物族にはレベル6の六花もいるのでそういう意味でもランク6のエクシーズ召喚は狙いやすいでしょう。
レベル6のシンクロ召喚が狙えるようなデッキで
レベル6シンクロを2体並べてこのカードのエクシーズ召喚に繋げるという手もあります。
ちなみに風属性の幻竜族なので竜巻竜にRUM-アストラル・フォースを使う事で
このカードにランクアップさせる事も可能です。
この場合そもそもがレベル4モンスター中心のデッキ構成になると思うので
蘇生対象に困る事はないでしょう。
ややクセはありますがオンリーワンの性能はしており
汎用ランク6の新しい選択肢として十分に候補となるでしょう。
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