今回紹介するのはDAWN OF MAJESTY(ドーン・オブ・マジェスティ)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星7/地属性/獣族/攻1000/守2600
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札から墓地へ送られた場合、
このカード以外の自分の墓地の獣族・獣戦士族・鳥獣族・昆虫族・植物族モンスターを
合計2体対象として発動できる(同じ種族は1体まで)。
そのモンスターをデッキに戻し、このカードを特殊召喚する。
②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「森の聖獣 カルピポニカ」以外の
「森の聖獣」モンスターまたは「森の聖霊」モンスター1体を手札に加える。
森の聖獣の新規となる地属性獣族のレベル7モンスターです。
背中に木を生やした巨大な熊です。近くに写った鹿がとても小さく見えます。
顔や腕に模様がありちょっとシャーマン感がありますね。
兎や鳥が怖がらずに近くに群がっているあたりとても大人しいのでしょうね。
カード名の由来は「クマシデ」の学名、「カルピヌス・ジャポニカ」からだと思われます。
日本や中国に存在する落葉高木で堅く弾力性のある材質である事から
家具や農具の木材として用いられます。
花言葉は「装飾」です。このモンスターも葉っぱで着飾っていますね。
ギリシア神話の植物の結実・収穫を象徴する女神「カルポー」からも取っていると思われます。
手札から捨てられた場合に特殊召喚
①:このカードが手札から墓地へ送られた場合、
このカード以外の自分の墓地の獣族・獣戦士族・鳥獣族・昆虫族・植物族モンスターを
合計2体対象として発動できる(同じ種族は1体まで)。
そのモンスターをデッキに戻し、このカードを特殊召喚する。
①の効果は1ターンに1度、手札から墓地へ送られた場合に
自身以外の墓地の獣族、獣戦士族、鳥獣族、昆虫族、植物族の中から
2種族をデッキに戻す事で自身を特殊召喚する自己蘇生効果です。
墓地アドバンテージこそ失われるものの手札から捨てる事でそのまま特殊召喚が可能であり
ランク7のエクシーズ召喚などに繋げられます。
手札から捨てる手段としては森の聖獣 ヴァレリフォーンや各種魔轟神などがあります。
除外ギミックを活用するのであればD・D・Rを使う手もあります。
②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「森の聖獣 カルピポニカ」以外の
「森の聖獣」モンスターまたは「森の聖霊」モンスター1体を手札に加える。
②の効果は1ターンに1度、召喚か特殊召喚した場合に
デッキから同名カード以外の「森の聖獣」か「森の聖霊」1体を手札に加えるサーチ効果です。
この効果により森の聖獣および森の聖霊が正式にカテゴリ化されることになりました。
特殊召喚されればいいと条件がかなり緩く①の効果で特殊召喚する他に
エアーズロック・サンライズや戦線復帰などを用いてもいいでしょう。
レベル7ながら攻撃力が1000と低いので鉄獣の凶襲でも特殊召喚が狙いやすいです。
森の聖獣 ユニフォリアでも特殊召喚が狙えますが
あちらの発動条件はこちらの①の効果とかみ合わせが悪い部分があるので
最初から①の効果は無視するなど割り切る必要も出てくるでしょう。
ベアルクティの手札消費を緩和
熊の見た目をしている事やレベル7である点や①の効果の発動条件からしても
【ベアルクティ】での運用を意識しているカードだと言えます。
どれもこれも手札からレベル7以上のモンスターを捨てて特殊召喚するベアルクティにとって
手札から捨てられる事で特殊召喚できるこのカードとの相性はピッタリです。
その場合、②の効果で森の聖獣 アルパカリブをサーチすれば
そちらもベアルクティの手札コストとして活用ができるので
ベアルクティの課題である手札の消耗を大きく緩和してくれる存在となります。
ただ墓地コストは減ってしまうので
ベアルクティ・ビッグディッパーなどで墓地のベアルクティを除外する場合などには気を付けましょう。
また前述の通り鉄獣の凶襲でデッキから特殊召喚出来るので
鉄獣の凶襲を採用出来るデッキであればこのカードも混ぜやすいでしょう。
その場合、②の効果のサーチ先として聖獣 ヴァレリフォーンも一緒に採用しておけば
①の効果も活用しやすいです。