今回紹介するのはDAWN OF MAJESTY(ドーン・オブ・マジェスティ)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星2/光属性/機械族/攻 950/守 950
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの攻撃力と守備力の数値が同じ機械族モンスター1体をリリースして発動できる。
攻撃力と守備力の数値が同じで、リリースしたモンスターより低いレベルを持つ
機械族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
裏側表示で除外されている自分のカードの中から、
攻撃力と守備力の数値が同じ機械族モンスター1体を選んで手札に加える。
【機巧】の新規となる光属性機械族のレベル2モンスターです。
森林の中に佇む黒と黄金に輝く高級感漂うカラーなら機械の鳥です。
機巧には同じく鳥型の機巧嘴-八咫御先がいますが
あちらが「動」ってイメージならこちらは「静」ってイメージがありますね。
カード名は「常世長鳴鳥(トコヨノナガナキドリ)」と「天宇受賣命(アメノウズメ)」だと思われます。
常世長鳴鳥とは日本神話において天照大神が天岩戸に引きこもった時、
八百万の神々が天照大神を天岩戸から出す為にこの鶏を集めて鳴かせたと言われています。
天宇受賣命も同じく天照大神を天岩戸から出す為に貢献した女神であり
天岩戸の前で大事な所を丸出しにするとてもけしからん踊りをして天照大神の注意を引いています。
ちなみにこれ、色仕掛け目的というわけではなく(そもそも天照大神は女性です)
笑いを取る為に行い、他の神々の笑い声で注意を引いています。
また後に彼女の夫となる猿田毘古神(サルタヒコ)と対面する場面でも
やはりとてもけしからん踊りをして彼の気を引いています。持ち芸なんでしょうね。
このように芸人根性逞しい女神様であり芸能の神として崇められています。
裏側で除外された攻撃力と守備力が同じ機械族を回収
①:自分フィールドの攻撃力と守備力の数値が同じ機械族モンスター1体をリリースして発動できる。
攻撃力と守備力の数値が同じで、リリースしたモンスターより低いレベルを持つ
機械族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
①の効果は1ターンに1度、自分の場の攻撃力と守備力が同じ機械族をリリースする事で
リリースしたモンスターよりレベルの低い攻撃力と守備力が同じ機械族1体を
デッキから特殊召喚するリクルート効果です。
リリースしたモンスターのレベルが高いほど幅広いモンスターを特殊召喚可能であり
召喚、特殊召喚成功時に発動する効果を持つモンスターをリリースして別のカードを出すと無駄がありません。
自身をリリースして発動する事も可能でありその場合はレベル1の機械族を特殊召喚可能です。
レベル1に限定してもブンボーグ001などの有用なモンスターはいますし
自身を墓地へ送る事は②の効果へも繋げられるので十分に効果的です。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
裏側表示で除外されている自分のカードの中から、
攻撃力と守備力の数値が同じ機械族モンスター1体を選んで手札に加える。
②の効果は1ターンに1度、墓地から除外する事で
裏側表示で除外されている攻撃力と守備力が同じ機械族1体を選んで手札に加えるというものです。
本来原初の種ぐらいでしか不可能な裏側表示で除外されているカードを手札に加える貴重な効果であり
機巧蛇-叢雲遠呂智や機巧伝-神使記紀図で除外したカードの再利用に繋げられます。
強欲で貪欲な壺とも非常に相性がよく
10枚除外したカードの中から選べるので選択肢が広がります。
あくまで裏側表示で除外されたカードしか回収できない点には注意です。
色んな機械族デッキで活躍できる
【機巧】では除外されてしまったカードの再利用や機巧伝-神使記紀図のカウンター稼ぎ、
効果を発動し終わったモンスターのバトンタッチ、間接的な墓地肥やしなど
様々な役割をこなしてくれるありがたいカードです。
機巧以外にも役に立つデッキは多く、攻撃力と守備力が同じ機械族をある程度採用しているなら
強欲で貪欲な壺とセットで採用する価値はあるでしょう。
強欲で貪欲な壺自体が汎用性の高いカードなので
【ブンボーグ】や【ギミックパペット】でも積極的に採用していけると思います。
変わった所では【ディフォーマー】に採用するのも面白いと思います。
自身をリリースする事でキーカードであるD・モバホンをデッキから直接引っ張ってこれます。
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