遊戯王ラッシュデュエルカード考察：《死反（まかるがえし）のタマ》攻撃力０を主軸にしているデッキには是非！

今回紹介するのはデッキ改造パック 宿命のパワーデストラクション！！よりこのカードです。

カード説明

wiki

闇属性獣族のレベル１モンスターです。

ＳＥＶＥＮＳにおいて蒼月学人が田崎ギャリアン戦で使用し

その効果でユル縞仙人を墓地へ送りつつ蘇生に繋げました。

背後にいくつもの人魂を漂わせる不気味な猫です。

カード名は猫の名前としてよく用いられる「タマ」＋「死反玉（まかるがえしのたま）」からでしょう。

死反玉とは神道における神典「先代旧事本紀」に登場する「十種神宝（とくさのかんだから）」の１つで

死者を蘇らせる事ができる玉だと言われています。

猫には９つの命があるという逸話もありますしそれにも関連付けられているのでしょう。

墓地を肥やしつつ攻撃力０を蘇生

その効果は１ターンに１度、自分の場に他の攻撃力０の表側モンスターがいる場合に

デッキの上からカードを２枚墓地へ送り、

そこに攻撃力０がいた場合に攻撃力０の通常モンスター１体を

墓地から特殊召喚する蘇生効果です。

蘇生するモンスターと墓地へ送るモンスターは同一である必要はなく

例えば攻撃力０の効果モンスターを墓地へ送った場合でも蘇生は行えます。

蘇生効果を発動する事が出来ればそのままモンスターが２体並ぶ事があるので

最上級モンスターのアドバンス召喚に繋げる事が可能です。

蘇生効果を発動できるかどうかはデッキの攻撃力０の割合にかかっています。

安定した発動を狙うのであればデッキの半分程度は

攻撃力０のモンスターで揃えておきたい所でしょうか。

魔将セメルーラや暗黒の玉座を使うようなデッキであれば

自然と攻撃力０を積極的に採用する事になるのでやはりこれらを用いるデッキで活用するのがいいでしょう。

特に暗黒の玉座とは相性がよく墓地肥やしという観点で見ても

あちらの効果の発動を手助けしてくれます。