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遊戯王OCGカード考察:《クラリアの蟲惑魔(こわくま)》2つの効果で毎ターンアドバンテージを生み出せる!

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今回紹介するのはLIGHTNING OVERDRIVE(ライトニング・オーバードライブ)よりこのカードです。

 

カード説明

クラリアの蟲惑魔
リンク・効果モンスター
地属性/植物族/攻1800/LINK-2
【リンクマーカー:右/下】
\ ↑ /
←  

昆虫族・植物族モンスター2体
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:リンク召喚したこのカードは罠カードの効果を受けない。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分が発動した「ホール」通常罠カード及び「落とし穴」通常罠カードは
発動後に墓地へ送らず、そのままセットできる。
③:自分エンドフェイズに、自分の墓地の「蟲惑魔」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。

wiki

 

【蟲惑魔】の新規となる地属性植物族のLINK-2です。

白と緑のグラデーションな髪が印象的な耳の生えた少女です。

デフォルメされた兎だか鼠だかな小さなマスコットのような生き物が多数群がっています。

 

恐らくモチーフとなっているのはウトリクラリア・サンダーソニー(ウサギゴケ)だと思われます。

兎のように見える白い花びらを咲かせるタヌキモ科の食虫植物で名前に反して苔ではありません。

根に捕虫器が存在しておりミジンコやプランクトンなどの微生物を栄養にします。

この蟲惑魔も水の中にいる生物をマスコットと一緒に食べてるのかもしれませんね。

見た目的にも可愛らしく肥料も必要なく、通常の食虫植物と違い虫をおびき寄せる必要もないので

食虫植物の中でも人気があり親しまれている存在です。

また直射日光に弱く日陰を好みます、引きこもり体質なのでしょう。

犠牲者を誘惑して捕食する必要がない為か表情にもやる気が感じられません。

花言葉は『夢でもあなたを想う』、結構想いの強い子なのかもしれませんね。

 

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毎ターン蟲惑魔を蘇生させつつ落とし穴を再利用

【リンクマーカー:右/下】
昆虫族・植物族モンスター2体

リンク素材には昆虫族か植物族2体を指定しています。

どちらも蟲惑魔の主要種族なので【蟲惑魔】なら問題ありません。

それ以外でも昆虫族か植物族のどちらかをメインにするデッキであればリンク召喚が狙えますが

効果を考えると何体か蟲惑魔を出張させるのがオススメです。

 

リンクマーカーは右と下にそれぞれあります。
EX、メインモンスターゾーンどちらに置いてもリンク先を確保可能です。

 

 

①:リンク召喚したこのカードは罠カードの効果を受けない。

①の効果はリンク召喚で出している場合、

罠カードの効果を受けないというもので同じ蟲惑魔リンクであるセラの蟲惑魔と共通の耐性です。

激流葬で自分だけ生き残りつつフィールドのモンスターを一掃できますし

このカード自身がリンクなので絶縁の落とし穴の発動トリガーとしつつやっぱり自分は生き残れます。

 

このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分が発動した「ホール」通常罠カード及び「落とし穴」通常罠カードは
発動後に墓地へ送らず、そのままセットできる。

②の効果は1ターンに1度、このカードが場にある状態で

「ホール」か「落とし穴」と名の付く通常罠を発動した場合に

それを墓地へ送らずそのままセットできるというものです。

各種落とし穴を使い回しできる便利な効果で

何度も繰り替えし発動できれば大きな妨害や牽制、アドバンテージの確保が可能です。

ルール上セットしたターンには再度発動できない点には注意しましょう。

 

このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
③:自分エンドフェイズに、自分の墓地の「蟲惑魔」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。

③の効果は自分エンドフェイズ時に1度、

墓地の蟲惑魔を守備表示で特殊召喚する蘇生効果です。

特に特殊召喚時に効果を発動できるトリオンの蟲惑魔やティオの蟲惑魔は

蘇生させる有力な候補となるでしょう。

オーバーレイユニットこそ持たせられないものの

このカードに耐性を付与できるフレシアの蟲惑魔を蘇生させるのも効果的です。

 

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蟲惑魔以外のデッキでも積極的に使える

フィールドに残り続けさせる事が出来れば②の効果と③の効果の両方で

継続的にアドバンテージを確保していけるという強力なカードです。

【蟲惑魔】自体が妨害性能に長けたテーマなのでフィールドの維持も狙いやすく

仮に除去されたとしても再度リンク召喚を狙うのも比較的容易なので

相手としては厄介この上ないカードとなるでしょう。

蟲惑魔自体が出張性が高いテーマなのもあって

他の昆虫族や植物族デッキにもこのカード目的で出張させるのも大いにアリです。

 

また②の効果は自分、相手ターンそれぞれで効果を発動していけるので

上手く行けばお互いのターンにアドバンテージを生み出していく事も可能です。

特に絶縁の落とし穴は自分ターンに発動を狙っていきやすいので

積極的に活用していきましょう。

 

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