今回紹介するのはLIGHTNING OVERDRIVE(ライトニング・オーバードライブ)よりこのカードです。
目次
カード説明
シンクロ・効果モンスター
星10/炎属性/ドラゴン族/攻3200/守2400
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。
お互いの墓地のカードを全て除外する。
このカードが「ブラック・ローズ・ドラゴン」または
植物族Sモンスターを素材としてS召喚していた場合、
さらにこのカード以外のお互いフィールドのカードを全て破壊できる。
②:カードを破壊する効果を相手が発動した時、
このカードをリリースして発動できる。
その発動を無効にする。
その後、自分のEXデッキ・墓地から「ブラック・ローズ・ドラゴン」1体を選んで特殊召喚できる。
ブラック・ローズ・ドラゴンの進化形となる炎属性ドラゴン族のレベル10シンクロモンスターです。
ビフォー
↓
アフター
薔薇の翼が下側にも広がり4枚羽になっています。
また花びらの黒い輪郭が白くなっており元よりも全体的に明るい色合いに感じられますね。
まさに黒と赤、血を思わせる鮮やかな色合いです。
墓地のカードを全滅、条件を満たせば自分以外の場のカードも全滅
シンクロ素材に特に指定はなくチューナーとチューナー以外のモンスターを
合計レベルを10にするように揃えればシンクロ召喚が可能です。
そのため汎用のレベル10シンクロとしても使えますが
真価を発揮するのであればブラック・ローズ・ドラゴン、
もしくは植物族シンクロをシンクロ素材にする必要があります。
お互いの墓地のカードを全て除外する。
①の効果はシンクロ召喚した場合に
お互いの没のカードを全て除外するというものです。
豪快極まりない墓地メタであり墓地に大きく依存する相手であればあるほど
阿鼻叫喚になる効果だと言えるでしょう。
ただし自分の墓地も失われてしまいます。
メタファイズのように除外する事がメリットとなるカードを活用するか、
もしくはできるだけ墓地が除外されても痛くない状況で使用するべきでしょう。
発動自体は任意なので除外したくない場合は発動しない事も可能です。
植物族Sモンスターを素材としてS召喚していた場合、
さらにこのカード以外のお互いフィールドのカードを全て破壊できる。
またブラック・ローズ・ドラゴンか植物族シンクロをシンクロ素材にしていた場合には
自身以外のお互いの場のカードを全て破壊可能です。
ブラック・ローズ・ドラゴンの効果の純正強化版のような効果であり
あちらと違い自分だけは生き残る事が可能です。
自身の攻撃力も3200と高いのでダイレクトアタックから大きなダメージを与えられるでしょう。
残念ながら月華竜ブラック・ローズには対応していません。
このカードをリリースして発動できる。
その発動を無効にする。
その後、自分のEXデッキ・墓地から「ブラック・ローズ・ドラゴン」1体を選んで特殊召喚できる。
②の効果は相手がカードを破壊する効果を発動した時に
自身をリリースする事でそれを無効に、
さらにEXデッキか墓地からブラック・ローズ・ドラゴンを特殊召喚するというものです。
こちらはスターダスト・ドラゴンを意識したような効果となっており
自身をリリースする必要こそあるものの後続には繋げられるので
普通にこのカードを破壊されるぐらいなら積極的に発動してもいいでしょう。
汎用のレベル10シンクロとしても
まさにブラック・ローズ・ドラゴンの進化版といえるような効果であり
自分だけ生き残ったあげくフィールドだけでなく墓地のカードも一掃してしまう凶悪な効果に加えて
旦那のドラゴンの効果まで意識しているという豪華仕様です。
凶悪な効果なのは間違いありませんが自分にも相当数の被害をもたらすのも相変わらずで
発動タイミング次第では自分の首を絞める結果にもなるでしょう。
特に植物族デッキでや【ローズ・ドラゴン】で使う場合には
墓地アドバンテージには気を付ける必要があるでしょう。
またフィールドのカード一掃以外の効果はシンクロデッキ全般で活用可能です。
単純に墓地メタとしては最高峰の性能を持っているので性能を持っているので
墓地アドバンテージを重要視しないデッキ、
もしくは【メタファイズ】のように除外そのものがメリットとなるデッキで
活用するのも1つの手です。
汎用のレベル10シンクロとしても唯一無二の性能を持っているので
墓地のカードを活かすデッキであっても1枚EXデッキに入れて置けば
効果的に使える場面はきっとあるでしょう。
コメント
個人的にはブラックローズドラゴンの進化なので、無条件での自身以外の破壊→ブラックローズ・植物Sを素材とした場合に相手の墓地除外の方が安定して運用出来そうで良かったです
ローズドラゴンだと使い所を考えないと墓地リソースを失うデメリットが大きいかなと