今年ももうすぐ終わりですね。
いつもこのサイトに来て下さる方々に改めて感謝を。
今回紹介するのはLIGHTNING OVERDRIVE(ライトニング・オーバードライブ)よりこのカードです。
目次
カード説明
リンク・効果モンスター
光属性/植物族/攻2500/LINK-4
【リンクマーカー:上/左/右/下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
植物族モンスター2体以上
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:お互いのメインフェイズに、相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
自分はそのモンスターの攻撃力分のダメージを受け、そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
②:このカードが墓地に存在する場合、
リンクマーカーの合計が4になるように自分の墓地からリンクモンスターを2体以上除外して発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
光属性植物族のLINK-4です。
樹木の体で出来た巨人といった感じの外見を持つモンスターです。
樹木の内側にはルビーのような赤い結晶が見えるのが特徴的です。
人型に近い外見ですが右手が剣のようにとがっています。
カード名の由来はベンガルボダイジュの学名「フィカス・ベンガレンシス」からだと思われます。
熱帯アジア原産の常緑高木であり岩や木に絞め殺すように巻き付いて、
あるいは実際に巻き付いて絞め殺して成長する「絞め殺し植物」の1つです。
長寿の木として知られておりまた形も定まらずに成長する事から輪廻や永遠の生命を現す木とされており
ヒンドゥー神話においても望みをかなえる木として信仰されてます。
花言葉も「長寿」であり結婚式の贈り物としても親しまれています。
フリーチェーンでダメージを受けつつ相手モンスターをバウンス
植物族モンスター2体以上
リンク素材には植物族モンスター2体以上を指定しています。
植物族をメインとするデッキで活用するのが基本となるでしょう。
リンクマーカーは上下左右に存在するファイアウォールドラゴンと同じ配置です。
どちらかと言えばメインモンスターゾーン向けの配置ですが
EXモンスターゾーンにおいても活用は可能です。
①:お互いのメインフェイズに、相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
自分はそのモンスターの攻撃力分のダメージを受け、そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
①の効果はお互いのメインフェイズ時に1度、相手効果モンスター1体を選択、
その攻撃力分のダメージを受ける事で持ち主の手札に戻すバウンス効果です。
ダメージこそ受けますがフリーチェーンのバウンスという優秀な除去であり
相手ターンに使えば強力な妨害として機能します。
相手の場に壊獣を送り付けた上でそれを回収する、なんて芸当も可能です。
あくまで効果モンスターしかバウンスが出来ないので
相手が【天威】だったりした場合には注意しましょう。
②:このカードが墓地に存在する場合、
リンクマーカーの合計が4になるように自分の墓地からリンクモンスターを2体以上除外して発動できる。
このカードを特殊召喚する。
②の効果は1ターンに1度、
リンクマーカーの合計が4以上になるように自分の墓地のリンクを2体以上除外する事で
自身を墓地から特殊召喚する自己蘇生効果です。
このカードのリンク召喚の為に植物族リンクを2体ほど出していれば
それで墓地コストを確保する事が可能です。
①の効果とは1ターンにどちらか片方しか発動できないので
自己蘇生した場合には①の効果の発動は相手ターンまで我慢する事になります。
制約としてこの効果で蘇生している場合はフィールドから離れた場合に除外されてしまいます。
あくまで1回限りの蘇生となるでしょう。
サンアバロンと相性抜群
はい、もう明らかに【サンアバロン】で使えって感じのリンクです。
聖天樹の幼精などはダメージをトリガーにサンヴァインリンクを特殊召喚する効果を持っており
ダメージを受けるデメリットが一転、
ダメージ分を回復した上で特殊召喚効果がおまけでついてくるというただのメリットと化します。
その上でフリーチェーンバウンスまでできるのですからもう至れり尽くせりといっていいでしょう。
ただこのカードを採用するとただでさえカツカツなエクストラデッキが余計カツカツになる上に
コストとして墓地のリンクを除外する為に聖天樹の月桂精などでEXデッキに戻すのも難しくなります。
異次元からの埋葬や大欲の壺など
除外したモンスターを墓地やEXデッキに戻す手段は用意しておいた方がいいでしょう。
除外したリンクを再利用する手段がないのであれば
最初から②の効果の発動は諦める、というのも選択肢の1つです。
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