2021年1月のリミットレギュレーションが判明しました。
目次
規制強化されたカード
トーチ・ゴーレム
ダイナレスラー・パンクラトプス
天底の使徒
レッド・リブート
呪われしエルドランド
暴走魔法陣
規制緩和されたカード
ファイアウォール・ドラゴン ※エラッタ
ジャンク・スピーダー
ゼンマイマジシャン
氷結界の虎王 ドゥローレン
ダーク・グレファー
魔界発現世行きデスガイド
化石調査
個別ピックアップ
規制強化が6つ、規制緩和が7つとどちらもそこそこの数がありますが
無制限から一気に禁止に、みたいなカードは1つもなく
大体無制限から準制限に、準制限から制限に、もしくはその逆にといった
細かな調整がされている制限改定となっています。
それではいくつかピックアップしていきましょう。
トーチ・ゴーレム(制限→禁止)
リンク召喚と抜群の相性を誇ったトーチ・ゴーレムがとうとう禁止になりました。
長い事制限カードでありながらそれでも何だかんだ様々なデッキで活用されてきましたが
いよいよもって全面使用禁止になってしまいました。
これは相性のいいファイアウォール・ドラゴンが禁止解除されたのも一因の1つかもしれません。
ダイナレスラー・パンクラトプス(準制限→制限)
緩い召喚条件とフリーチェーン除去能力を持つ極めて汎用性の高いパンクラトプスが制限です。
除去性能を持つモンスターカードとしては各の違う使い勝手を誇っていましたが
さすがに便利過ぎたという事なのでしょう。
様々なデッキで影響があると思いますが
特に恐竜族デッキ、ランク7エクシーズデッキに痛い改定だと思われます。
レッド・リブート(準制限→制限)
手札から発動できる優秀な罠カードメタであるレッド・リプートが制限です。
特にこのカードを使うデッキは1キルを狙うデッキが多いので
それを抑止する目的もあるのかもしれません。
天底の使徒(準制限→制限)
呪われしエルドランド(無制限→準制限)
暴走魔法陣(準制限→無制限)
それぞれ【ドラグマ】、【エルドリッチ】、【召喚獣】用のカードに規制が入っています。
いずれも環境に顔を出しているデッキなのでそれの抑制にという事でしょう。
しかしいずれも1枚ずつの規制となっており比較的緩やかな規制と言えます。
ファイアウォール・ドラゴン(禁止→制限) ※エラッタ
①:このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、
このカードの相互リンク先のモンスターの数まで、自分または相手の、
フィールド・墓地のモンスターを対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードのリンク先のモンスターが、
戦闘で破壊された場合、
または墓地へ送られた場合に発動できる。
手札からサイバース族モンスター1体を特殊召喚する。
VRAINSにおける主人公エースだったファイアウール・ドラゴンがエラッタで禁止解除です。
エラッタの内容としてはまず2つの効果にターン1制限がつきました。
これにより主な禁止理由であった無限ループには使えなくなっています。
また②の効果で特殊召喚出来るのがサイバース族に限定されるようになっており
よりサイバース族での活用に向いたカードとなりました。
それでも最も素材指定の緩いLINK-4として価値は充分にあるでしょう。
氷結界の虎王 ドゥローレン(制限→準制限)
氷結界ストラクチャーデッキに伴いエラッタされていたドゥローレンも緩和です。
こちらも無限ループ防止のために制限カードになっていたようなものなので
それが出来なくなった以上緩和は妥当だと思われます。
このカードを軸としたセルフバウンスデッキ等は組みやすくなるでしょう。
ジャンク・スピーダー(制限→準制限)
11期のマスタールールととても相性のよかったジャンク・スピーダーが緩和です。
強力なカードである事は間違いないのですが
それでも環境でそれほど使われなかった為に緩和されたのでしょう。
むしろこのカードが準制限になるぐらいには今の環境が凄まじいという事かもしれません。・
総評
今回は環境テーマのカードよりは汎用カードにメスの入った改定となりました。
今は群雄割拠の状況なのでそこまで環境デッキに修正は必要ないという判断なのでしょう。
それよりはどのデッキでも使われるようなカードパワーの高いカードにメスが入った形です。
【電脳堺】などの特に修正の無い環境テーマは勿論の事、
今回習性が入ったテーマも比較的緩やかな規制なのでまだ十分活躍できると思います。
今後突出したデッキがまた出てくる可能性はありますが
まだまだ群雄割拠な状況は続きそうですね。
コメント