遊戯王セブンス25話の感想です。
前回のあらすじ:ヘヴン状態
目次
デュエルの歴史
チームルークは遊我の案内でゴーハ本社へと向かいました。
ガクトは最初謝りに来たの?と聞きますが当然ながら遊我はそれを否定、
遊我が言うにはここには会社以外にも楽しいものがあるとの事です。
楽しいものと聞いてゴーハデュエル博物館だと正解を当てるガクトとロミン、
その一方で社員食堂と答えるルーク、こいつ本当に食い意地張ってんな!
まあこの場合食い意地以外にも「ルークは社員食堂について聞いた事がある」という伏線なのかもしれません。
やはり家族にゴーハ社員がいる可能性が高そうですね。
さてそのデュエル博物館にはブルーアイズやレッドアイズ、ブラック・マジシャンといった
レジェンドカード達が模型として並んでいました。
また試作型のまだ小型化されていないデュエルディスクも登場しています。
セブンスの世界ではデュエルはかなり昔から存在しており
それが研究の末にデュエルディスクにカード認識システムが搭載され
さらにはソリッドビジョンシステムまで搭載されました。
現実の遊戯王でもカード認識システムまでは半ば実現していますし
案外ソリッドビジョンシステムが実現される日はそう遠くないかもしれませんね。
そしてそんな所にネイルが登場、ルークはこれも模型だと思ってぺたぺた触ってます。
セバスチャンが怒ってますがネイル本人ももう少し怒っていいと思うよ。
ネイルとしては勉強熱心でない遊我やルークが博物館に来たのが意外だったようです。
二度とデュエルが出来ない身となってからは見たいとも思わないだろうから
今のうちにデュエルの歴史を学ぶと言いと告げるネイルに対して
遊我はペナルティが5つになったデュエルディスクを見せつけます。
これにはさすがに驚くネイル、ペナルティがついた事はまだ把握していなかったようです。
そして遊我は決着を付けるにはあと1回で十分だと不退転の構えを見せます。
多分遊我は最初からここにネイルがいると予想して勝負を挑む気だったんでしょうね。
ネイルもラッシュデュエルの最期を皆に見届けてもらおうとそれに応じます。
こうして遊我VSネイルの2度目のラッシュデュエルが開始されました。
判明するユグドラゴの能力
先行は遊我、ドロー。
モンスターを2体召喚した後にそれをリリースして機動砦のバスキュールアドバンス召喚、
墓地からはぐれ使い魔を蘇生させます。
そしてカードを2枚セットしてターンエンドです。
ネイルのターン、ドロー。
まずフェムトロンを召喚してそれをリリースしてピーコック・ハイトロンをアドバンス召喚。
効果で自身をリリースして2枚ドローして2枚墓地へ送っています。
次にヨプトロンを召喚してその効果で自身をリリースして3枚ドローした後に3枚墓地へ送ります。
チームルーク達にはこれがマキシマム召喚をする為の手札揃えだと既に気が付いています。
そしてこの手札交換の結果ネイルの手札にはマキシマム召喚の為のカードが揃いました。
カードを1枚セットした後に天帝竜樹ユグドラゴをマキシマム召喚。
ソリッドビジョンにも拘わらず天井が崩れ、観客達がパニックに陥っています。
そんな中デュエルの舞台は屋上へと移動します。
3枚の専用カードを1枚の巨大なカードとして扱うとマキシマム召喚の説明をするネイル。
マキシマム召喚に成功した今勝ち目はないと豪語します。
遊我は罠カード「マジカル・デッドショック」でユグドラゴを破壊しようとするも
罠カードでは破壊されない永続効果を持っているため通用しません。
そしてユグドラゴはネイルは告げ2つ目の効果によってバスキュールを破壊、
さらに3つ目の効果によってはぐれ使い魔を攻撃表示にさせます。
そしてユグドラゴではぐれ使い魔を攻撃、これが通ればライフは0になりますが
遊我は罠カード「トリック・ガード」によって受ける戦闘ダメージを0にして難を逃れます。
ネイルはこれでターンエンドです。
カードは(プログラミングで)書き換えた
遊我のターン、マキシマムモンスターを出された以上通常の戦い方では倒せないと悟ります。
そんな所に遊我のデュエルディスクに異変が生じます。それはデュエルディスクを酷使しすぎたためと
そう、遊我はこのデュエル中、リアルタイムラッシュデュエルプログラミングをしていたのです。
そしてその上でドローをします。引いたのはルーク、ロミン、ガクトそれぞれが表示されたカード。
それがドローしている間にデュエルのカードへと書き換わっていきます。
遊我の、いや遊我達のマキシマムカードとして。
この3枚のカードは元々は3人のIDカードです。
このIDカードはデュエル用のカードと同じ規格で作られているようで
普段はそれぞれのデュエルディスクに内蔵されてアカウント情報を管理しています。
本来であればマキシマムカードを手に入れるのは不可能だと判断しましたが
唯一、このIDカードを使ってプログラミングを書き換える事でそれが手に入るのだと言います。
しかしそれは3人のIDカードを消滅させるに等しい行為であり
そうなれば結局アカウントは消滅してしまいます。
遊我もそんな事は出来ないといいますが3人は快くそれを遊我に託します。
遊我が勝つのであればラッシュデュエルは終わらないと。
そうして音声入力によってIDカードをデュエルディスクから取り出す3人。
禁止されている行為のようでドローンが静止しようとしますがガクトがチョップでそれを黙らせます。
ここ、真面目なガクトが率先して規則を破ろうとしているのが感慨深いです。
そうしてIDカードを再フォーマットしてマキシマムカードを手に入れた遊我ですが
リアルタイムラッシュデュエルプログラミングによって行使した為か
デュエルディスクが限界を迎えようとしています。
しかしそこにカイゾーが立ちあがります。自分のメモリー領域を使えと。
そうする事でカイゾーの残りカスのデータは完全に消滅してしまいますが
戦いに勝ってオリジナルデータを取り戻せば元に戻る事は可能です。
そうしてルーク、ロミン、ガクトそしてカイゾーの力を借りた遊我は
ついにマキシマム召喚を行います。
ルーク、ロミン、ガクトの3人の魂がこもった3機のロボットが1つに合体するという
ロボットアニメも顔負けの召喚演出によって
マキシマムモンスター、超魔機神マグナム・オーバーロードを繰り出します。
実際にマキシマム召喚を成功させた事にさすがのネイルも驚きを隠せていません。
カードは書き換えた(物理的に)
超常的な力によってカードを書き換える描写は歴代シリーズにもありましたが
セブンスではしっかりと論理的な設定によって物理的にプログラミングで書き換えています。
なんだかんだこういうところの設定はしっかり作り込んでありますよねセブンス。
しかし3人とも自分のアカウントを快く託してくれるあたり本当にいい仲間たちです。
こういう仲間から託されるっていう王道はなんだかんだ大好きです。
次回予告 第26話『マキシマムデュエル!』
どうやら遊我VSネイルのデュエルは次回で決着する様子です。
また遊我のデュエルディスクからマグナム・オーバーロードのカードが確認できません。
つまり一度マキシマムモンスターが退場しているわけで
マキシマムモンスター同士だけじゃないデュエル展開が行われるようですね。
まだまだ白熱したデュエルは続きそうです。
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