遊戯王セブンス15話の感想です。
前回のあらすじ:負けたらギャグ要員
目次
自然な流れでデュエル
チームルークは一か月は戻らない漁船に乗っていました。
というのもカイゾーが新しい遺跡が出現したといって遊我達を連れて行ったのです。
そのカイゾーは前回に引き続き何やら様子がおかしく、明らかにナニカサレテいます。
さてそんな所に現れるのはゴーハ水産小学校の間黒七海(まぐろ ななみ)、
眉毛がマグロ型というかなり思い切ったデザインをしています。これ理容師に頼んだんでしょうか。
彼が言うにはこのゴーハ水産小は大きな船そのものが校舎となっており
漁業研修の為にあらかじめ船にコースがプログラムされて1か月戻らないとの事です。
親身にチームルークに接していた七海ですが海に落ちていた遊我の自転車を回収すると一変、
遊我を海にゴミを捨てる不届きものとして怒りをあらわにして勝負を挑んできます。
そしてこの時七海の方からラッシュデュエルの提案がありました。
どうやらラッシュデュエルは広まっているようでゴーハデュエルに比べて手早く終わる為
各地の港に停泊した合間に勝負が行えている為重宝しているようです。
遊我はラッシュデュエルの広まりを実感しつつも勝負を受けました。
今回かなり早い導入でデュエルが開始されています。
先攻は七海、ドロー。
まず彼はアンカー・モーレイ、ジェット・パラクーダ、ヒート・ダーツを召喚し
そしてフィールド魔法「大海洋」を発動、
当たり一面が水中となりルークが苦しそうにしていますがソリッド・ビジョンなので呼吸は可能です。
所々ルークは感受性が強い所を見せますね。
七海はカード1枚伏せてターンエンドです。
続いて遊我のターン、ドロー。
ダーク・ソーサラー シルバー・ウルフ クリボットの3体を召喚しますが
大海洋の効果で水属性以外の攻撃力が300ずつダウンしてしまいます。
それならばと遊我がアドバンス召喚して出したのはハイドロ・マジシャン。
水属性なので大海洋の効果を受けません。
そしてカードを1枚セットしつつ攻撃をしますが七海は罠カード「キラーバイトロール」を発動、
相手モンスターの攻撃力を自分モンスターの攻撃力×300ダウンさせるというもので
これによりハイドロ・マジシャンを返り討ちにしてしまいます。
シンプルに強力な罠カードですね。
遊我はこれでターンエンドです。
どうやら七海はゴーハ水産小でも成績トップでありそれ故に船長になっているようです。
成績トップといっても頭はよくないようで算数のテストはいつも0点だとか・・・
じゃあ何がトップなのかといったら漁獲量のようです。
いやあの・・・デュエルにも漁業にも算数って結構大事だと思うんですが
追い詰められた時に出る本性
七海のターン、ドロー。
モンスターを2体リリース、
WARNING!!
A HUGE BATTLESHIP
BIG MAGROM
IS APPROACHING FAST
波導砲ビッグ・マグロムをアドバンス召喚です。
アンカー・モーレイの効果で墓地のレベル3以下の魚族を手札に回収しつつ
ビッグ・マグロムの効果を発動、
攻撃力1000以下の魚族2体に直接攻撃能力を付与します。
さらに魔法カード「アクア・ブースト」によりビッグ・マグロムの効果を3100にまで上昇し
もう1つ魔法カード「循環」を発動、
手札の罠カード、キラーバイトロールと同じカードをデッキの一番上に置きます。
これにより次の相手ターン、そしてさらにその次も
キラーバイトロールによる反撃を狙っていく構えです。
2体のモンスターの直接攻撃でライフを1900にまで削られ
更にビッグ・マグロムからの攻撃でケリをつけようとする七海ですが
遊我は罠カード「アクア・ショット」を発動、墓地の水属性、この場合ハイドロ・マジシャンを選択し
そのレベルである5×100の数値分自分のライフを回復し相手にダメージを与えます。
これによりライフを残す事ができました。
チームルークの仲間たちはこんな逆境でも遊我ならなんとかしてくれると思っていますが
当の遊我はかなり動揺しています。
なんだかんだ追い詰められるとこういう脆いメンタルが出てくるのが遊我らしい所です。
追い詰められると脆さが出るという所まで四天王における頭脳担当感があります。
逆を言えば対人関係の強キャラっぷりは遊我にとっては「追い詰められてさえいない」という事ですが。
こうかは ばつぐんだ
遊我のターン、ドロー。
まずモンスターを2体召喚し、魔法カード「魔法効果の槍」を発動。
名前からして魔法効果の矢の亜種ですね。
その効果で七海のキラーバイトロールを手札に戻します、ラッシュデュエルでバウンスは強いですね。
そして2体をリリースしてライトニング・ボルコンドルをアドバンス召喚、
さらにライト・ソーサラーを召喚します。
ダーク・ソーサラーも一緒に並んでおり光と闇が揃って最強に見えます。
大海洋の効果でいずれも攻撃力が300ダウンしてしましますが
ライトニング・ボルコンドルの効果で手札のハイドロ・マジシャンを墓地へ送り
それと同じ属性、つまり水属性モンスターの攻撃力をハイドロ・マジシャンのレベル×300ダウンさせます。
七海のモンスターは全て水属性なので3体とも攻撃力が1500ダウンです。
これによりダーク・ソーサラー、ライト・ソーサラー、
そしてライトニング・ボルコンドルの総攻撃により七海のライフは0となりました。
遊我の勝利です。
不利な状況から逆転した遊我を讃え、ゴミを不法投棄するような奴には見えないという七海。
そんな中、自転車には虫の息なカイゾーがいました。
そしてそのメモリに変な反応があると遊我が解析をはじめます。
前回のドローンとのデュエルの際にやはりカイゾーはナニカサレタようです。
そして自転車のカイゾーはチームルークを漁船に連れて行ったカイゾーが偽物だと指摘、
バレた偽カイゾーは正体を明かし、逃亡を図ります。
明らかにチームルークを漁船に足止めするのが目的の偽カイゾー、
遊我はカイゾーに心当たりを聞くも分からないようです。
そしてカイゾーはオリジナルデータを偽物に盗まれており、
それを取り戻さないとカイゾーを元に戻す事ができないようです。
幸いこんなこともあろうかと遊我はカイゾーに発信機をつけており後をつける事が可能です。
とはいえここは一か月戻らない漁船の上、しかしナナミの粋な計らいにより
小型ボートでチームルークを港まで運んでくれました。
小型船舶免許は16歳からだったと思うのですがどうやらSEVENSでは違うようです。
荒々しい運転ながらも無事港につきガクトとルークが七海にお礼を言っています。
なお遊我とロミンは完全にダウンしています
ロミンはともかく遊我は所々でフィジカルが弱い描写が見受けられますね。
こういうところも何ていうか四天王の頭脳担当らしいです。
何はともあれ発信機を頼りに偽カイゾーを探すチームルーク、
そしてたどり着いたのは・・・AIレストランでした。
というわけで今度はゴーハ水産小の七海とのデュエル回でした。
船そのものが校舎というかなりぶっ飛んだ設定ですが
アニメ界にはこれの前例があるというのが恐ろしい限りです。
そんな七海のデッキはやっぱりというべきか魚族。
水属性で統一されておりフィールド魔法「大海洋」によって
相手モンスターを弱体化させつつ戦っていくのが中心です。
これ、あえて自分モンスターの攻撃力を上げない事によって
ビッグ・マグロムの効果を阻害させないという見事な戦術なんですよね。
やっぱり算数が出来ない子には使いこなせないデッキだと思います。
しかし今度はAIレストランが舞台のようです。
SEVENSは本当に細かい設定を拾いますね。
次回予告 16話『デュエルを洗う男』
どうやらレストランで勝手にものを食べたルークのせいで皿洗いをする事になったようです。
ルークいつも食べ物絡みで問題起こしてんな。
レストランという事で料理人デュエリストが登場するのが普通ですが
今回はちょっと変わって洗い物倶楽部の主将、洗井新太がお相手です。
レストランは清潔さも大事ですからね。
ゴーハ水産小という事でより水に関連ある立場を選んだのかもしれません。
そしてどうやら今回はロミンがデュエルをするようです。
赤いオーラが出ている当たりまた腹ペコモードになってそうです。
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