今回紹介するのはデッキビルドパック ジェネシス・インパクターズ よりこのカードです。
目次
カード説明
特殊召喚・効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻2200/守2200
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドのリンクモンスター2体をリリースした場合のみ
手札・墓地から特殊召喚できる。
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
相手は自身のフィールドのカードが3枚以上の場合には
2枚になるように墓地へ送らなければならない。
②:自分の墓地に「キスキル」モンスター及び「リィラ」モンスターが存在する限り、
このカードの攻撃力・守備力は2200アップする。
【イビルツイン】に属する、そして看板を務める特殊召喚モンスターです。
桃色の髪と青みがかった黒髪の2人組の美少女悪魔な怪盗が夜空の街を飛んでいます。
ツインズというからには恐らく双子なのでしょう。
キスキルがリィルをお姫様抱っこしつつ2人してカメラ目線でポーズを決めていたりと
仲の良い姉妹である事が伺えます。
キスキル・リィラとはギルガメシュ叙事詩に登場する悪魔の名前であり
キ・シキル・リル・ラ・ケとも呼ばれユダヤの伝承におけるリリスと同一視される存在です。
リリスは男児を誑かし多数の悪魔と交わった存在であると同時に男女平等を謳った悪魔として
女性解放運動のシンボルとしても扱われたりします。
相手の場のカードを強制的に2枚以下にする
自分フィールドのリンクモンスター2体をリリースした場合のみ
手札・墓地から特殊召喚できる。
特殊召喚モンスターでありリンクモンスター2体をリリースする事で
手札か墓地から特殊召喚が可能です。
【イビルツイン】においてはLive☆Twin キスキルかLive☆Twin リィラの
どちらかさえ出す事が出来れば展開を繰り返す事でカード1枚から
リンクモンスターを2体並べてこのカードの特殊召喚条件を満たす事が可能です。
他の手段でリンクモンスターを並べても特殊召喚はできるので
Live☆Twinからの展開を妨害された場合の代替手段として機能します。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
相手は自身のフィールドのカードが3枚以上の場合には
2枚になるように墓地へ送らなければならない。
①の効果は1ターンに1度、特殊召喚した場合に
相手の場にカードが3枚以上存在する場合に2枚になるよう墓地送りを強制させるというものです。
どれだけ効果があるかは相手の場次第ですが
永続魔法や永続罠に依存するデッキやモンスターを大量するデッキ相手に発動できれば
結構な痛手となるでしょう。
このカードの攻撃力・守備力は2200アップする。
②の効果は墓地にキスキルとリィラの両方が存在する場合に
自身の攻撃力と守備力を2200ずつアップさせる自己強化効果です。
Evil★Twin キスキルとEvil★Twin リィラの2体をリリースして出していれば
自然とこの効果の条件を満たしているでしょう。
元々の攻撃力と合わせて4400打点となりアタッカーとして頼れる数値になります。
①の効果では相手のエースモンスターが場に残る事が多いですが
これだけの攻撃力があれば戦闘破壊も十分狙えるでしょう。
むしろ自分からリリースするぐらいの勢いで
①の効果がどれだけ効果的かは相手のデッキに依存する部分が大きいですが
少なくとも4400打点のアタッカーとして運用できるのでお世話になる部分が大きいでしょう。
耐性の類はありませんがリリース要員さえ確保すれば墓地からの特殊召喚も可能であり
そのリリース要員は【イビルツイン】であればカード1枚から確保できるので
毎ターン場に出すことも難しくありません。
むしろ下手に場に残っているとリンク召喚に繋げられなくなりますし
下手にバウンスや除外をくらうくらいならEvil★Twin イージーゲームなどで
自分からリリースしてしまうくらいの心構えでも問題ないでしょう。
元々の攻撃力が2200とそこまで高くないのもポイントで
Evil★Twin プレゼントで相手モンスターとコントロールを入れ替えたとしても
そこまで痛手にはなりません。
相手のエースが奪える状況であれば遠慮なく相手に渡しちゃってもいいでしょう。
切り札としてはかなり身軽でありそういう意味でもトリッキーなモンスターです。
ただ場合によってはこのカードに繋げず、
Evil★Twin2体でリンク4に繋げた方がいい場合もあるので状況を見極めましょう。
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