今回紹介するのはPHANTOM RAGE(ファントム・レイジ)よりこのカードです。
目次
カード説明
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:デッキから「電脳堺門」カード1枚を自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
その後、自分フィールドの「電脳堺門」カードの数によって以下の効果をそれぞれ適用できる。
●2枚以上:このターン、自分フィールドの「電脳堺」モンスターの攻撃力は200アップする。
●3枚以上:自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。
●4枚:EXデッキから「電脳堺」モンスターを4体まで特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
【電脳堺】用のサポートとなる通常魔法です。
様々な場所から霊魂のようなオーラが漂っている中華風の街です。
モチーフは恐らく1994年まで香港に存在していた「九龍城砦」だと思われます。
イギリスの法も中国の法も適用されなかったという世界最大の無法地帯と言われるスラム街であり
様々な犯罪の温床になっていたと言われています。
恐ろしくも幻想的な街でありシェンムーやシャドウハーツなど
この街を舞台にした作品もいくつか存在しています。
場の電脳堺門に応じて追加効果
①:デッキから「電脳堺門」カード1枚を自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
その後、自分フィールドの「電脳堺門」カードの数によって以下の効果をそれぞれ適用できる。
その効果は1ターンに1度、
電脳堺門と名の付くカード1枚を自分の魔法罠ゾーンに表側表示で置くというものです。
電脳堺門-青龍は発動後墓地に送られたこのカードを墓地コストとして活用でき、
電脳堺門-朱雀は最初から表側表示で置かれる為にすぐに発動可能と
どちらもそのまま出すより効果的です。
さらに発動後、場の電脳堺門の数によって3つの効果が適用されます。
2枚以上の場合、発動したターン自分の電脳堺の攻撃力を200アップさせる全体強化が発揮されます。
攻撃力の上昇量はささやかですが特に電脳堺狐-仙々は3000打点に到達する為、
この200アップは結構意味があります。
3枚以上の場合はデッキの上からカード3枚を墓地へ送る墓地肥やし効果を発揮します。
【電脳堺】は墓地アドバンテージを重視するデッキかつ魔法罠を墓地へ送る意味も大きいので
この効果による墓地肥やしの意味も大きいです。
電脳堺以外のカードを採用する場合でも墓地に送る意味の大きいカードを多く採用する事で
より無駄になりにくいでしょう。
このカード以外の全ての魔法罠ゾーンに電脳堺門が発動されている場合には
EXデッキから電脳堺モンスターを1種類ずつ特殊召喚が可能です。
最大4体のエースモンスターを1度に特殊召喚するまさに切り札とも言える効果ですが
電脳堺のシンクロモンスターは2種類しかおらず
残りはオーバーレイユニットの無いモンスターを特殊召喚する事になります。
とはいえ電脳堺凰-凰々は2600打点あるのでアタッカーも十分こなせますし
電脳堺甲-甲々は条件を満たせば自爆特攻から除去を狙えるので無駄にはなりません。
4枚発動は大きなロマン
実用性とロマンを兼ね備えたカードであり特に電脳堺門が4枚ある時の効果は強烈ですが
大きな問題点として電脳堺門は現在2種類しか存在せず
かつカード名単位で1ターンに1度しか発動できない制約があります。
つまり電脳堺門が3枚、4枚ある時の効果を狙おうとしたら
ただそれだけの為に余分な電脳堺門を出す必要が出てきます。
墓地に送られても無駄にはならないとはいえ全体除去には注意するべきでしょう。
ただカードデザイン的にその内電脳堺門、新規でそうなんですよね。
電脳堺門-白虎と電脳堺門-玄武が出た時こそこのカードの真価を発揮する時かもしれません。
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