今回紹介するのはPHANTOM RAGE(ファントム・レイジ)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星2/地属性/獣族/攻1200/守1500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札からこのカード以外の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:自分の墓地から獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターを任意の数だけ除外して発動できる。
除外した数と同じ数のリンクマーカーを持つ
獣族・獣戦士族・鳥獣族リンクモンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。
このターン、自分は獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターしかリンク素材にできない。
【トライブリゲード】に属する地属性獣族のレベル2モンスターです。
ガスマスクを装着し巨大な銃を肩に担いだ巨漢の獣人です。
紫と金を基調としたスーツと銃が印象的です。
顔が隠れていますが恐らくはミノタウロスの類だと思われます。
ケラスとはギリシャ語で「角」を意味します。
左角に鉄獣戦線の証である青いリボンをつけているあたり角が自慢なんでしょう。
手札1枚をコストに特殊召喚
①:手札からこのカード以外の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
①の効果は1ターンに1度、手札から同名カード以外の獣族、獣戦士族、鳥獣族1体を捨てる事で
自信を手札から特殊召喚する自己展開効果です。
1枚のディスアドバンテージとなってしまいますが【トライブリゲード】にとっては
手札コストも迅速に墓地アドバンテージを稼いで
トライブリゲードリンクに繋げる手段として機能します。
鉄獣戦線 ナーベルをコストにすればあちらの効果も含めて手札の損失も抑える事が可能です。
②:自分の墓地から獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターを任意の数だけ除外して発動できる。
除外した数と同じ数のリンクマーカーを持つ
獣族・獣戦士族・鳥獣族リンクモンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。
このターン、自分は獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターしかリンク素材にできない。
②の効果は1ターンに1度、墓地から獣族、獣戦士族、鳥獣族を任意の数だけ除外
除外した数と同じリンク数の獣族、獣戦士族、鳥獣族リンクをEXデッキから特殊召喚するというものです。
上記3種族しかリンク素材にできなくなるリンク素材に関する縛りも含めて
メインデッキのトライブリゲードモンスターが共通で持つ効果であり
①の効果も利用すれば効率よく墓地コストを確保する事ができるでしょう。
手札コストが確保できるなら
手札1枚をコストに自己展開できるというのは割とよく見るタイプのカードですが
トライブリゲードの共通効果でコストを無駄にせずに済むといい感じに噛み合ったカードになっています。
このカードとナーベルの2枚が手札にあればこちらの効果であちらを捨ててサーチ効果を発動、
それを場に出す事で徒花のフェリジットのリンク召喚に繋げる事が可能であり
更なる展開が狙えるだけでなくよりスムーズに墓地肥やしも行う事が可能です。
獣族、獣戦士族、鳥獣族いずれかをメインで活用し
かつ手札コストを確保できるデッキであれば【トライブリゲード】以外でも活用できるでしょう。
特に墓地にこれらの種族を確保しやすいデッキであれば
各種トライブリゲードリンクへ繋げる手段として重宝します。
レベル2の獣族なので【メルフィー】あたりでも運用できるでしょう。
【鉄獣戦線メルフィー】とかファンシーさが一気に消滅しますが
ラビィはこの切り株がいちばんのお気に入り。いつも登ってまわりをきょろきょろ。
メルフィーの森には個性豊かでかわいい動物たちがいっぱい。
切り株を見つけるとついつい座りたくなっちゃうそこのあなた!
さぁ、ラビィといっしょになぜ、どうして戦う。なぜ銃を向けあう。
ともに落ちた地の底で、互いの心の中を覗く。そこには、荒涼たる砂漠の中、
闇夜に銃を求めて立ち尽くす、孤独な己の姿が在った。
次回「暗闇」。死が互いを分かつまで。