今回紹介するのはPHANTOM RAGE(ファントム・レイジ)よりこのカードです。
目次
カード説明
融合・効果モンスター
星8/闇属性/獣族/攻2500/守2000
「アルバスの落胤」+レベル8以上のモンスター
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは戦闘では破壊されない。
②:融合召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手は自分フィールドの他のモンスターをモンスターの効果の対象にできない。
③:このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「トライブリゲード」モンスターまたは
「アルバスの落胤」1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。
闇属性獣族のレベル8モンスターです。
融合素材からアルバスの落胤の新たなる融合形態だと思われます。
赤く燃えるような翼を持つ四足歩行の竜です。
山羊のような角と鹿のような角がそれぞれ生えているのが特徴的です。
右前足には意識を失ったエクレシアが倒れ込んでおりそれを大事そうにかかえています。
このエクレシアの額からは聖痕が消え失せています。
「痕喰」と名がある事を考えるとこの聖痕はこのモンスターが消したのだと思われます。
恐らくは教導神理で聖痕が何か彼女に悪影響を与えた為にそれを消して助けたのでしょう。
ブリガンドとは「略奪者」といった意味合いの言葉ですが同時に「ゲリラ兵士」という意味もあり
ドラグマからエクレシアを奪った略奪者であり
またトライブリゲードの仲間となるゲリラ兵士なのでしょう。
他の仲間をモンスター効果から守る
融合素材にはアルバスの落胤とレベル8以上のモンスターを指定しています。
基本的にはアルバスの落胤の効果で相手のレベル8以上のモンスターを融合素材にする事になるでしょう。
攻撃力を参照している灰燼竜バスタードと違いこちらはレベルを参照しており
エクシーズやリンクメインのデッキ相手では融合召喚を狙えない事も多いですが
灰燼竜バスタードと合わせればより幅広い相手モンスターに対応できるようになっています。
あちらはドラグマ向け、こちらはトライブリゲード向けのモンスターではありますが
両方を採用する選択肢は大いにアリです。
また相手に壊獣などレベル8のモンスターを送りつければ安定して融合召喚が狙えます。
①の効果は戦闘破壊耐性です。
このカードの攻撃力は2500と悪くはありませんがエース級相手だと負ける数値でもあり
あって困る効果ではありません。
相手は自分フィールドの他のモンスターをモンスターの効果の対象にできない。
②の効果は融合召喚しているこのカードが場に出ている間
自身以外の自分モンスターに相手モンスター効果に対する対象耐性を付与するというものです。
トライブリゲードの一員として仲間を助けるようなニクい効果となっています。
相手としては対象に取るモンスター効果でモンスターを除去したい場合には
まずこのカードを処理しなければならず、このカードを下手に破壊した場合には
③の効果を発動されてしまうという中々いやらしい効果となっています。
③:このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「トライブリゲード」モンスターまたは
「アルバスの落胤」1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。
③の効果は1ターンに1度、
このカードが墓地へ送られた場合そのエンドフェイズ時にデッキから
トライブリゲードかアルバスの落胤1体を手札に加えるか特殊召喚するサーチorリクルート効果です。
丁度灰燼竜バスタードのトライブリゲード版といった効果であり
アルバスの落胤もサーチやリクルートできる点も共通しています。
エースモンスターがメインデッキにいるドラグマと違い
トライブリゲードは下級モンスターしか特殊召喚する事ができませんが
ドラグマよりもEXデッキに関する制約は緩いのでアルバスの落胤の効果は発動しやすいでしょう。
アルバスの落胤がより使いやすく
まさに鉄獣戦線版灰燼竜バスタードといった感じであり
「竜」の名を冠していながら獣族となっている点も
トライブリゲードの一員として仲間として認められている感じがする熱いカードです。
トライブリゲードはドラグマよりも融合召喚の規制が緩いですが
鉄獣の凶襲を発動するとリンクモンスター以外出せなくなるのでその点は注意しておきましょう。
前述の通りEXデッキに灰燼竜バスタードも一緒に入れておけば
攻撃力2500以上とレベル8以上、両方のモンスターを融合素材として据えるようになるので
よりアルバスの落胤が使いやすくなります。
【トライブリゲード】のみならず単純にアルバスの落胤を軸とするデッキで活用するのもいいでしょう。
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