今回紹介するのはCOLLECTION PACK 2020よりこのカードです。
目次
カード説明
リンク・効果モンスター
闇属性/機械族/攻1000/LINK-1
【リンクマーカー:右上】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
「機塊」モンスター1体
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
このカードはリンク召喚されたターンにはリンク素材にできない。
①:手札を1枚墓地へ送り、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
②:このカードが相互リンク状態の場合、
相手のメインモンスターゾーンのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
③:このカードが相互リンク状態ではない場合、このカードは直接攻撃できる。
【機塊】に属する闇属性機械族のLINK-1です。
VRAINSにおいてロボッピがゴーストガール&ブラッドシェパード戦で使用し
その効果で除去を狙いつつ直接攻撃でダメージを与えました。
作中で手札コストを使用する効果は1度も使用していませんがテキストには書かれており
「結局最後まで使われず言及すらされなかった効果がある」という中々珍しいモンスターです。
鼻がフロアノズルになっている象型のロボットです。
足に掃除機用のタイヤがつけられていたりと随所に掃除機パーツが盛り込まれています。
カード名の由来は掃除機を意味する「バキュームクリーナー」+
ヒンドゥー教に伝わる4本腕の象の神「ガネーシャ」からだと思われます。
カードイラストではやや分かりづらいですが4本腕となっており
このあたりもガネーシャを意識している事が伺えます。
相互リンクならコストなしのモンスター除去、非相互リンクなら直接攻撃
「機塊」モンスター1体
このカードはリンク召喚されたターンにはリンク素材にできない。
リンク素材には機塊モンスター1体を要求しています。
他のLINK-1機塊リンクと同じ素材指定であり1体から出す事が出来ますが
相互リンク状態の効果を使うのであれば充電機塊セルトパスと一緒に並べたい所です。
また制約としてリンク召喚されたターンにはリンク素材にはできません。
特にこのカードの場合除去効果を発動した後にすぐさま他の機塊リンクにバトンタッチできないので
痛い制約だと言えるでしょう。
リンクマーカーは右上に1つあり
充電機塊セルトパスの左下に出す事で相互リンクするようにデザインされています。
①:手札を1枚墓地へ送り、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
①の効果は1ターンに1度、
手札を1枚墓地へ送る事で相手のカード1枚を破壊できるというものです。
手札コストが必要なもののモンスター、魔法罠問わず破壊できる為活用できる場面は多いでしょう。
②:このカードが相互リンク状態の場合、
相手のメインモンスターゾーンのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
②の効果は1ターンに1度、相互リンク状態の時に
相手のメインモンスターゾーンのモンスター1体を破壊できるというものです。
①の効果とはどちらか片方しか発動できず
こちらはメインモンスターゾーンのカードしか破壊できない代わりに手札コストが必要ありません。
魔法罠は勿論EXモンスターゾーンのモンスターも破壊出来ない点には注意が必要です。
③の硬化は相互リンクでない場合に直接攻撃できるというものです。
攻撃力1000のダイレクトアタッカーというのは実質1体で出せる攻撃力としては高水準であり
機械族なのでリミッター解除なども併用する事で更に攻撃力を高める事も可能です。
②の効果を意識するのであれば
②の効果は除去できる範囲に穴があるもののそういった場合でも①の効果でフォローできるので
実際にはかなり使い勝手のいいモンスターだと思われます。
主に②の効果で除去したいモンスターがいる場合や
セルトパスの効果で攻撃力を上げておきたい場合には相互リンク状態で
そうでない場合には非相互リンク状態で、という感じで使い分けていく事になるでしょう。
リミッター解除は一族の結束などの強化を併用すれば
ダイレクトアタックのダメージもかなり馬鹿にできないものになります。
逆に相手が【機塊】を使ってきている場合、
シンクロやエクシーズなどEX、メインモンスターゾーンどちらにも置けるカードは
少しでも相手のディスアドバンテージを考えるのであれば
②の効果で破壊されたくないモンスターはできるだけEXモンスターゾーンに置いておきましょう。
逆に効果破壊耐性を持っているカードは優先的にメインモンスターゾーンに置くのがいいでしょう。
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