今回紹介するのはCOLLECTION PACK 2020よりこのカードです。
目次
カード説明
融合・効果モンスター
星8/地属性/岩石族/攻3500/守 0
岩石族モンスター+相手の墓地のレベル7以上のモンスター
このカードは「化石融合-フォッシル・フュージョン」の効果でのみEXデッキから特殊召喚できる。
①:このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算前に発動できる。
その相手モンスターの攻撃力と守備力をそのダメージステップ終了時まで入れ替える。
②:このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
③:融合召喚したこのカードが相手モンスターとの戦闘で相手に与える戦闘ダメージは倍になる。
【化石】に属する地属性岩石族のレベル8融合モンスターです。
GXにおいてジム・クロコダイル・クックがティラノ剣山戦で使用し
その効果で貫通ダメージを与えて相手のライフを削りきりました。
アニメでは融合素材に相手の墓地のレベル7以上の恐竜族を指定していましたが
OCG化に伴いやや素材指定が緩和されています。
骨だけとなった恐竜です。ある意味では非常にシンプルなデザインと言えます。
デザインだけなら実にアンデット族な見た目ですが化石が元なので岩石族です。
攻撃力と守備力を入れ替えつつ貫通して戦闘ダメージも倍
このカードは「化石融合-フォッシル・フュージョン」の効果でのみEXデッキから特殊召喚できる。
融合素材には岩石族と相手の墓地のレベル7以上のモンスターを指定しており
またEXデッキからの特殊召喚には化石融合、
もしくは化石融合として扱うタイム・ストリームが必須となります。
レベルに関しては古生代化石騎士 スカルキングと同じですがこちらは相手の墓地を指定しており
まず相手がレベル7以上のモンスターを扱わなければ化石融合で出す事ができません。
化石融合モンスターの中では最も厳しい融合素材指定だと言えるでしょう。
相手がレベル7以上のモンスターを使うデッキであれば融合召喚は難しくありませんが
そうでない場合は中生代化石騎士 スカルナイトにタイム・ストリームを発動して出す事になるでしょう。
その相手モンスターの攻撃力と守備力をそのダメージステップ終了時まで入れ替える。
①の効果は相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算前に
相手モンスターの攻撃力守備力をそのダメージステップの間入れ替えるというものです。
これにより相手の表示形式に関わらず相手の攻撃力守備力のうち
低い方を適用させて戦闘をさせる事が可能です。
このカード自身の攻撃力が3500と高い為、大抵の相手は戦闘破壊できるでしょう。
ただしそもそも守備力なんてものが存在しないリンクモンスターには効果がありません。
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
②の効果はいわゆる貫通効果です。
よくある効果ですがこのカードの場合、3500という攻撃力に加えて
①と③の効果とも非常に噛み合っています。
③の効果は融合召喚している状態で相手モンスターと戦闘を行う場合に
その相手の戦闘ダメージを倍にできるというものです。
②の貫通効果も含めてブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴンに近い効果ですが
こちらの方が攻撃力が低い代わりに攻撃表示のモンスター相手にも倍のダメージを与える事が可能であり
①の効果で攻撃力守備力の低い方を参照できるとあちらより優秀な要素も揃っています。
攻撃全振りの殺意特化型
3つの効果全てが戦闘に関するものという戦闘特化の脳筋仕様であり
ひたすらにダメージを与える事に特化したエースモンスターとなっています。
特に炎斬機マグマのような守備力0のモンスター相手には滅法強く
素の状態でも7000のダメージが、一族の結束などで攻撃力を補強してやれば
1ターンキルも視野に入ってきます。
壁モンスターで時間稼ぎをする事も許さず、非常に殺意の高いカードに仕上がっています。
相手のデッキによって出しやすさの影響しやすいモンスターではありますが
化石融合で対象耐性を付与する事が出来れば厄介極まりない存在となるでしょう。
コメント