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遊戯王OCGカード考察:《暗黒の魔再生(あんこくのまさいせい)》死者蘇生を奪ってラーを復活させる原作再現!

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今回紹介するのはCOLLECTION PACK 2020よりこのカードです。

 

 

カード説明

暗黒の魔再生
通常罠
①:相手モンスターの攻撃宣言時に、
相手の墓地の魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。
②:墓地のこのカードを除外し、手札及び自分フィールドにセットされたカードの中から、
「死者蘇生」1枚を墓地へ送って発動できる。
自分の墓地から「ラーの翼神竜」1体を選んで召喚条件を無視して特殊召喚する。
その後、相手フィールドのモンスター1体を選んで墓地へ送る事ができる。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに墓地へ送られる。

wiki

 

ラーの翼神竜用のサポートとなる通常罠です。

デュエルモンスターズにおいて闇マリクが闇遊戯戦で使用したカードで

その効果で闇遊戯の死者蘇生を奪いラーの翼神竜の蘇生に繋げました。

原作では罠カードだったのがアニメでは何故か速攻魔法扱いになっていましたが

OCGではちゃんと罠カードになっています。

 

魔法使いが祭壇に棺を置いて儀式をしています。

魔族の王的な存在を蘇生させようとしているのでしょう。

 

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相手の魔法カードを奪ってセット

①:相手モンスターの攻撃宣言時に、
相手の墓地の魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。

①の効果は相手モンスターの攻撃宣言時に

相手の墓地の魔法カード1枚を自分の場にセットするというものです。

魔法をまったく採用しないデッキ自体は稀ですが

自分で使うとなるとテーマ専用の魔法カードではない汎用の魔法カードを奪う必要が出てくるでしょう。

それでもハーピィの羽根帚やサンダー・ボルトあたりを奪う事が出来れば美味しいです。

また攻撃反応罠なので戦闘前に除去される危険性は常に留意しておきましょう。

 

②:墓地のこのカードを除外し、手札及び自分フィールドにセットされたカードの中から、
「死者蘇生」1枚を墓地へ送って発動できる。
自分の墓地から「ラーの翼神竜」1体を選んで召喚条件を無視して特殊召喚する。
その後、相手フィールドのモンスター1体を選んで墓地へ送る事ができる。

②の効果は墓地からこのカードを除外しつつ手札か自分の場にセットされた死者蘇生を墓地へ送る事で

墓地からラーの翼神竜を召喚条件無視で特殊召喚、

さらにその後相手の場のモンスター1体を選んで墓地へ送る事が出来る蘇生効果です。

原作において死者蘇生を奪ってラーの翼神竜を蘇生させた効果を再現した効果であり

①の効果で死者蘇生を奪う事が出来ればそのままこちらの効果に繋げられますが

昨今では死者蘇生を採用していないデッキも多い為自前で用意しておく方がいいでしょう。

蘇生するラー自体は攻撃力守備力が共に0と戦闘面では機能しませんが

対象に取らない墓地送りをフリーチェーンで行える為に除去としては非常に優秀です。

 

この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに墓地へ送られる。

デメリットとしてこの効果で特殊召喚したラーはエンドフェイズ時に墓地へ送られます。

これも神は蘇生カードでは1ターンしか場にいられないのを再現した効果ですね。

自分ターンで蘇生した場合にはエンドフェイズまでに何かしらの素材にする事が可能ですし

ラーの翼神竜-不死鳥が墓地にあればそちらの蘇生にも繋げられます。

 

大事なのは墓地肥やし

①の効果だけだと安定性も低く心もとない性能なので

基本的には②の効果も活かせるようにラーの翼神竜を軸とするデッキで活用する事になるでしょう。

攻撃反応罠故に除去される危険性こそ高いものの

墓地へ送られても②の効果には繋げられるので意外と隙がありません。

 

②の効果を活かすには死者蘇生が必要なので

デッキや墓地から死者蘇生を引っ張ってこれるアンクリボーも一緒に採用するといいでしょう。

それでいて墓地にラーの翼神竜と出来ればラーの翼神竜-不死鳥も欲しい所なので

これらのカードを墓地へ送れる手段も確保しておくのがいいでしょう。

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