今回紹介するのはRISE OF THE DUELIST(ライズ・オブ・ザ・デュエリスト)よりこのカードです。
目次
カード説明
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを効果を無効にして自分フィールドに特殊召喚する。
その後、自分及び相手フィールドから種族が同じとなるモンスターを1体ずつ選んで除外できる。
汎用の通常罠です。
氷結界の龍トリシューラとドラグニティナイト-アスカロンが大空の下で激戦を繰り広げています。
トリシューラの左右の首からは電撃が発射されています、こんな芸当もできたんですね。
カード名の由来は「天牢雪獄」からだと思われます。
豪雪に埋もれ身動きが取れない様子を天が作った牢獄に例えた言葉で
このカードの場合「牢」の文字が「龍」に変わっており
さながらトリシューラが作り出した雪地獄とも言うべき意味合いなのでしょう。
相手モンスターを蘇生しつつ同じ種族をお互いに除外
①:相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを効果を無効にして自分フィールドに特殊召喚する。
その効果は1ターンに1度、
相手の墓地のモンスター1体を効果無効で特殊召喚する蘇生効果です。
フリーチェーンで相手モンスターを蘇生できるカードはかなり珍しく
相手が墓地のモンスターを蘇生したり手札に回収しようとした場合にチェーンして発動する事で
それを妨害しつつ自分のものにしてしまう事が可能です。
さらに蘇生した後に蘇生したモンスターと同じ種族のモンスターがお互いのフィールドにいた場合、
それぞれ1体ずつ選んで除外する事も可能です。
自分のフィールドには同じ種族どころかそもそも蘇生したモンスターご本人がいるはずなので
DNA改造手術などで種族を変更されてない限りは相手フィールドに同じ種族のモンスターがいれば
蘇生したそのモンスター諸共除外してしまう事が可能です。
フリーチェーンで発動できるため展開の妨害として機能するのは勿論の事、
対象に取らない除外であり大抵の耐性は突破する事が可能であり相手エースの除去にも役立ちます。
除去としても強いし墓地メタとしても強い
除外効果を発動するには蘇生した相手と同じ種族が相手フィールドにいる、
つまりはある程度種族を統一したデッキを相手が使っている必要がありますが
対象に取らず、さらに墓地アドバンテージも奪い取れ、コストも必要ないという
フリーチェーンで発動できるモンスター除去としては最高峰の性能を持っています。
また仮に相手がバラバラな種族のデッキで上手く除外効果が発動できなかったとしても
フリーチェーンで相手の墓地利用を妨害したり
単純に相手のモンスターを蘇生したリンク素材にしたりと最低限の活用が可能となっています。
蘇生効果は勿論、貪欲な壺なども妨害可能なので
墓地メタ用のカードとしても普通に活用していけます。
総じて「ハマれば強力、ハマってなくても十分有用」と非常にハイスペックなカードと言えます。
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