今回紹介するのはRISE OF THE DUELIST(ライズ・オブ・ザ・デュエリスト)よりこのカードです。
目次
カード説明
通常魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:デッキから「激流葬」1枚を手札に加える。
②:自分フィールドの水属性モンスターが効果で破壊される場合、
代わりに墓地のこのカードを除外できる。
水属性用のサポートとなる通常魔法です。
カード名からして海竜神の怒りを意識した感じですね。
海竜神が雄たけびをあげ嵐と共に竜巻がいくつも渦巻いています。
まさに激昂と呼ぶにふさわしい荒れ具合と言えるでしょう。
激流葬をピンポイントでサーチ!
①:デッキから「激流葬」1枚を手札に加える。
①の効果は1ターンに1度、デッキから激流葬を手札に加えるサーチ効果です。
まさかの激流葬ピンポイントサーチです。
当然ながら激流葬がデッキにないと発動できないので
先に激流葬を引いてしまう可能性を危惧するならば2枚は激流葬を採用したい所です。
②:自分フィールドの水属性モンスターが効果で破壊される場合、
代わりに墓地のこのカードを除外できる。
②の効果は1ターンに1度、自分の場の水属性が効果破壊される場合に
墓地のこのカードを除外する事で破壊の身代わりにするというものです。
激流葬の発動時にこのカードを使う事で自分のモンスターは生き残らせる事が可能であり
相手モンスターだけを破壊する原作の激流葬の再現を可能にした効果となっています。
もちろん激流葬以外でも破壊の身代わりにする事が可能であり
単純に墓地にあるだけでも水属性の場持ちを飛躍的に高めてくれます。
この効果だけでも優秀なので愚かな副葬などで直接墓地に送ってしまうのも1つの手でしょう。
相手に激流葬握ってる事がバレるわけですが・・・
破壊耐性が増えてきている昨今ですがかといって展開用のモンスターに破壊耐性があるものは珍しく
エースを出される前にその出鼻をくじく事の可能な激流葬はなんだかんだいって優秀なカードです。
個人的には自分ターンにしか使えないサンダー・ボルトよりも評価は高いです。
そんな激流葬をサーチしつつ水属性に耐性を付与する事の出来るこのカードは
激流葬そのものの使い勝手も向上してくれるでしょう。
激流葬自体は非常に汎用性の高いカードなので
フルモン軸でもない限りは様々な水属性デッキに投入できるポテンシャルがあるでしょう。
問題があるとすればこのカードを発動すると
相手にこちらが激流葬を握っている事がバレバレになってしまう点です。
その為奇襲的に激流葬を発動する事が難しく
サーチした時点で相手としてもこちらの伏せカードを警戒し
展開の前に除去を狙ってくるというケースも多いでしょう。
そこを逆手に取ってアーティファクト・モラルタのような
地雷カードを伏せるといったプレイングで心理戦を仕掛けていきたい所です。
そういう意味ではプレイヤーの駆け引き能力が問われるカードと言えるでしょう。
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